子育て世代急増中！福岡市東区「千早校区」をデータで読む

福岡市は人口増加傾向にある街です。引っ越しで住まいの場所を探している方も多いはず。あなたの住みたい街、住んでいる街はどんなところなのか、データをもとに福岡市の街の魅力や特徴を掘っていきます。

 

今回ご紹介する千早校区は、西鉄電車とJRの千早駅から西側のエリア。天神・博多へのアクセスの良さに加え、15歳未満の子どもの人口割合が多いエリアです。

 

データをもとに編集部が住んでいる人の声などを集約してみたところ、この20年でかなりマンションが増えた印象が強いようです。西鉄電車とJRの駅が隣接しているため、かなり移動しやすい環境。また、集合住宅が福岡市の平均値よりもかなり多く、子育て世代に人気のエリアであることがわかりました。

 

町名でいくと、香椎団地、千早3丁目の一部、千早4丁目、5丁目、6丁目がアドレスです。

 

 

それではさっそく掘っていきましょう！

 

 

  

行政機関、文化施設に囲まれた人口増加エリア「千早校区」

校区の概要

千早校区は、福岡市の主要幹線道路である国道3号の両側に跨る校区です。

校区の東端には、連続立体交差事業によって高架化されたJR鹿児島本線、西鉄貝塚線の鉄軌道が走り、校区内には平成15年に開業したJR千早駅、西鉄千早駅、香椎宮前駅が立地しており、鉄道の利便性が高い校区です。

 

また、福岡運輸支局、香椎税務署、ハローワーク福岡東のほか、周辺を含めて行政機関等が集中していることも地域の特徴となっています。

 

国道3号線の西側では、香椎団地が建て替えられ、良好な集合住宅地が整備されています。

また、東側では、香椎副都心土地区画整理事業（平成24年度事業終了）によって道路などの都市基盤が整備され、中高層住宅や商業施設などの立地が進み、平成29年の校区内の人口は、平成17年に比べ倍に増えています。

 

平成28年6月には、千早駅前に市の複合施設「なみきスクエア」（東市民センター、東図書館、千早音楽・演劇練習場、千早証明サービスコーナーなど）が開館、東区の文化拠点施設としての機能を担っています。

 

千早校区の位置

 

 

 

人口・世帯数

人口・世帯数：人口爆増エリア

人口、世帯数ともにこの20年で倍以上に増加しています。

 

 

東区の増加率122％と比較すると、千早校区の増加率は228％とかなり高めであると言えます。

 

 

人口構成：福岡市平均より現役世代多めの人口構成

人口構成は、福岡市の平均よりもかなり15歳未満が多めの構成です。

お子さんの数が増えているのは、少子化傾向にある中でかなり特徴的ですね。

 

 

 

 

博多まで約10分！天神まで約20分！千早校区の交通アクセス

JRで博多まで約10分、天神も西鉄電車と地下鉄で約20分という好立地

千早校区はJRと西鉄電車の駅があり、博多にも天神にもアクセスしやすい立地にあります。

JRで博多まで約10分、天神へも西鉄電車と地下鉄を乗り継いで約20分という好立地にあります。

ちなみに西鉄電車と地下鉄は、貝塚駅で接続されているので、乗り換えといっても改札から改札まで数秒。雨にも濡れません。

 

自転車や徒歩と電車で中心地まで気軽に行ける距離感

自転車だと天神にも博多にも、約9kmなので、40分程度です。

 

ファミリーで広めの物件に住みたいということで、このエリアに住み、お父さんが自転車で通勤している、というご家庭も多数あります。アップダウンがあまりない地形なので、雨でなければ、自転車通勤／通学も比較的楽な地域です。

 

また、西鉄バスも複数本通っていますので、普段は自転車だけど今日は雨だからバスで、といったニーズも十分叶います。

 

 

 

持ち家・集合住宅率が圧倒的に高い千早校区の住宅事情

持ち家比率は福岡市平均よりも高い傾向。

公営住宅が多いのも特徴です。

 

 

建て方では、福岡市の平均を圧倒的に上回り、97％がマンション等の共同住宅となっています。一戸建ての数は福岡市平均の10分の1以下となっています。

 

 

ほぼほぼ共同住宅が占めているエリアとなりますので、駅近ということもあり、人口増加に伴いマンションも増えている印象です。

 

 

 

周辺の一人暮らし向け／ファミリー向け賃貸や分譲の家賃相場はどのくらい？

周辺の賃貸マンション家賃相場：一人暮らし向け賃貸マンションの家賃相場は6.44万円

一人暮らし向けの専有面積25㎡、築年10年、15階建ての賃貸マンションの5階の相場です。

 

千早小学校を中心に、半径1km内に上記条件の物件10件の平均値です。

平均賃料は6.44万円。福岡市東区の同条件の家賃平均も6万円台ですので、駅近という条件を鑑みると、非常に人気エリアなのもうなずけます。

 

周辺の分譲マンション相場：一人暮らし向け分譲マンションの相場は720万円

専有面積25㎡、築年10年、15階建ての5階の売マンションの相場です。

 

三桁代の物件が複数あるのが印象的です。想定予算内で、希望の物件と出合える確率が高いと言えます。

 

周辺の賃貸マンション家賃相場：ファミリー向け賃貸マンションの家賃相場は13.91万円

専有面積90㎡、築年10年、15階建ての5階の賃貸マンションの相場です。

 

周辺の分譲マンション相場：ファミリー向け分譲マンションの相場は4,136万円

専有面積90㎡、築年10年、15階建ての5階の売マンションの相場です。

 

分譲マンションの福岡市平均との比較

千早校区は集合住宅が97％を占めており、単身向けもファミリー向けも、同じ東区内でも比率は高め。単身向けもファミリー向けも東区の相場クラスですので、駅近の条件を鑑みると、福岡市相場よりかなりコスパが良いので、結果的に人気が高まっています。

 

 出典：アットホーム

 

 

 

生活情報：モールから公園まで、ショッピングも緑も楽しめる

グルメ・カフェ・ショッピング

＞＞うきはの人気店が福岡市内にオープン。『miel(ミエル)千早店』の新鮮なフルーツタルトはいかが？

 

＞＞エアロプレス式のコーヒーと見た目も楽しいクロッフルがベストマッチの「#FU_CAFE（フゥカフェ）」【福岡市東区千早】

 

スーパー・コンビニ

千早小学校から半径1km内にスーパーが2つ（ハローデイハローパーク千早店／マックスバリュエクスプレス千早駅前店）、コンビ二が2つ（セブンイレブン福岡千早４丁目店、ファミリーマート千早５丁目店）あり、また2021年に再開発で誕生した「ガーデンズ千早」や「ちはや公園」もあるなど、お買い物に便利な専門店が増えています。

 

公園

千早校区には、公園が5軒あります。環境の要所要所に緑を感じる場所があるうえ海も近いので、自然の風を受けてのびのびとした子育てができそうです。

 

 

 

＊　＊　＊

 

いかがでしたか？博多にも天神にもアクセス抜群で、賃貸の集合住宅が多いエリアが「千早校区」でした。子育てを中心としつつも、仕事の環境も妥協したくない若いファミリー層には特におすすめの地域です。

 

※本記事内でご紹介する数字は公開時のものです。（福岡市の校区データ集は令和2年3月のものです）

 

参考：福岡市の校区データ集

https://www.city.fukuoka.lg.jp/shimin/community/life/blog_2.html

 

 

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