
利便性と自然の豊かさを兼ね備えた中央区小笹(おざさ)エリアの“ちょうどいい暮らし”について語り合う座談会企画。前回の男性編に続き、今回は日常的な買い物事情やグルメ情報など、女性目線での“小笹暮らし”についてご紹介していきます。実際にこの街で暮らす3名の女性に、よく使うスーパーやお気に入りのスイーツ、休日の過ごし方まで、日々のリアルな暮らし心地について伺いました。
>>男性編はこちら:【中央区小笹“ちょうどいい暮らし”のリアル!男性編】バス1本で都心へ、帰ればホッとする日常が待っている
小笹に暮らし始めたきっかけ
今回お話を伺った3名は、2022年に小笹の分譲マンションを購入されて新たな生活をスタートされた、いわば小笹暮らしの“同級生”です。環境の魅力やお気に入りのスポットなど、この街に暮らしてみて感じたことを聞きました。

―自己紹介をお願いします。
Aさん:
では私から。1歳と6歳の子どもがいる、4人家族の母です。今は在宅ワークをしています。
Bさん:
私は夫との2人暮らしで、会社員をしています。趣味はゴルフと、愛犬とのお出かけですね。
Cさん:
私も夫との2人暮らしで、パート勤務をしています。好きなことはラーメン屋さん巡りと、Bさんと同じくゴルフです。
―小笹を選んだ決め手はなんですか?

Aさん:
(購入した)マンションにファミリー層が多く住んでいるところが安心だなと思いました。小笹から天神や博多までバスで20〜30分くらいで行けるのも便利ですし、近くに福岡市動植物園や公園など遊べる場所がたくさんあるのも、子連れには助かっています。
Bさん:
私も立地の良さに惹かれました。バスでどの方向にもアクセスできるのが便利ですよね。中央区なのに静かなところも気に入っています。
Cさん:
私も中央区という立地条件が大きかったかな。みなさんが言うように都心へのアクセスがよくて、住みやすいと感じています。
いつもの買い物や、とっておきのスイーツ探しにも便利!

―商業施設や銀行など、生活施設の利用についてどう感じていますか?
Aさん:
スーパーはサニーとマルキョウがあるし、個人商店のお肉屋さんやお魚屋さんもあるので便利ですね。病院の種類も多いので、何かあった時には近くで診てもらえるのは安心だなと思います。
Bさん:
スーパー、ドラッグストア、銀行など、生活に必要なものは徒歩圏内で揃います。ただ正直、コンビニは少なめだなとは感じますね。
Cさん:
2人が言うように暮らしに必要なことが近くで完結するので、全体的に便利だと思います。
―「このお店があるから小笹暮らしが豊かになる」と感じる個性的な店やカフェがあれば教えてください。
Aさん:
「Apartment coffee roaster」というカフェがあるのですが、オシャレなのに子連れでも入りやすくて、私の周りでもよく話題に上がっているんですよ。

Apartment coffee roasterについてはこちらをチェック
Bさん:
ココ!というお店ではないのですが、六本松エリアにはカフェがたくさんあるのでよく行っています。自転車で行ける距離なので、ちょっと息抜きに行くのにもちょうどいいんですよね。

Cさん:
私も「Apartment coffee roaster」はお気に入りです。それと、小笹にあるスコーン専門店の「SCONEHOLIC OZASA(スコーンホリックおざさ)」もおすすめですよ。

SCONEHOLIC OZASAについてはこちらをチェック
―地元だから知っている、小笹でおすすめしたい名物や手土産などがあれば教えてください。
Aさん:
「ポーポー軒」の“たこせん”ですね!美味しくてつい買っちゃいます。

ポーポー軒についてはこちらをチェック
Bさん:
私はCさんもおすすめしていた「SCONEHOLIC OZASA(スコーンホリックおざさ)」のスコーン。種類が豊富で選ぶのがすごく楽しいんです!
Cさん:
小笹ですと「Apartment coffee roaster」の焼き菓子や、「Hilo Hawaiian Donut」(ヒロハワイアンドーナツ)のマラサダ、「ミート稲田」のお惣菜あたりがおすすめです。小笹ではないのですが、お隣の平和にある「芋屋金次郎 福岡店」の芋けんぴも手土産に喜ばれますよ。

Hilo Hawaiian Donutのマラサダはこちらもチェック
みなさんの“推し”手土産をピックアップしてきました!

*1「芋屋金次郎 福岡店(平和)」の「特選芋けんぴ」と「塩けんぴ」。芋の素朴な甘さとサクサク&カリカリ食感が後を引く!
*2「Apartment coffee roaster(小笹)」の焼き菓子(クッキー、パウンドケーキ、フィナンシェ)。素材の美味しさが伝わる優しい味。
*3「SCONEHOLIC OZASA(スコーンホリックおざさ)(小笹)」のスコーン(コーヒー&ウォールナッツ、チョコとくるみ)。しっとりとした生地は紅茶やコーヒーのお供にぴったり。
*4「ミート稲田(小笹)」のお惣菜。一番人気のメンチカツと、焼くだけでOKの和牛と糸島華豚の合挽ハンバーグは肉汁溢れる味に大満足!
*5「Hilo Hawaiian Donut(小笹)」のマラサダドーナツ(プレーン、マロン)。ふわふわの生地と優しいクリームがベストマッチ。
休日の過ごし方、小笹周辺のおすすめのショップ
―ご家族やご夫婦、お友達と休日によく過ごしている場所はありますか?

Aさん:
車で5分ほどの場所にあるショッピングモールの「イオンスタイル笹丘(笹丘)」にはよく行っています。
Bさん:
私は小笹交差点付近にある広島お好み焼きと鉄板焼きの「ゆうちゃん」でごはんを食べるのが楽しみなんですよね。
Cさん:
うちも「お好み焼きゆうちゃん」、よく行きますよ。その近くにある中華料理の「七席中華コバコ」や、小笹3丁目交差点にある居酒屋の「キナリ」もお気に入りです。
―小笹からアクセスしやすいエリアで、おすすめの飲食店やショップがあれば教えてください。
Aさん:
車で10分ほどの場所ですが、南区長丘にある「サイラー」というパン屋さんによく行きます。
Bさん:
私は博多区の川端通商店街にある「PAN DEL SOL(パンデルソル)」というパン屋さんですね。バス1本で行けるんですよ。
Cさん:
私は、おすすめしたいところがすごくたくさんあるんですよね〜(笑)。
スーパーなら、平尾・山荘通りにある「マキイ」が好きです。無添加のものや自然食品を揃えているので、安心できるし品揃えにワクワクします。テイクアウトなら、同じく平尾・山荘通りの「ワタナベナンバン」がイチオシです。
お豆腐を買うのは、平尾にある豆腐専門店の「豆藤」かな。専門店ならではの味わいが絶品なんです。平尾だったら、居酒屋の「じょうきげん」もおすすめですね。
ラーメンなら、ちょっと離れてるけど樋井川にある「麺工房はいど」は美味しいですよ。パンは、六本松にある「マツパン」や長丘にある「Baker’s アンクマ」あたりによく行ってます。

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小笹から車で5分!日常的に通いたい平尾の「豆藤」に行ってきました!

「豆藤」は大正10年創業、100年以上の歴史を誇る老舗豆腐店。1階では毎朝つくりたての豆腐や厚揚げ、豆腐を使ったお惣菜を販売し、素材の良さを生かした味わいが長く愛されています。

2階にはイートインスペースを備え、豆腐を堪能できる定食をゆっくり味わえるのも魅力です。朝8時から営業し、朝ごはんや昼ごはん、夜ごはんまで1日を通じてお腹を満たせるとあり、行列ができる人気ぶり。丁寧な手仕事と日常に寄り添う温かさを感じられる一軒です。
【豆藤】
◾️住所:福岡市中央区平尾2-14-19
◾️TEL:092-523-4500
◾️営業時間:8:00〜22:00 ※日祝は8:00〜11:00
◾️定休日:不定
◾️Instagram : @mamefujitofu
コンパクトな街だからこそ叶う、小回りのきく暮らし
―天神や博多への移動のしやすさはどう感じていますか?

Aさん:
バスで行けるから便利なんですけど、混むこともあるので私は車移動が多いですね。
Bさん:
バス1本で行けるので、私はアクセスしやすいと思います。
Cさん:
本数が多くて便利だとは思います。ただ、天神はエリアによっては小笹からバスが直行していないところもあり、乗り換えしないといけないので不便に感じることもあります。
―小笹に住むことで、ご自身のライフスタイルや価値観に変化はありましたか?

Aさん:
小笹に来たばかりの頃はママ友が少なくて不安でしたが、同い年くらいの子どもを持つママさんも多く、今は友達が増えました。人との関わりが増えることで、子育てについての知識も増えた気がします。
Bさん:
うちには犬がいるので、散歩に出かける機会が増えました!小笹中央公園あたりによく散歩に行っています。
Cさん:
実際のところ小笹は坂が多い街なので、電動自転車が必需品になりました。その分、六本松や桜坂、平尾、薬院など、周辺のいろんなエリアに行く機会が増えたと感じています。電動の「チャリチャリ」も多いので便利ですよ。そしてコンビニよりも、スーパーを利用することが増えました。
―小笹の治安や夜道の安全性についてどのように感じていますか?
Aさん:
暗い道はありますが、治安は良いと思います。ただ、車通りが多いので子どもと歩く時や運転している時は注意するようにしています。
Bさん:
確かに車通りは多いけど場所によっては街灯が少ないところもあるので、夜は少し不安に感じることもあります。
Cさん:
みなさんはそう感じているんですね。私は夜道に危険を感じたことはないので、安全性の高い地域だと思って安心しています。
―男性編のコメントでは「通勤のしやすさ(都心へのアクセス)」「飲食店の多さ」が多く挙げられましたが、女性目線で見た小笹の「最大の魅力」は何だと感じますか?

Aさん:
通勤のしやすさについては、男性陣と同じく私もそう感じています。その他には、ファミリー層が多くて住みやすいところかな。
Bさん:
私も同じく、通勤のしやすさだと思います。
Cさん:
スーパーやお魚屋さん、お肉屋さんが集まっているので、コンパクトに買い物ができて便利なところでしょうか。先ほどAさんも言ってましたが、内科や眼科、産婦人科など、病院の種類が多いところも安心できます。
小笹に住んでいて「よかった」と思うこと
―小笹に住んでいて「良かった」と思うことはありますか?

Aさん:
町内会のお祭りや集まりごとなど、地区のイベントが豊富なところでしょうか。
Bさん:
私はやっぱりバス移動が便利なところですね。
Cさん:
人の温かさだと思います。小笹に住んでいる方も飲食店の方も、気軽に挨拶してくれるところが良いですね。
―最後に、小笹への引っ越しを検討している女性へ、住人目線でのメッセージをお願いします。

Aさん:
小笹は幅広い世代が暮らしていて治安も良く、住みやすいです!少し行けばショッピングモール(イオンスタイル笹丘)もありますし、商業施設や飲食店が集まる六本松も近いので便利です。地区のイベントも豊富なので、楽しく暮らせると思いますよ。
Bさん:
働く女性にとっても、通勤に便利な街なんじゃないかなと思います。24時間開いているスーパーもあって、買い物にも便利ですしね。飲み会やイベントなどで終電を逃してタクシーで帰っても、高額にならないところも魅力です。公園も多いので、子育て世帯にも住みやすいのではないでしょうか。
Cさん:
中央区エリアにあるので都心へのアクセスも良いですし、かと言って繁華街のように騒音が気になることもなく、住みやすいと感じています。日常生活で必要な商店や施設も揃っているところも魅力的ですね。ご夫婦やファミリーまで幅広く暮らしやすいエリアだと思いますよ。
3名のお話から浮かび上がったのは、日常の使い勝手の良さと、人との距離が近く穏やかに暮らせる雰囲気。華やかな都心にも、ほっとできるローカルにもすぐ手が届く。そんな“ほどよさ”に満ちた環境だからこそ、ライフスタイルの違う方々にも心地よい時間が流れているのだと感じました。
女性目線のリアルな声が、これから小笹での暮らしを検討されている方の参考になれば幸いです。








