「ばあちゃん喫茶」を運営する「うきはの宝株式会社」について
「ばあちゃん喫茶」を運営する「うきはの宝株式会社」は、2019年10月に設立された、超高齢化の進む日本でおばあちゃんたちが働くことで「生きがい」と「収入」を得ることができる、75歳以上のおばあちゃんたちが働く会社です。
ばあちゃんたちの働く仕事と働く場創りを提供しており、ばあちゃんたちが経済活動をしながら健康寿命を伸ばし、高齢者が楽しく適度に働くことで医療費や社会保障費の削減になるような取り組みを目指し、この活動を全国に広めておられます。
事業内容としては、「ばあちゃんの昔ながらの味の手作りの食品製造販売」、2024年11月より自社メディアの月刊紙「ばあちゃん新聞」を毎月5,000部発行、認知症や介護を受けていても役割があれば働ける、地域のじいちゃんばあちゃんが「人生を語る」一日店長方式でじいちゃんばあちゃんが日替わりで働く喫茶店の「ばあちゃん喫茶」の経営、子供たちや学生たちが社会に出る前に学校に学ぶのと同じく、逆にばあちゃんたちを社会に戻す、地域や社会との接点を戻していく活動イベント「ばあちゃんの学校」、全国のうきはの宝のばあちゃんネットワークが、企業の高齢者向け商品を審査、17箇条の指針を元に高齢者のことを考えて作られたサービスやプロダクトなのかを審査、認証する機関「ばあちゃんデザイン賞」など多岐に渡ります。
また、食品製造販売では、ばあちゃんたちの得意と特性を活かして「食」と「料理」で商品・サービス化して通販で販売し、これまで「万能調味料」「密な干し芋」などのヒット商品も産み出しているんです。
画像出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000148865.html
さらに、2024年にはうきはの宝の取り組みがグッドデザイン賞BEST100にも選ばれています。
■フクリパでも代表の大熊充さんへのインタビュー記事や、ばあちゃん新聞についての記事も掲載していますので、こちらも合わせてチェックしてくださいね。
「ばあちゃん食堂」を運営するうきはの宝代表・大熊充さんに聞く!高齢者と地域でビジネスを成功させるコツと秘訣
https://fukuoka-leapup.jp/biz/202111.372
75歳以上のばあちゃんが働く会社「うきはの宝」が、ばあちゃんたちの知恵とパワーがつまった “ばあちゃん新聞”を2023年11月に創刊!
https://fukuoka-leapup.jp/tour/202309.13966
ばあちゃん喫茶について
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そんな「うきはの宝株式会社」が手掛ける「ばあちゃん喫茶」は、週替わり店長&週替わりランチが特徴の地域のばあちゃんたちの手料理が楽しめるお店。
「週替わりランチ(税込950円)」などの手作りメニューを提供し、ばあちゃん喫茶で働く地域のばあちゃんたちを通じて先人たちの知恵や知見、経験や人生をお客さんの子供、孫世代に伝えていくことを目指しています。
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ばあちゃん喫茶店長の高久保瑞子さん(85歳)。自慢の手料理で週替わりランチを振る舞っています。
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ばあちゃん店長自慢のがめ煮などの煮物たち。
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ある日の週替わりランチ。サバの味噌煮、肉じゃが、味噌汁、白飯、小鉢のサラダといった構成です。
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ばあちゃん店長の手料理は全世代に人気とのこと!
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こちらはチラシ寿司ランチ。季節の旬な素材、料理で毎週、週替わりでランチメニューを組み立てています。
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利用者からは「一品一品が身体に沁みます」という声もいただいているそうですよ。
ばあちゃん喫茶の特徴
ばあちゃん喫茶の特徴として、以下の4つのポイントが挙げられています。
■地域でじいちゃんばあちゃんたちが活躍する場!
地域のじいちゃんばあちゃんたちが近くの地域内のばあちゃん喫茶で働き活動する、活躍する。
じいちゃんばあちゃんたち高齢者の可能性を示したい。
教育と教養が大事。
きょういくとは、今日行く場があること。
きょうようとは、今日の用事があること。
■今までに無かった新たな接点の場を創る!
若者もファミリーも子供から高齢者までビジネスマンも企業もお客さんとして集う場。
ばあちゃん喫茶で働く地域のじいちゃんばあちゃんを通じて先人たちの知恵や知見、経験や人生をお客さんの子供、孫世代に伝えていきたい。高齢者と多世代との架け橋に。
■介護を受けていても認知症になっても役割がある場!
高齢だから、介護を受けているから、認知症だから、だからといって何もやれない訳じゃない。役割を創ること。相手を喜ばせること、お客さんを喜ばせることが出来ればビジネスになる。
■空き家の利活用!
空き家問題の課題解決の一つとしてのばあちゃん喫茶。地域に眠っている空家やスペースを有効活用していく。
「ばあちゃん喫茶」は今後も続々オープン!
「ばあちゃん喫茶」は今回オープンした春日ぶどうの庭店を皮切りに、福岡県内で続々とオープンします。
4月10日には「福岡市城南区梅林店」がオープン予定。(住所:福岡市城南区梅林3丁目28−6)
さらに、5月頃には介護事業所 なごみの家と連携した 「福岡市早良区URしかた団地店」がオープン予定です。(住所:福岡市早良区四箇田団地4棟106号 コミュニティースペース しかたの茶の間)
画像出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000148865.html
URしかた団地店では、介護事業所「なごみの家」と連携し、介護を受けていたり認知症のばあちゃんたちも働くそうです。
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お客様を喜ばせようと張り切って料理を作るばあちゃんたち。素敵すぎる取り組みですよね!
今回オープンした「ばあちゃん喫茶」を通じて、75歳以上のばあちゃんたちが、高齢者の可能性を世の中に示していくことに期待します!
ばあちゃん喫茶 春日ぶどうの庭店
■住所:福岡県春日市須玖北5-155
■TEL:092-589-3388
■営業日:土曜日
■営業時間:11:30~15:00
■うきはの宝株式会社
■公式サイト: https://ukihanotakara.com/
■オンラインショップ:https://baachanmeshi.com/
■ばあちゃん新聞Web版:https://baachanshinbun.com/
参考サイト
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000148865.html
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