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1バス停単位で福岡を切り取る「バス停から愛」

あなたはこの時刻表を解読できるか?「今津」【福岡市西区】

一見なんてことないバス停とそのまわりも、視点を変えれば観光資源。そんな思いで福岡のバス停を取り上げ、ご紹介する本企画。連載128回目は、福岡市中央区にある「今津(いまづ)」バス停をご紹介します。

今回の舞台は福岡市西区

 

 

福岡市西区の今津、昭和バスです。

 

 

商店の前にバス停があって、付近には郵便局や消防団の施設なども並んで、街です。

 

 

 

まるで謎解きのような時刻表

 

都心方面の時刻表は、全てが九大学研都市駅終点です。しかし行先番号(記号?)が

 

⑤A-1

⑤A-2

⑤B-2

 

と三種類ありまして、「経由地がどこなのか、みんな把握できてるのかな?この時刻表で区別できるのかな」と心配になります。

 

JR筑肥線に乗り換える場合、最寄り駅は今宿だと思うのです。天神までの運賃も、今宿からが540円、九大学研都市からは570円で、わずかですが違います。すべてのバスが九大学研都市駅には行きますが、今宿を経由するのはA系統だけ、朝9時台までの6本と、17時以降の2本のみです。

 

 

しかしバス停に路線図や系統説明の掲載はないので、皆さんこの時刻表だけで、とりあえず毎時間1本ずつバスが来れば、それで足りるのでしょうね。

 

 

 

 

 

道路を挟んで反対側に、郊外方面のバス停が立っています。

 

 

こちらは全てが伊都営業所まで行くわけでなく、

 

・⑤A-2と⑤B-2は、今津までの経由地が違うものの、ここからは全く同じ経路で、伊都営業所まで行く

・⑤A-1も、ここからの経路は同じだが、途中の西の浦が終点で、伊都営業所まで行かない

・西の浦が終点であることは、下に注記として書かれているようだが、テープに隠されてよく見えない

・さらには18時台に、黄色で塗りつぶされた時刻があるけれど、これが何を意味するのか分からない

 

という、情報を読み取らせる気がない時刻表になっています。初見では強制的に謎解き必須です。

 

 

と騒ぐのは当方だけで、「決まった時刻になればバスが来て、終点まで乗れば鉄道との乗り継ぎもあり、朝夕は途中で別の最寄り駅にも寄る」となれば、それ以上の詳細情報は必要ないのでしょう

 

この景色がずっと続きますように。

 

 

今津バス停のある旧道を走るバスは、九大学研都市駅発着ですが、天神博多から今津地区に直結しているバスもあります。今津バス停は経由しませんが、近くの新道を走ります。沿線には桜の並木がありますので、春にも訪れたいところです。

 

 

 

基本情報

バス停名:今津(いまづ)

・住所:〒819-0165 福岡県福岡市西区今津[map]

・天神からの行き方例:

【STEP1】天神駅から筑前前原駅行の地下鉄空港線に乗車し、今宿駅で降車。約21分、540円。

【STEP2】今宿駅前から昭和バス5A-2 西の浦・二見ヶ浦 方面(ざうお本店前 経由)に乗車。約10分、290円。

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バス路線探検家
沖浜貴彦
1972年生まれ・福岡在住。路線図に描かれた終点を想い、途中の狭い区間を苦心して走るバスに愛を注ぐ変態。ブログ「ほぼ西鉄バスの旅」を2008年に開設、日々愛を持ってバスを追いかけ続ける。毎月第二金曜・第四土曜日はバス趣味の現況を共有するサロン「バス路線探検家の会」を運営。

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