【画像】フクリパ短信

【経済・ビジネス短信@フクリパ】

新福岡武道館が福岡市民体育館隣に建設中、完成は2025年11月予定【福岡市博多区】

現在、福岡県庁近くにある福岡市民体育館の隣地において、新しい福岡武道館の建設が進んでいます。〝武道の精神と福岡の文化を融和した新しいランドマーク〟としても期待される新武道館の概要を紹介していきます。

武道の精神と福岡の文化を融和した新ランドマークが誕生

【画像】フクリパ短信

画像提供:福岡県警察

 

武道振興・スポーツ振興の拠点が誕生する━━。
福岡市の中心部である天神四つ角から東北東の方向へ約2キロ、福岡県庁に程近い福岡市民体育館西側の国有地において現在、新しい福岡武道館の建設が進んでいる。
大濠公園南側にある現行の福岡武道館は、隣接する大濠公園の一部と共に新福岡県立美術館の建設が予定されている。
このため、2023年10月に新たな武道館の建設に着工し、2025年11月の完成後に移転する計画だ。

 

 

新武道館のデザインコンセプトは、「武道の精神と福岡の文化の融和による武道振興の新たな拠点の創出」だ。
具体的には、格式高く重厚感のある「和」のデザインとして、博多織をモチーフとした列柱や外壁などを通じて、武道館としての風格と福岡らしさを演出する。
そして、〝伝統的な武道の精神〟を表現していくという。

 

 

新武道館の武道場(柔・剣道場)では、現行施設よりも競技面やその間隔を拡大させていく。
また、相撲場では、練習用土俵も2面設置する。さらにバスケットボールやバドミントン、バレーボールなどの多様なスポーツに活用できるサブアリーナを新設していく予定だ。
福岡市民体育館西側の6,420.84平方メートルの敷地に建つ、地上4階・地下1階建の新武道館の延床面積は、13,608.92平方メートルだ。

 

 

建物の地下1階に駐車場を設け、地下1階と1階の吹き抜けにサブアリーナを新設する。
そして、1階に相撲場と練習用土俵を設ける。
2階と3階の吹き抜けに柔道場・剣道場として使える武道場を設置する。
そして、4階は弓道場を設ける計画だ。
新武道館を管轄する福岡県警察も警察術科訓練などに活用していく。
新武道館の総事業費は、約120億円。

 

 

省エネと環境に配慮した〝人と自然にやさしい武道館〟を目指す

【画像】フクリパ短信

画像提供:福岡県警察

 

「省エネ化や周辺環境に配慮した設計で、人と自然にやさしい武道館」とする新福岡武道館では、環境にやさしい ZEB (省エネルギー化 40%以上)などにより、福岡県民に愛される福岡の新たなランドマーク施設を目指すとする。
太陽光発電設備の設置をはじめ、施設の省エネルギー化(ZEB)、施設のバリアフリー化、車いす用観覧席および同駐車場も設置していく。

 

 

一方、建物内のエントランスや武道場(柔道場・剣道場)の観覧席などに福岡県産の木材を活用する。
また、隣接する福岡市民体育館との相互利用や駐車場の共用などの一体的な運営で利用価値を高め、福岡県のスポーツ振興拠点にしていく考えだ。

 

 

福岡武道館を所管する福岡県警察では、指定管理者制度を適用して新武道館を管理・運営していく。現在、2024924日の受付締切で事業者を公募している。
今後の指定管理者に関する選考スケジュールは、下記の通りとなっている。

 

2024年09月24日 申請書類受付締切
※申請者は2024820日の現地説明会に参加した者を対象とする
2024年09月下旬 書類審査、ヒアリング
2024年10月下旬 指定管理者選定委員会
2024年11月上旬 指定管理者の候補者内定
2024年12月下旬 指定議決
2025年01月下旬 指定管理者の指定の告示
2025年03月下旬 公安委員会と指定管理者との間で協定締結
2025年12月 指定管理者による管理開始
なお、2025年度~2029年度の5カ年に公安委員会が指定管理者に支払う管理委託料の上限は、43,9238,000円。

 

物件概要 

所 在 地/ 福岡市博多区東公園107番25
    / 武道場(柔道場・剣道場)、相撲場、弓道場など
事業主体/ 福岡県警察
    / 地上4階・地下1階建
敷地面積/ 6,420.84㎡
延床面積/ 13,608.92㎡
    / 202310
    / 202511(予定)
    / 施設の管理・運営は指定管理制度を適用

 

 

 

 参照サイト 

福岡県警察本部『新福岡武道館のデザインが決定!~武道の精神と福岡の文化が融和した、新たなランドマーク~』
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/uploaded/attachment/185132.pdf

 

福岡県警察『福岡武道館の指定管理者を募集します』
https://www.police.pref.fukuoka.jp/keimu/kyoyo/pubcome/budoukan_siteikanrisha_boshu.html

 

福岡武道館の指定管理者の募集に関する要領
https://www.police.pref.fukuoka.jp/data/open/cnt/3/18736/1/shiteikanrishaboshuuyouryoukanrishaboshuuyouryou.pdf?20240712105945

 

福岡県『福岡武道館建設プロジェクト – FUKUOKA SPORTS
 https://fukuokasports.org/crowdfunding/projects/view/36

マンガでわかる不動産投資

年金だけじゃ不十分となってきた老後の資産形成を学ぶならまずはマンガで!1から学べるマンガ資料をプレゼント!

Sponsored

不動産投資の魅力

資産形成の新たな選択肢に加えたい、20代から始める不動産投資の魅力とは。

Sponsored

★福岡の観光・グルメ・ビジネスなど、最新記事の更新情報はこちらから

記事更新情報は、下記のフクリパ公式アカウントからも配信しています。
ぜひご登録ください。

「X(旧Twitter)」で受け取りたい方はコチラ

「LINE」で受け取りたい方はコチラ

LINE登録用

 

「メール」で受け取りたい方はコチラ

天神ビッグバン マップ

 

 

【PR】2040年まで人口増が予測される成長都市「福岡」!投資するならマンションがおすすめ。

次々と新たな商業施設、オフィスビルがオープンしている昨今。
福岡都心部の再開発プロジェクトである天神ビッグバン、博多コネクティッドによる変化も大きく、開発が終了して完成する物件も増えてきて、福岡市内中心部の景色は変わり始めています。

 

さらに、人口増加率では東京23区を超え、2040年までの人口増が予測され、日本全体が人口減少となる中でも引き続き成長を続ける都市「福岡」。

その福岡における最新の投資用マンション情報や将来への対策として必要な投資の中でも特にサラリーマンの方におすすめの「不動産投資」が学べるマンガなどの特典を無料プレゼントしています。

 

資料請求バナー

 

資料送付はえんホールディングスグループの一員である株式会社えんより行われます。
えんホールディングスグループはWEBメディア「フクリパ」の運営母体です。

 

▼以下に入力して「不動産投資」が学べるマンガと福岡における最新の投資用マンション情報をもらおう▼

関連タグ:
#都市開発
この記事をシェア
LINE
編集者兼ライター
近藤 益弘
1966年、八女市生まれ。福大卒。地域経済誌『ふくおか経済』を経て、ビジネス情報誌『フォー・ネット』編集・発行のフォーネット社設立に参画。その後、ビジネス誌『東経ビジネス』、パブリック・アクセス誌『フォーラム福岡』の編集・制作に携わる。現在、『ふくおか人物図鑑』サイトを開設・運営する。

フクリパデザイン1

フクリパデザイン2

フクリパデザイン3

フクリパデザイン4

TOP