パンオタクが選ぶ福岡パン

老舗パン屋さんの隠れた名品。La Briocheの「ベーグル」【福岡市中央区】

福岡で10年以上パンブログを続け、2020年には城南区別府にパン喫茶をオープンさせた「pantiki」さん。毎日をリープアップしてくれる福岡のパンを、「ひとぱん入魂」の気持ちで1つずつご紹介いただくこちらの連載。52回目の今回は、福岡市中央区にある、La Brioche(ラ・ブリオッシュ)の「ベーグル」です。

盛り上がりを感じる福岡のパン業界

福岡はパン屋さん多いですよねー!と、言って頂くことが多い今日この頃。


拙コラムを読んで下さっている(パン好きと思しき)皆さまにおかれましても、やはりそう思われる方が多いのでしょうか?私自身は「増えてきたなー」の感はあれど、他県に比べてめっちゃ多い!とは感じておらず。
しかも、その「増えてきたなー」も、ドーナツ屋さんとか〇〇専門店、他業種からのナリモノイリな感じの大型店、、、と。増えてきたとは言え「ガチの硬派パン屋」さんが他県に比べて増えてる感はそんなに?と思っております。


ですが「福岡のパン界盛り上がってるなー」は感じます。


筆者的には、今年8年目を迎える三羽烏(と勝手にリスペクトしている)

THE ROOTS neighborhood bakery さん(薬院)ヤキチさん(大橋&平尾)紺青さん(高取)が誕生した頃から、御三方による福岡パン界のレベル底上げ度が半端無い!!と嬉しく拝見している次第。

 

>>福岡の”ハード系パン”の先駆け。THE ROOTS neighborhood bakeryの「パン・ド・カンパーニュ」【福岡市中央区】

 

>>これまで食べたどのクリームパンとも違う。紺青の「クリームパン」【福岡市早良区】

 

 

もちろんそれ以前からも、名店と言われるお店はあったでしょう。しかし、元々はパンが苦手だった筆者。小中学生の頃の給食は、毎日が「どうやってパンを残すか」という戦いの日々。転勤族の嫁になり、20年近く前に名古屋に転居して初めて「パン好き!」になったのです。そして福岡に戻ってきたのは、約10年前。

 

ですので、それ以前のパン界のことを知らなさ過ぎるのかもしれません。パンオタクと名乗るには勉強不足は否めず、すみません。


そして、約20年前。パン好きになる「入口」が「ベーグル」だったのですが、今現在、一周回って、再度「絶賛ベーグルブーム中」の筆者。最近の(個人的に趣味でやっている)ブログには、ベーグルかクリームパンかスコーンしか出てこないのではないか!?くらいの偏りっぷりです(苦笑)


ベーグルブームを公言して憚らない為か、友人知人たちからの「あのお店が美味しいよ!」「関東の有名店のを取り寄せたよ!」等等のベーグル情報も多数寄せられるようになり、ありがたい限りです。

 

 

 

ふわふわムッチリ、ラ・ブリオッシュの「ベーグル」

そんなベーグル情報の中において、「ラ・ブリオッシュさんにベーグルあるの、知ってる?」と。耳を疑う(というと失礼か?)ものがありました。

 

ラ・ブリオッシュさんといえば、今年でオープンから約24年。つまりは、四半世紀近く福岡のパン界に君臨なさっており、今では大濠公園近くの本店を含め市内に数店舗を構える老舗にして大手。失礼ながら、そんな老舗にベーグルがあるとはゆめゆめ思っておらず、尚且つ、福岡で本格的にパン屋さんを巡り出したのが、前述の三羽烏さん出現の頃から、というのもあり、実はラブリオッシュさん未訪問、、、大変失礼致しました。

しかし、これもMyベーグルブームが繋いでくれた何かのご縁。記念すべき初訪問と相成りました、感謝。

 

 

折しもサイクリングにうってつけの気候。ウキウキで自転車に跨り、ラブリオッシュさんに到着。福岡市民の憩いの場、大濠公園のまさに目の前!街路樹の木陰が程よい空間を作りだす店前には、テラス席も一席あり、ここで朝パンを食べる皆さまの幸せな光景が目に浮かぶようです

 


そして、小さいながらも、素敵に年月を積み重ねて来られたのであろう、海外のパン屋さん的造りと空気感が、、、セシボン!!そう、生粋ジャパニーズのオイラでも、フランス語で素敵!なんて言いたくなる老舗感なのです。

 


果たして手にしたベーグルは、ふわムッチリ、としたソフト系ベーグル。店内POPに「NEW!」と書いてありましたが、数年前からベーグルとしてはオンメニューなさっているようなので、生地の配合等マイナーチェンジされた、ということでしょうか。

 

 

「ガチ」の茹で上げたNYベーグルというよりも、リュスティックを彷彿とさせるムッチリ感と、皮目の香り。パン屋さんならではのベーグルといった面持ちです。

リュスティックとは、バゲットと同じ生地(粉と酵母と塩のみのシンプルな素材)を、バゲット状に成形せずに焼き上げたもの。

 


そして、ついつい買っちゃうクリームパンも、食後のオヤツで食べちゃうぞ。(食事パンの後にオヤツパンはセオリー)プルプルとした保形性高目のクリームと、店名でもあるブリオッシュ生地のホワッとした軽やかさ。でも形は、昔ながらのクリームパン然とした、このグローブ型で、、、懐かしさと洗練された感の混在を感じさせる。
老舗でありつつ、邁進なさっている姿勢を感じさせる、趣き深いものでありました

 

 

 

店舗情報

La Brioche(ラ・ブリオッシュ)

住所:〒810-0062 福岡県福岡市中央区荒戸2丁目1−19[map]

営業時間:平日 7:30〜16:00

     土日祝 7:30〜19:00

定休日:なし

駐車場:なし

Instagram:@labrioche2002

https://www.instagram.com/labrioche2002/?igsh=aTNoZnluNzB3YXpm

 

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パンブロガー
pantiki
福岡在住。色々なパンを食べ歩き、「ひとパン入魂」を心に紹介するパンブログを10年以上運営。2020年には福岡市城南区別府に、ブログを三次元化させたパン喫茶「kissaten ぱんフレット。」をオープン。オリジナルのメニューの提供のほか、ロスになる前のパンにアレンジを加え、ストーリーと一緒に味わってもらう「パンのバトン活動」を続けている。

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