よし田

福岡の老舗が“帰ってきた”

割烹よし田 天神本店がついに6月10日(火)復活!

ランチタイムに行列をつくった名物「鯛茶」で知られる老舗・割烹よし田が、創業の地・天神に帰ってきました。6月10日(火)のグランドオープンに先駆けて行われたメディア内覧会にて、新たな店内と変わらぬおもてなしを体験してきました。

「割烹よし田」とは

福岡・天神の中心地で、地元に根差した割烹料理を提供してきた「割烹よし田」。

 

1963年の創業以来、同店は天神ビジネス街の“昼の顔”として、上質な会席料理と名物「鯛茶」で親しまれてきました。接待や会食、家族の集まりにも利用される老舗として、福岡の食文化を支えてきた名店です。

 

 

 

「ただいま、天神」──老舗割烹の原点回帰

福岡の再開発事業「天神ビッグバン」にともない博多に一時移転していた同店が、4年半ぶりに天神本店を再オープン。自社ビルとして建てられた新店舗は、地上4階・地下1階構成で、隣接ビルとの同時開発によりまちと繋がる新時代の店舗へと生まれ変わりました。

 

よし田外観

店舗を包み込むように建っている「天神ブリッククロス」との境目。「オーバーハング工法」という建て方だそう。不思議な造りなのでぜひ見上げてみてください。

 

外観はコーポレートカラーであるベンガラ色を基調に、昼と夜で異なる表情を見せます。一方で、旧本店の建材や意匠も一部使用し、懐かしさを感じる要素も随所にちりばめられています。

 

店舗外観

 

しかも、移転先の博多店屋町店もそのまま運営ということで、二店舗での営業となります。

 

吉田社長

 

「実は、店屋町の店舗があった場所は、初代である先代が修行でお世話になった店の大将の最後のお店があった場所なんです。引退されるときに、土地ごと買い取って引き受けて、店を残したままにしてました。

 

天神ビッグバンによる再開発が決まった当初は天神で一時移転先を探したんですが、なかなか物件が見つからず、思い切って店屋町に新店舗をつくることにしました。

 

ただ、天神店を閉店させたタイミングでコロナが来てしまい…正直その時は頭を抱えました。でも、よし田の発祥は天神です。先代が、1963年に天神1丁目で8坪の天ぷら屋で創業し、現在の場所には1975年に移転してきました。天神は、私が生まれる前から父と母が店を続けてきた特別な場所です。天神も、店屋町もご縁がある特別な場所。二店舗を経営する気持ちは変わりませんでした。

 

コロナ禍に、インスタグラムで自分が帰宅後にご飯を作る動画を公開しはじめたところ、予想以上の反響をいただき、今年3月には『割烹よし田のかんたん家庭ごはん』という本を出版する機会にも恵まれました。

 

そうした挑戦の連続を糧に、店屋町の店舗で販売しているテイクアウト商品を一新し、今回『家庭割烹』シリーズもご用意させていただきました」

と語ってくれた、吉田泰三社長。

 

家庭割烹シリーズ

 

インスタでおなじみのやさしく語り掛けるような話しぶりに、その人柄がにじみ出ています。

 

 

 

全160席、最大14部屋の個室。多様なニーズに応える空間構成

カウンター

生け簀を眺めることのできるカウンター

 

テーブル席

 

1階には、おひとり様でも入りやすいカウンター席や、旧店(旧店舗)を思い出すボックス席を設置。

 

お土産コーナー

 

お土産コーナーでは、新たに始まった家庭割烹シリーズも販売されており、鯛茶などを自宅で楽しむこともできます。

 

2階は最大60名収容の広間。可動式の仕切りによって4分割も可能で、個室も2部屋完備。

 

個室

 

「平戸」「天草」など、九州の平野名を冠した和室の個室が印象的です。

 

特別室

 

3階は最大12名対応の個室フロア。プライベート感のある静かな空間で、「高崎」「阿蘇」など九州の山岳名を冠した特別個室が並びます。部屋ごとに異なる内装も、それぞれの見どころとなっています。

 

 

 

 

名物「鯛茶」と天神本店だけの限定メニュー

ハーフセット

 

この日の内覧会では、ランチタイムでの一番人気である名物「鯛茶天ぷらハーフセット」がふるまわれました。上品な秘伝のたれに漬け込まれた鯛の刺身と白ご飯、そして熱々のお茶をかけていただく締めまで──懐かしくもホッとする味は、変わらぬよし田の味そのものでした。

 

看板メニューの「鯛茶」は、定番の一膳スタイル(1,760円〜)に加え、天ぷらを組み合わせた「鯛茶天ぷらハーフセット」(2,530円〜)も人気。さらに「ランチコース」(4,070円)や天神本店限定の「スペシャルランチコース」(5,500円)も用意されており、ゆったりと食事を楽しみたい方やお祝いの席などにもおすすめです。

 

夜は予約制で4種の会席料理が用意されており、「千歳会席」(8,800円)から「雅会席」(22,000円)まで、シーンに応じたコースを選ぶことができます。鍋会席は「水炊き」(8,250円)「鯛しゃぶ」(8,250円)、「ふぐ」(13,200円)といったラインナップ。

 

 

 

まちと、味と、人と──つながり続ける「割烹よし田」

今回の内覧会では、創業者の想いと新世代の挑戦が交差する橋渡しのような空気が店内に漂っていました。料理だけでなく空間にも物語があり、訪れた人がその一部になれるような設計がなされています。

 

よし田

 

天神での再始動は、単なる復活ではなく、新たな始まり。老舗としての味と信頼を守りつつ、次の世代に向けても、これまで以上に福岡の食文化を発信していく拠点になる予感です。

 

 

 

割烹よし田 天神本店 店舗情報

■住所:福岡市中央区天神1丁目14-14

■電話:092-721-0171

■営業時間:昼/11:3014:30L.O.14:00)、夜/平日17:00~22:30(L.O.21:30)、土日祝17:00~22:00(L.O.21:00)

■定休日:第1・第3日曜、お盆、年末年始

■総席数:160席(個室14室)

■公式サイト:https://www.kappo-yoshida.jp

 

 

 

おまけ:探してみて!

三階の特別個室には、博多を代表する人形作家・中村人形三代目の中村信喬さんによる博多人形が飾られています。

 

日本人形

 

通常、作品のもととなる下絵は作家の手元に残るそうなのですが、本作はよし田ならではの「鯛」を恵比寿さまが愛でながら祝っているうえ、松竹梅まで描かれた縁起物ということで、特別に下絵をプレゼントしてくださったそう。

一階に飾られているので、ぜひ見つけてください。

 

下絵

 

 

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