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【経済・ビジネス短信@フクリパ】

世界最高峰のガーデニング大会を参考に2026年3月、『Fukuoka Flower Show 2026』の実施に向けてチャレンジ

一人一花運動を2018年1月からスタートさせた福岡市では、『Fukuoka Green NEXT』や『都心の森1万本プロジェクト』などの〝緑を生かしたまちづくり〟に取り組んでいます。いま、福岡市では、ガーデン文化の定着をはじめ、観光・MICEの推進、さらに社交・ビジネスの場となる仕組みづくりにも取り組んでいきます。

最高峰のガーデニング大会『チェルシーフラワーショー』がモデル

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世界最高峰の国際的なガーデニング大会であるチェルシーフラワーショーでの様子(画像提供:福岡市)

一人一花運動による市民・企業・行政が一体となっての〝花による共創のまちづくり〟に取り組む福岡市は、2026年3月の『Fukuoka Flower Show 2026』(フクオカフラワーショー)の開催に向けてチャレンジしていく。

花をテーマとしたビジネスイベント・MICEでもあるフクオカフラワーショーでは、ガーデン文化の定着による市民生活の質的向上や観光・MICEの推進、社交・ビジネスの場となる仕組みづくりなどを実現していきたいとする。

 

 

フクオカフラワーショーの開催に向けては、イギリスで毎年5月に開かれている世界最高峰の国際的なガーデニング大会である『チェルシーフラワーショー』もモデルにしていく。
イギリス王立園芸協会(RHS)が主催するチェルシーフラワーショーには、各国のフラワーデザイナーによるガーデン作品が出展され、世界中から20万人以上が来場する。
福岡市は、フクオカフラワーショーの開催に際し、「(チェルシーフラワーショー)主催者の王立園芸協会(RHS)からは福岡市のチャレンジにご協力いただけることになっている」としている。

 

 

2025年3月下旬、プレ大会『花の祭典』を福岡市植物園で開催

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画像提供:福岡市植物園

福岡市では、フクオカフラワーショーの開催に先立ち、プレ大会として『花の祭典』を2025年3月下旬に開催する。
リニューアルした福岡市植物園のこけら落としでもある花の祭典では、ガーデン・花装飾の展示や、花のコンテストなどを行う予定だ。
花の祭典に関する具体的な内容や時期などについては決まり次第、発表していくとする。

 

 

日本国内における花と緑の祭典としては、日本の地方博覧会の一つである『全国都市緑化フェア』が挙げられる。
1983年、当時の建設省(現国土交通省)の提唱で始まった全国都市緑化フェアでは、1991年の第8回大会として北九州市で『グリーンルネッサンス北九州’91』が開かれ、2005年の第22回大会では、福岡市において『アイランド花どんたく』が開催された。
2024年度は川崎市で第41回大会が開かれ、翌2025年度の岐阜県での第42回大会の開催は決定しているものの、以降の開催地は現時点において未定となっている。

 

 

参照サイト

福岡市『~「花で共創のまちづくり」を次のステージへ~Fukuoka Flower Show プレ大会を開催』
https://hitori-hitohana.city.fukuoka.lg.jp/files/NewsDetail/13/NewsDetail_13091_file_6668ed3af0596.pdf

 

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編集者兼ライター
近藤 益弘
1966年、八女市生まれ。福大卒。地域経済誌『ふくおか経済』を経て、ビジネス情報誌『フォー・ネット』編集・発行のフォーネット社設立に参画。その後、ビジネス誌『東経ビジネス』、パブリック・アクセス誌『フォーラム福岡』の編集・制作に携わる。現在、『ふくおか人物図鑑』サイトを開設・運営する。

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