今回の舞台は
今回は、福岡市西区の、今宿野外活動センターバス停です。
以前は昭和バスの路線でしたが、今は姪浜タクシーグループが運営しており、「なぎさ号」という愛称がつけられています。
▼今宿姪浜線乗合バス 路線について
https://www.meinohama.co.jp/bus.html
バス停の隣に、センター来訪者用の駐車場があって、そこから徒歩2分ほど、ゆるやかな坂道を登っていくと、
入口のゲートに到着します。
福岡市立の、今宿野外活動センターです。屋外調理ができたり、ロッジに泊まれたりします。
が、
令和7年3月で閉園し、いまはリニューアル工事中です。入れません。
バス停周辺に住宅もなく、このバス停は「今宿野外活動センターに行く人」の利用が大多数だったと推測されます。
そんな中、今宿野外活動センターが閉園している今は、たぶん利用者も以前より少ないはずなので、
今こそ!
バスでここを目指していただきたいのです。
一般的に、バスとは移動の「手段」であって、それに乗ること自体を「目的」とする人が少数派なのは、バスマニアとして認識しているつもりです。
しかし、本来の目的地となるセンターが閉園している今なら、ついでに野外活動を楽しむことができません。よって、ここまでバスに乗って到達しても、折り返しのバスで戻るか、歩いて市街地を目指すかしか選択肢はなく、「終点の『バス停そのもの』を訪問する」という行為が、普段より純粋化します。
※何を言っているか分からないと感じたあなた、恐らくあなたの感覚のほうが正常です。
バス停以外で、思わぬ出会いも
というヲタクの妄言で記事を締める算段をして、ここまで撮影に来てみたのですが、
バス停周辺には、猫がたくさんいまして、
エサを与えること自体を禁止しているのではなく、「エサを与える場合は食べきれる量を、そして食べ終わるまでは見守ってほしい」との告知が、バス停のベンチに置かれていました。有志の方が費用を負担して、去勢手術をおこなっておられる旨も。
ということで、当方の「バス停訪問の純粋化」などという戯言(ざれごと)にお付き合いいただかなくても、感性が正常な皆さまは、猫と戯(たわむ)れることを目的として、このバス停を訪問されるのもアリかなあ、と思っております。
基本情報
バス停名:今宿野外活動センター(いまじゅくやがいかつどうせんたー)
・住所:〒819-0163 福岡県福岡市西区今宿上ノ原217−2[map]
・天神からの行き方例:
【STEP1】福岡市地下鉄 空港線「天神」から、筑前前原行に乗車し、「姪浜」で下車。約13分、300円。
【STEP2】「姪浜駅北口」から、今宿姪浜線乗合バス 今宿野外活動センター行きに乗車。約39分、360円。