一人暮らしコストは東京と福岡でどれくらい違う?東京と福岡の暮らしのコストを比べてみた。

九州をはじめとした西日本一円から進学のためにやってくる学生たち、そして福岡支店・福岡支社などに転勤でやってくるサラリーマンの皆さんなどなど、福岡は昔から一人暮らし世帯が多い街として知られてきました。そこでこの記事では、実際に福岡での一人暮らしにどれくらいの費用がかかるのか、リサーチしてみました!

比較してみた!東京vs福岡、人気エリアの家賃相場

一人暮らしの費用を考えるときに、まず気になるのは家賃。
では、福岡の家賃相場はいったいどのくらいなのか、東京との比較で見てみましょう!
ここでは、駅ごとの家賃相場を確認してみます。

福岡市で一人暮らしをするときに考えるエリアは、まずは繁華街・天神。
バス・地下鉄・西鉄と主要交通機関が集まり、移動手段にも事欠きません。
次いで、文教地区として知られ、近年は高級マンションも多い西新でしょうか。
もちろん、新幹線、電車の玄関口であり、空港も近い博多も候補になります。

対して東京です。
福岡との比較を考え、東京の副都心・新宿、若者の街・渋谷、明治大学・日本大学など多くの大学の最寄り駅である御茶ノ水と、JR線の3駅をピックアップしてみました。



出典:SUUMO関東版・SUUMO九州沖縄版

グラフにしてみると、差の大きさがハッキリわかります。
ちなみに平均を取ると、東京8.8万円に対して福岡は5.3万円
バラつきの激しい東京に対して、福岡はそこまで大きな差がないところも特徴的です。

現在福岡にお住まいの方なら「こんなもんやろうねー、東京は高いねー」とお思いでしょう。
一方で東京にお住まいの方からは、「本当に5万円台で、都心部のワンルーム借りられるの?」と驚かれるかもしれません。

福岡にお住まいの方、残念ながら東京はまだまだ高いです。
実は新宿は、山手線沿線ではそこそこお手頃価格なエリア。恵比寿(11.2万円)、目黒(10.2万円)、代々木(10万円)など、まだまだ高額なエリアがあります。
さらに山手線の内側となると、赤坂見附(13.4万円)、六本木(11.7万円)などさらに高いエリアも。

東京にお住まいの方、福岡は本当にこの家賃で都心部に住めるんです。
その最大の要因は、福岡が都市機能がギュッと集まった「コンパクトシティ」であること。
たとえば、福岡市民の通勤・通学手段は、東京とは比較にならないほど自転車とバスが多いんです。
福岡には、JRや地下鉄、私鉄を何回も乗り継ぐ東京の通勤・通学とは、まったく違う風景があるのです。



出典:令和2年国勢調査

自転車とバスを合計すると、東京23%に対して福岡は33%。
その差は実に10%
鉄道・電車の存在感が大きく異なるなど、面白い対比になりましたね。
自転車とバスの活用法については後ほど詳しく取り上げますので、お楽しみに!

一人暮らしの平均費用と内訳。お金がかかるのはどこだ

さて、家賃以外でもお金というのはかかるもの。
実際どれだけのお金が必要なのか、東京から福岡市博多区に引っ越してくるとして、初期費用と月々のランニングコストにわけて考えてみます。
仮に、先ほど例に挙げた、中央区のワンルームマンションの平均家賃5万円を元に計算してみましょう。

意外とかかる初期費用、ざっくり35万円

まず、住居まわりの費用です。
退去時の修繕・クリーニング費用などに充てられる「敷金」、大家さんへの謝礼となる「礼金」は、それぞれ1か月分で計算しておきましょう。
敷金・礼金は最近はもっと少額という物件も多いのですが、ここは念のため。

そして「仲介手数料」。
これは物件の賃貸契約手続きを行ってくれた不動産業者へ支払うお金で、不動産屋さんはこれで売上をあげます。

これも1か月分ですね。次は「住宅火災保険料」。
火事になった場合や、借りた部屋で水漏れが起きてしまった場合の損害を補填してくれる保険です。
2年間で1万5,000円みておきましょう。

最後に「清掃・クリーニング代」。入居時、もしくは退去時にお部屋やエアコン、キッチンなどの清掃を行うための費用です。
金額はさまざまですが、家賃の1か月分を払う例が多いようです。

ここまでを合計すると、家賃4か月分:20万円+1万5,000円=21万5,000円となりました。

つづいて、引っ越しにかかる費用です。
引っ越し料金は荷物の量と引っ越しの時期によって大きく変わります。
とくに、3月・4月の新入学・新就職シーズンは非常に割高。
できればこの時期は避けたいものですが、自分では選べないことも多いですね。
繁忙期なら15万円、繁忙期以外では10万円が相場のようです。

荷物の量が少なく、運送会社が提供している単身パックを利用できれば5万円まで抑えることも可能です。
試算では、引っ越し料金は10万円としておきましょう。

初期費用は、31万5,000円となりました。
さらにここに、新たに購入する家具や生活用品の費用も考えると、35万円というところでしょうか。

月々のランニングコスト

次は月々の費用、ランニングコストです。
再び、福岡市と東京・新宿区を比較してみましょう。
東京・新宿区と福岡市、トータルでみるとざっと5万円ほど東京が高くなっていることがわかります。
食費、水道光熱費にはかなりの差がありますね。
住居費については、社宅や寮などの場合もあるため、家賃相場の比較と比べるとこのデータでは東京も福岡もどちらも低い金額となっているようです。
これで、おおよその費用感はつかんでいただけたでしょうか。

LIFULL HOME’S 住まいインデックス 及び 福岡県労連 2018年最低生計費試算調査 をもとに制作
https://lifullhomes-index.jp/info/money-data/household/tokyo-pref/shinjuku-city/
https://fuk-kenroren.org/2022/02/21/%e3%80%90%e8%b3%83%e9%87%91%e3%80%91%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e7%a6%8d%e3%81%a0%e3%81%8b%e3%82%89%e3%81%93%e3%81%9d%e6%9c%80%e4%bd%8e%e8%b3%83%e9%87%911500%e5%86%86%e3%81%ab/

福岡での一人暮らし、節約のポイントはバス&自転車!

さて、記事の冒頭でもちょっとご紹介しましたが、福岡は日本を代表する「コンパクトシティ」として知られています。
福岡空港、博多駅・天神、博多港が5㎞圏内におさまるアクセスの良さ、そして都市機能がT字(箱崎~百道の海沿いのラインと、天神~七隈の南北に走るライン)に集約された効率の良さがその魅力。
住む場所、働く場所、遊ぶ場所のほとんどを、このT字エリアでまかなうことができます。

都市の規模では東京には及びませんが、福岡が持つ「コンパクトゆえの便利さ」という特性は東京にはないもの。
移動回数・移動距離が少なくて済むということは、それだけ移動に金銭的コストがかからない、ということでもあるのです。

さらに、福岡ならではのバス&自転車の魅力についてもみていきましょう!

保有台数日本一を誇る「西鉄バス」

まずはバスです。
福岡市街地を縦横に走る西鉄バスは保有台数約2800台と日本一。
福岡地区だけでも1710台と、東京都営バスの1480台を大きく上回ります。
年間の輸送人員は1億9235万人、年間走行距離は1億1187万㎞と膨大な数字に上っています。

出典:https://www.nishitetsu-media.com/data/bus/

路線も網の目のように市街地をカバーし、バスを使って行けない場所は存在しないのでは……?と思ってしまうほど。
東京で山手線や地下鉄の時刻表を調べて乗る人がいないのと同じく、福岡市街地でバスの時間を調べる人はいない、といえるでしょう。
都市高速にも乗り込む西鉄路線バスの姿は、福岡の名物のひとつになっています。
また、市街中心部は150円均一料金なので、コスト面でもお得です。

移動手段は電車よりもバス!福岡の交通あるある3選

ライド数1,000万を超える「チャリチャリ」

そして、自転車です。
最近東京でもクロスバイクやロードバイクを駆って自転車通勤するサラリーマンの姿を見かけますが、福岡の自転車はもっとカジュアル。
そう、シェアサイクルサービス「チャリチャリ(https://charichari.bike/)」です。
利用開始から返却・利用終了までスマホ上ですべてが完結するお手軽さと、市街中心部をくまなくカバーしたポート数、そして1分6円からというリーズナブルな料金で、高い利便性を実現しています。

なんと、2022年7月には1,000万ライドを突破。
これは、国内の政令指定都市で展開しているシェアサイクルサービスの中で最も早い達成であり、福岡市内の広域において「ちょっとそこまで」の日常的な移動手段として定着していることが伺えます。



出典:福岡エリアでのライド数 1000 万回を突破しました!!https://charichari.bike/blog/fuk-10-million-rides-20220808

通勤に使うとして、片道10分=1日120円とすると、1か月で2,400円。
これは、西鉄バスの最安運賃区間の定期券(8,550円)よりもはるかに安いお値段です。
それに、バスがいくら便利だといっても、小回りならば自転車にはかないませんよね。

また最近は、チャリチャリのポートを備え付けた賃貸マンションも登場。
どうしても自転車にこだわりたい!というサイクリストの方以外は、チャリチャリの普段使いをぜひ検討してみてください!

まとめ

家賃を比較すると福岡より東京のほうが高いのは当然ですが、東京のなかでも比較的リーズナブルなエリアと比べてもかなり差がありましたね。

一人暮らしの費用、あらためてまとめてみました。
月々出ていくお金もこうやって積み重ねてみると興味深かったのではないでしょうか。

そしてバスと自転車。
福岡が、コンパクトにまとまった「ちょうどいいサイズの街」だからこそ、短距離を効率よく移動できる移動手段が大活躍しているのです。

福岡での一人暮らしが、楽しく充実したものになることを願っています!

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フクリパ編集部
フクリパ・デスク(中の人)です。飛躍する街・福岡の 過去を知り、現在を理解し、未来を想像する、様々な情報をいち早くお届けします。「こんな記事が読みたい!」というリクエストは、各種SNSのメッセージにて承ります!

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