10月22(土)・23(日)は福岡市美術館(1F)で開催するオフィシャルプレイベントへ!
国内外の作家や出版社をはじめ、福岡の街をベースに活動するアーティストやクリエーターらが手がける創作物を「本(=アートブック)」という共通テーマで募る福岡発のアートブックフェア、「ニューグラフィー福岡アートブックエキスポ2022」。
11月の本展開催にあたり、10月22日(土)・23日(日)の2日間でプレイベント(ワークショップ&公開トーク)が実施されます。
場所は福岡市美術館1F(アートスタジオ&レクチャールーム)。
レイアウトデザインに必要なフォント(タイポグラフィー)に加え、本づくり(印刷)に不可欠な原料の紙にまつわる2つのプログラムを各領域の専門家をまじえておこないます。
2022年10月22日(土):ART WORK SHOP フューチャリスティック タイポグラフィー
実施プログラム① ART WORK SHOP フューチャリスティック タイポグラフィー
ゲストアーティスト:永尾 仁(タイポグラファー)
素材提供:530week(東京)、名尾手すき和紙(佐賀)
場所:福岡市美術館 アートスタジオ(1F)
〒810-0051 福岡県福岡市中央区大濠公園1−6
参加募集:参加申し込み専用サイト https://creators-ticket.com
参加人数:福岡県内の小学5〜6年生 30名(参加者入れ替え制=各回最大15名ずつ ※感染症対策のため)
参加費:1,800円(材料代)
開催時間:第一部 10:00〜12:00 第二部 13:00〜15:00
次世代のNEW(新たな)GRAPHY(アート表現)を担う福岡の子らとともに、ブックデザインの要でもある「書体=フォント」の世界をご案内。
案内人には国内有数の書体制作企業で技術研鑽に励むかたわら、個人活動においても独特の感性をいかしたアート書体を創造するフォント作家の永尾仁(じん)氏を招聘。
ニューグラフィー福岡アートブックエキスポ2022のキービジュアルも手がけた氏の作品世界に浸りながら、日ごろ何気なく目にするフォントの魅力を学ぶ一方、作家本人に手ほどきを受けながら、子どもたちが図形から着想するオリジナル書体(アルファベット)を創造します。
2022年10月23日(日):TALK SHOW どうなる?どうする?“紙”の未来 –〜 僕らの再生紙づくりプロジェクト 〜
実施プログラム② TALK SHOW どうなる?どうする?“紙”の未来 –〜 僕らの再生紙づくりプロジェクト 〜
ゲストアーティスト:
第1部:谷口 弦(名尾手すき和紙)× 平山 潤(NEUT Magazine) × yae(聞き手/NG事務局)
第2部:中村 元気(530week)×平山 潤(NEUT Magazine) × 瀬口 賢一(聞き手/NG事務局)
場所:福岡市美術館 レクチャールーム(1F)
〒810-0051 福岡県福岡市中央区大濠公園1−6
参加人数:40名(参加者入れ替え制=各回最大20名ずつ ※感染症対策のため)
参加費:無料
開催時間:第一部 10:30〜12:00(10分休憩) 第二部 13:00〜14:30(10分休憩)
常日頃あたりまえにつくられ、消費されるものの中に“紙”がある。
昨今にわかに叫ばれる環境問題であるが、再生という循環・知恵を先人から受け継ぎ、自らの製品づくりやアート活動に生かす人たちは、環境問題を含む紙の役割や生かし方の現況をどのように俯瞰しているでしょうか。
今回は“再生紙“をテーマに、東京で環境保全活動(プロジェクト)を担う中村元気氏と、7代にわたり佐賀で手すき和紙づくりを担う当代の谷口弦氏が、活動家、作り手(アーティスト)というそれぞれの立場から紙の未来を展望します。
■中村 元気
自身が主宰する「530week」は、「0(ゼロ) waste 」をコアコンセプトに、活動拠点である東京・渋谷周辺地域をより豊かにするために、企業、消費者、行政の全てのレイヤーを巻き込み「ゴミを出さない経済循環」のある暮らしを提案することで、地域コミュニティを盛り上げながら持続可能な社会を目指している。今回は氏の活動から生まれた木屑(きくず)再生紙「The Paper」についても言及する
■谷口 弦
大学で社会学を学んだ後、アパレル企業の販売員として勤務。その後実家に戻り、和紙職人としての修行を開始。2019年1月、還魂(かんこん)紙(※)をコンセプトにしたアートコレクティブ「KMNR™」を立ち上げる。
(※)谷口氏自身が手すきで再生した紙。その制作背景については本トークで公開
■平山 潤
ウェブメディア「Be inspired!」編集長を経て、現在は「NEUT Magazine」創刊編集長を務める。同メディアでは、「既存の価値観に縛られずに生きるための選択肢」をコンセプトに、先入観に縛られない視点を届けられるよう活動中
国内外の最大60組(※)の出展者が各ブースにおいてオリジナリティあふれる作品はもとより、あらゆるアート表現に関連する書物をはじめ実験的なプリントワーク、限定部数のZINEなどを幅広く展開する本開催。
本開催の概要は下記の通りとなっています。
日時:2022年11月19日(土)・20日(日)・21日(月)
会場:OVERGROUND 福岡市博多区美野島1丁目17番5号 寿ビル2階
https://newgraphy.jp/about/
(※)最大数。感染症対策や会場動線確保などの観点からブース設置数を制限する場合があります。
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