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国際物流事業の大規模施設『福岡ロジスティクスセンター』が福岡空港近くに誕生【福岡県福岡市】

西日本鉄道株式会社が2022年9月1日に開設した、国際物流事業の新物流拠点『福岡ロジスティクスセンター』についてご紹介します。

2022年9月に『福岡ロジスティクスセンター』開設

西日本鉄道株式会社は2022年9月1日、福岡空港近くの福岡市博多区東那珂に国際物流事業の新物流拠点となる『福岡ロジスティクスセンター』を開設した。


西鉄にとって地元・九州初となる大規模物流施設である福岡ロジスティクスセンター(画像提供:清水建設)

西鉄にとって地元・九州初となる大規模物流施設である福岡ロジスティクスセンターは、福岡空港をはじめ博多港にも近く、さらに福岡都市高速環状線へのアクセスも容易なため、陸海空の輸送サービスにおける拠点機能を担っていく。

現在、福岡地区にある複数の倉庫を集約することによる業務の効率化に加えて、温度調整管理機能を備えた冷蔵倉庫を活用した保冷保管・保冷輸送のコールドチェーンなどのサービスも充実させていく。
そして、アジアをはじめ海外での需要が見込まれる九州の農産物の輸出拡大に向けた取り組みにも対応した施設となっている。

従来の施設に比べて約4倍の総面積1万平方メートルとなる、地上4階建ての福岡ロジスティクスセンターは、鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との複合化構造によって大空間を確保している点も特徴の一つとして挙げられる。

西鉄国際物流事業本部では、「九州の産業発展に貢献すると共に、九州と海外を結ぶ架け橋としての役割を担うことで、海外ネットワーク拡充およびサービス品質の向上に取り組んでまいります」としている。
 
 

「福岡ロジスティクスセンター」概要

所 在 地    福岡市博多区東那珂二丁目 17 番 1
営業開始日     2022年9月1日
敷 地 面 積   5,575 ㎡
延 床 面 積   11,558 ㎡、 倉庫 9,793 ㎡、事務所 1,331 ㎡
建 物 構 造   RCSS 造(一部鉄骨造)地上 4 階建、各階天井高 5.5m、床荷重 1.5t/㎡
倉 庫 仕 様 
4 階 空調倉庫
3 階 冷蔵倉庫、空調倉庫
2 階 空調倉庫
1 階 常温倉庫(保税倉庫)
土地建物所有者  清水建設株式会社  ※同社からの一括賃借による

参照サイト

国際物流事業 物流新拠点 2022 年 9 月「福岡ロジスティクスセンター」を開設

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編集者兼ライター
近藤 益弘
1966年、八女市生まれ。福大卒。地域経済誌『ふくおか経済』を経て、ビジネス情報誌『フォー・ネット』編集・発行のフォーネット社設立に参画。その後、ビジネス誌『東経ビジネス』、パブリック・アクセス誌『フォーラム福岡』の編集・制作に携わる。現在、『ふくおか人物図鑑』サイトを開設・運営する。

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