【経済・ビジネス短信@フクリパ】 

今春開業の九大新町『いとLab+』に〝屋根なしBBQ〟など9店舗の飲食棟が登場【福岡市西区】

2023年4月予定の〝まちびらき〟に向けて施設整備が進む『九大新町研究開発次世代拠点』は、次世代を担っていく新たな研究開発拠点です。このほど、施設名称が『いと Lab+』に決定したとの発表がありました。九州大学の『伊都』キャンパス近くに研究施設『Lab』、さらに商業施設や住居施設も『プラス』した〝新たなまち〟が誕生します。

東京のプロデュース会社が『いと Lab+』飲食棟を担当

画像提供:G-FACTORY

学生や研究者などが、新たな知を創造し、発信する研究開発拠点━━。
九大新町研究開発次世代拠点『いとLab+』では、2023年4月のまちびらきによる開業に向けて施設整備が進んでいる。
いとLab+は、研究開発をはじめ蔦屋書店棟、飲食棟、物販棟、生鮮棟、住居棟からなる複合施設だ。
このうち飲食棟『ITO GRAND』では、屋根の無い開放的な屋上空間であるルーフトップにおいてバーベキューができる『ITO SKY』をはじめ、9店舗がオープンする予定だ。

飲食棟を担当する、飲食店などへの経営サポートや飲食店運営を手掛けるG-FACTORY株式会社(東京都新宿区 片平雅之社長)では、次のようにコメントする。
「飲食棟ITO GRANDのプロデュースという形で同プロジェクトに参画しており、日々の研究開発を『食』の面から支えてまいります。
ITO GRANDは、計9つのジャンルの飲食業態が並ぶフードコートになります。
当社ではルーフトップの『ITO SKY』を含め、7業態を運営します」

飲食棟ITO GRANDの入居店舗は、次の通り。
・RODEO&cafe(イタリアン)
・米ル〜土鍋ごはんとお万菜〜
・VIT-asian food-(タイ料理)
・STELLA-OYSTER & SEAFOOD-(オイスター)
・WIN-walk in cellar-(ワインバー)
・MIX-JUICE CAFE-(ジュース)
・ITO SKY(BBQとバーカウンター)
・Modern Korean Dining -SOLFA-(韓国料理)
・bowl 糸島野菜&クラフトビール(野菜とクラフトビール)。

いとLab+は研究開発棟、飲食棟、商業錬、住居棟などで構成

画像提供:G-FACTORY

新産業・新事業が次々に生まれる研究開発拠点の形成を目指す九大新町研究開発次世代拠点『いとLab+』の敷地面積は、3.1ヘクタールだ。
いとLab+では、レンタルラボやレンタルオフィスが入居する研究開発棟をメインとする。

そして、日々の研究開発活動の支援を目的として物販店舗『九大伊都 蔦屋書店」や飲食棟ITO GRAND、さらに賃貸マンションなどで構成された〝まち〟のような複合施設である点が特色の一つとなっている。

大和ハウス工業株式会社(大阪市、芳井敬一社長)と西部ガスグループの西部ガス都市開発株式会社(福岡市、佐藤操社長)を事業主体とする九大新町研究開発次世代拠点形成事業『いとLab+』は2022年3月に着工した。
現在、2023年4月のグランドオープンに向けて施設整備を進めている。

「知と感性と創造を育む『結び目』となる拠点」をコンセプトに掲げる九大新町研究開発次世代拠点『いとLab+』は、研究開発棟を核にして、飲食棟や商業棟、住居棟を整備していくことで研究開発機能と交流機能を融合した〝新たなまち〟が誕生する。

【物件概要】

名称/九大新町研究開発次世代拠点
所在地/福岡市西区九大新町5番1他
敷地面積/3万1,225㎡
延床面積/2万8,300㎡
建物用途/研究開発・飲食・商業・住居
研究開発棟面積/9,178㎡
物販店舗棟面積/2,900㎡
店舗棟面積/1,382㎡
住居棟面積/1万4,837㎡
事業主体/大和ハウス工業株式会社、西部ガス都市開発株式会社
着工/ 2022年3月11日
開業/2023年春(予定)

【 参照サイト 】

福岡で進む産学連携プロジェクトに「飲食」で参画!この春OPENする九大新町研究開発次世代拠点の飲食棟「ITO GRAND」をプロデュース ~新しいスタートアップの創出・育成を「食」でサポート!~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000339.000023530.html
九大新町研究開発次世代拠点
https://www.city.fukuoka.lg.jp/keizai/sangakurenkei/business/motooka.html
福岡市経済観光文化局産学連携課「九州大学と連携した『研究開発次世代拠点』の形成に向けて建築工事に着手します!!」
https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/75321/1/220310_kenntikukoujityakkou.pdf?20220608140911
福岡市西区九大新町において「研究開発次世代拠点」を着工
https://www.daiwahouse.com/about/release/house/20220309193523.html
名称ロゴが決定しました!! (1,741kbyte)pdf (2023年1月20日)
https://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/75321/1/kyuudaishinnmati_rogo_20230120.pdf?20230216134613
「いとLab+」ホームページ(外部リンク)(2023年1月20日)
https://www.itolabplus.com/

 

入居率99%

入居率99.6%の物件だから安定収益。将来に必要となる投資。 入居率が高く、安定的に収益が期待できる人気不動産での資産形成を学んでみませんか?

Sponsored

20代の不動産投資の魅力

資産形成の新たな選択肢に加えたい、20代から始める不動産投資の魅力とは。

Sponsored

成長都市福岡1-F

関連タグ:
#ビジネス
この記事をシェア
facebook
twitter
LINE
編集者兼ライター
近藤 益弘
1966年、八女市生まれ。福大卒。地域経済誌『ふくおか経済』を経て、ビジネス情報誌『フォー・ネット』編集・発行のフォーネット社設立に参画。その後、ビジネス誌『東経ビジネス』、パブリック・アクセス誌『フォーラム福岡』の編集・制作に携わる。現在、『ふくおか人物図鑑』サイトを開設・運営する。

フクリパデザイン1

フクリパデザイン2

フクリパデザイン3

フクリパデザイン4

TOP