今回は、懐かしく感じる方も少なくないであろう”あの場所”からお届け
今回は、香椎花園前を。
これは、遊園地である「かしいかえん」の入口だった門です。上の丸いところに、「かしいかえん」とひらがなが一文字ずつ並んでいました。香椎花園で画像検索するとたくさん出てきます。興味のある方はどうぞ。
かしいかえんは2021年12月に閉園し、すでに2年以上が経過しましたが、
バス停のみならず、
西鉄貝塚線の駅も、変わらず香椎花園前駅です。
香椎花園前駅の所在地は、東区香住ヶ丘6丁目だそうで、ならばバス停を改称するなら「香住ヶ丘六丁目」が妥当なのでしょうか。しかし「香椎花園前」と言われれば「ああ、あそこね」とピンときますが、「香住ヶ丘六丁目」と言われても「はて?」となりがちですので、難しいところです。
ちなみに、駅や駅前のバス停付近は6丁目ですが、香椎花園そのものの敷地は7丁目なので、名前としてどっちが適切なのかも意見が分かれるかも。
かしいかえん自体は閉園しましたが、「かしいかえん駅前」もまだランドマークとして機能しているようなので、バス停名も駅名も当分の間そのままかもしれませんね。
ここからは「路線」に注目
と改称について言及しましたが、まだ終わりません。ここから先は、路線マニア沼の時間です。
すでに3回目の掲載となるこの板、牧の鼻の左側に隠されているのは、天神だと思われます。以前は天神までの直通路線がありました。
今は近郊の牧の鼻を循環する系統と、千早駅までの系統だけになりました。
西鉄貝塚線に乗ると、
貝塚駅で乗り換える必要はありますが、
地下鉄経由で天神にも行けるので、都心方面はそちらをご利用ください、ということでしょうか。じゃあ千早駅にも西鉄電車で行けばいいじゃん、というツッコミは無しで。
青い線が、牧の鼻循環線です。香椎花園前を出発し、香椎花園前に戻ってきます。
黄色の線が、千早駅→香椎花園で、赤色が香椎花園→千早駅です。おわかりいただけますでしょうか、駅前の経路が違います。こういうのが大好物なので、誰に需要があるのか分かりませんが、伝えておかねばなりません(キリッ
昼過ぎまでの便は、牧の鼻を循環したあと、連続して千早駅ゆきになります。
牧の鼻循環は1周が8分なのも、時刻表から読み取れます。00分に出発した牧の鼻方面が、08分に戻ってきて千早駅ゆきになります、とドヤ顔で解説していたら気づきました、日祝日は7分設定なんですね。渋滞するような場所でもない印象ですが、平日土曜と日祝日で所要時間が違うの、細かいです。
午前は、街に出る人のために、香椎花園→牧の鼻→香椎花園→千早駅が直通、
午後は、街から帰る人のために、千早駅→香椎花園→牧の鼻→香椎花園と系統が変更されます。
すぐに知っていることをひけらかしたくなる生き物なので、ご容赦ください。
マニアの戯言はさておき、
駅前ロータリーにバスがおもむろにやってきて、
静かに走り去っていくのは、眺めても乗ってもよいものですよ。←これこそがマニアの戯言?
基本情報
バス停名:香椎花園前(かしいかえんまえ)
・住所:〒813-0003 福岡県福岡市東区香住ヶ丘6丁目1[map]
・天神からの行き方例:
【STEP1】福岡市地下鉄「天神駅」から空港線に乗車、「貝塚駅」で下車。
【STEP2】「貝塚駅」から西鉄貝塚線に乗車し、「香椎花園前駅」で下車後、徒歩1分。
全体所要時間約27分、420円。