オリジナルの極上煎茶がおすすめの老舗「お茶の専門店 野中茶舗」
小笹商店会の中でも老舗中の老舗なのが、「お茶の専門店 野中茶舗」さんです。
車道から少し路地に入ったところに店を構えて60年以上。先代の創業者が八女市の農家から福岡に移り、見習い期間を経て1960年に現在地に店舗をオープンされたのだとか。創業者の故郷である八女の茶生産家や茶問屋との付き合いも深く、上質な八女茶の販売をされています。
◆オリジナルの極上煎茶は旨みたっぷり
ずらりとお茶が並ぶ野中茶舗さん。八女茶をメインに全国の銘茶を取り扱っていますが、オリジナル商品もあります。それが「八女の香」(1,620円)。八女産の上質な茶葉を使用した煎茶で、天然の甘みを感じる深い味わいです。
他にも季節限定のオリジナル茶や、有名ホテルやレストランでも使用される抹茶などもあります。福岡の銘菓や国産のはちみつなどの食品も販売されていて、店内を眺めるのも楽しいですよ。
老舗のお茶屋さんでお気に入りの銘柄を見つけて、上質なティータイムを楽しんでみては?
お茶の専門店 野中茶舗
■電話:092-531-1989
■住所:福岡市中央区小笹1-12-20
■営業時間:9:30~19:00
■店休日:日曜日・祝日
お肉や惣菜の味を追求する精肉の小売り・卸売り店「ミート稲田」
小笹地区で育った店主さんが、2023年11月にオープンした精肉の小売り・卸売り店「ミート稲田」。店内のショーケースにはキレイな色合いの赤身肉がずらりと並びます。
店で取り扱う牛・豚・鶏は全て国産。それも優れたブランド銘柄ばかりです。特に牛肉は、国内でいくつもの賞を受賞している、日本トップクラスのブランド牛「鹿児島黒牛」のみを提供。出産をしたことのない未経産雌牛を選ぶというこだわりようです。ちなみに未経産雌牛の肉は脂に臭みや重たさがなく、味わいが良いのが特徴なのだとか。
◆一番人気のお惣菜は「メンチカツ」
ミート稲田さんでは、お肉を使ったお惣菜も人気。一番売れるのは、メンチカツ(348円)だそうです。厚みのあるハンバーグをそのまま食べているような“肉感”のあるメンチカツは、ボリューム満点で本当に美味しい!
その他にも、牛レバカツや豚の角煮などもあり、肉のプロの逸品を気軽に食卓で楽しめるので、総菜のテイクアウトもおすすめですよ。
ミート稲田
■電話:092-791-2923
■住所:福岡市中央区小笹1-3-5
■営業時間:10:00~19:00
■店休日:水曜日
■Instagram:@norihikos58
https://www.instagram.com/norihikos58/?utm_source=ig_web_button_share_sheet
ハワイの定番スイーツ「マラサダ」専門店「Hilo Hawaiian Donut(ヒロ ハワイアン ドーナツ)」
2024年6月にオープンした「Hilo Hawaiian Donut(ヒロ ハワイアン ドーナツ)」さん。ハワイの定番スイーツ「マラサダ」を販売しています。
マラサダは、見た目は砂糖をまぶしたクリームドーナツのようですが、通常のドーナツに比べると外はカリッと、中はふんわりとした食感が特徴です。こちらのお店では、国産小麦やキルギス産の蜂蜜を使うなど素材を厳選。季節やその日の天候に合わせて生地の発酵時間を変えるなど、製法にもこだわりがあります。
店内には、通常10種類の定番商品と季節のマラサダを合わせて18種類以上のマラサダが揃います。
◆人気のプレーンとイチオシのお茶系マラサダ
そのなかでも人気なのが、「プレーン(280円)」。生地がふわふわで、ほんのり甘みがあって食べやすいです。
ポイップやフルーツのクリームを入れたマラサダもあり、クリームの量がすごい!と人気です。お店のイチオシは、もともと八女茶の販売を行っていたこともあって、抹茶やほうじ茶などの“お茶系”マラサダだとか。季節限定のマラサダもあるので、いろんな種類を食べ比べてみてください。
Hilo Hawaiian Donut(ヒロ ハワイアン ドーナツ)
■電話:092-406-8786
■住所:福岡市中央区小笹1-3-4
■営業時間:11:00~完売まで
■店休日:日曜日・その他不定休
指定コインパーキングにて無料駐車場あり(1,500円以上ご購入の方に限る)
■Instagram:@hilo_hawaiian_donut
https://www.instagram.com/hilo_hawaiian_donut
地域の方々のリクエストで直売店をオープン「バス停前お菓子工場 ちぃラボ」
もとはスイーツの製造・卸しのみを行ってきたのが、小笹地区の方々からのご要望に応えるカタチで、2023年4月から直売をスタートした「バス停前お菓子工場 ちぃラボ」。
「自分の家族(子ども達)に安心して食べさせられることを基準に、添加物を使わず、シンプルな素材で作っています」と店主さん。お店のインテリアや、商品のパッケージも、スイーツ同様にシンプルでセンスの良さを感じます。
◆福がやってくる!?チーズケーキに注目
ちぃラボさんの看板商品は、『「福菓子」チーズケーキ』(2,200円)。
鮮度と温度管理が徹底された福岡県産の乳製品を使用し、年配の方からお子様まで、大切な人に贈りたくなるようなケーキをつくったそう。食べた人に「福」がきますようにという願いも込めて「福菓子」と名付けているのだとか。
また、「グルテンフリーガトーショコラ」(2,200円)もイチオシ商品。
フェアトレードのオーガニックチョコレートをふんだんに使い、小麦粉不使用なので、チョコの風味をしっかりと感じつつ、重くなりすぎないのが魅力。
ぜひ、両方味わってみてくださいね。
バス停前お菓子工場 ちぃラボ
■電話:092-791-8471
■住所:福岡市中央区小笹1-12-14
■営業時間:10:00~18:00
■店休日:火曜日・水曜日
■HP:https://chilabo.official.ec/
かつてはJR筑肥線「小笹駅」の駅前商店街として栄えていた
小笹商店会は、50年以上に渡って小笹地区とともに発展を続けています。
小笹商店会のエリアにある「筑肥新道」という道路は、かつてJR筑肥線が走っていた道。さらにこの辺りには、小笹駅という駅もありました。
しかし街が姿を変えていくなかで、昭和58年になるとJR筑肥線は廃止に。
後にその線路跡は筑肥新道として整備され、東は平尾、南は長住・桧原方面、西は笹丘・田島方面、北は薬院・天神へと各方面の交通道路として、重要な役割を果たしています。
昭和50年代、廃線前のJR筑肥線小笹駅(出典:小笹商店会HP|https://ozasashop.com/about/)
↓現在の姿がこちら
上記の場所の現在の姿がおそらくこのあたり(小笹北交差点付近)。線路の左に見えていた「ユニード」はサニー小笹店となっているようでした。
そんな小笹地区は、都心からのアクセスが抜群!天神や博多駅との間を行き来するバスも走り、思い立ったらすぐに訪れることができます。
ノスタルジーと新しさが融合した小笹商店会は、街歩きにピッタリの魅力あふれるスポット。他にも気になるお店がたくさんありました。地域に密着した活動を行っている小笹商店会は、毎年12月には、「歳末大売り出し」のイベントを開催されているのだとか。
年末年始のイベント時に小笹商店会を散策してみるのもいいですね!
小笹商店会
■住所:福岡県福岡市中央区小笹・平和地区
■お問い合わせ:小笹商店会のホームページよりお問い合わせ