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1バス停単位で福岡を切り取る「バス停から愛」

閉園中の「今宿野外活動センター」にバスで行く理由【福岡市西区】

一見なんてことないバス停とそのまわりも、視点を変えれば観光資源。そんな思いで福岡のバス停を取り上げ、ご紹介する本企画。連載124回目は、福岡県遠賀郡にある「今宿野外活動センター(いまじゅくやがいかつどうせんたー)」バス停をご紹介します。

今回の舞台は

 

今回は、福岡市西区の、今宿野外活動センターバス停です。

 

 

以前は昭和バスの路線でしたが、今は姪浜タクシーグループが運営しており、「なぎさ号」という愛称がつけられています。

 

▼今宿姪浜線乗合バス 路線について
https://www.meinohama.co.jp/bus.html

 

 

バス停の隣に、センター来訪者用の駐車場があって、そこから徒歩2分ほど、ゆるやかな坂道を登っていくと、

 

 

入口のゲートに到着します。

 

 

福岡市立の、今宿野外活動センターです。屋外調理ができたり、ロッジに泊まれたりします。

 

が、

 

 

令和7年3月で閉園し、いまはリニューアル工事中です。入れません。

 

 

バス停周辺に住宅もなく、このバス停は「今宿野外活動センターに行く人」の利用が大多数だったと推測されます。

 

そんな中、今宿野外活動センターが閉園している今は、たぶん利用者も以前より少ないはずなので、

今こそ!

 

 

バスでここを目指していただきたいのです。

 

 

一般的に、バスとは移動の「手段」であって、それに乗ること自体を「目的」とする人が少数派なのは、バスマニアとして認識しているつもりです。

 

しかし、本来の目的地となるセンターが閉園している今なら、ついでに野外活動を楽しむことができません。よって、ここまでバスに乗って到達しても、折り返しのバスで戻るか、歩いて市街地を目指すかしか選択肢はなく、「終点の『バス停そのもの』を訪問する」という行為が、普段より純粋化します

※何を言っているか分からないと感じたあなた、恐らくあなたの感覚のほうが正常です。

 

 

 

バス停以外で、思わぬ出会いも

というヲタクの妄言で記事を締める算段をして、ここまで撮影に来てみたのですが、

 

 

バス停周辺には、がたくさんいまして、

 

 

エサを与えること自体を禁止しているのではなく、「エサを与える場合は食べきれる量を、そして食べ終わるまでは見守ってほしい」との告知が、バス停のベンチに置かれていました。有志の方が費用を負担して、去勢手術をおこなっておられる旨も。

 

 

ということで、当方の「バス停訪問の純粋化」などという戯言(ざれごと)にお付き合いいただかなくても、感性が正常な皆さまは、猫と戯(たわむ)れることを目的として、このバス停を訪問されるのもアリかなあ、と思っております。

 

 

 

基本情報

バス停名:今宿野外活動センター(いまじゅくやがいかつどうせんたー)

・住所:〒819-0163 福岡県福岡市西区今宿上ノ原217−2[map]

・天神からの行き方例:

【STEP1】福岡市地下鉄 空港線「天神」から、筑前前原行に乗車し、「姪浜」で下車。約13分、300円。

【STEP2】「姪浜駅北口」から、今宿姪浜線乗合バス 今宿野外活動センター行きに乗車。約39分、360円。

 

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福岡市中央区で自然と利便に包まれた364戸の大規模プロジェクト。大規模公園に隣接し、全戸平置駐車場完備。多彩な間取りで様々なライフスタイルが叶います。

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バス路線探検家
沖浜貴彦
1972年生まれ・福岡在住。路線図に描かれた終点を想い、途中の狭い区間を苦心して走るバスに愛を注ぐ変態。ブログ「ほぼ西鉄バスの旅」を2008年に開設、日々愛を持ってバスを追いかけ続ける。毎月第二金曜・第四土曜日はバス趣味の現況を共有するサロン「バス路線探検家の会」を運営。

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