- #福岡グルメ
福岡の逸品としてじわじわ広がる「ニワカそうす」。 廃業を考えた老舗醤油屋が起こしたブームの作り方とは
今、じわじわと人気を集めているのが、お醤油でもソースでもない不思議なタレ「博多ニワカそうす」。現在、福岡市南区にある「タケシゲ醤油」の前身「五福醤油」が、戦後すぐに業務用として販売をはじめた調味料です。和洋中に使える万能さとおいしさから、飲食店のみならず一般家庭でも利用する人が増えています。2020年だけでも、テレビや雑誌など10社を超えるメディアで紹介された話題の商品なのです。でも、生みの親であるタケシゲ醤油は、廃業も考えたことがあるのだとか。ピンチを乗り越え、ブームを巻き起こすきっかけは何だったのか。代表の住田友香子さん、ご主人の良幸さんに話を伺いました。
【福岡観光・新名所】福岡空港 巨大壁画50mに込められた想い
2021年4月29日、福岡空港内の壁面に長さ50m、高さ3mの巨大な壁画が完成。福岡、博多から九州、世界のさまざまな名物や食べ物が描かれた壁面は、アーティストのミヤザキケンスケ氏が制作し、シンボル部分は空港近くの席田(むしろだ)小学校6年生が卒業制作として参加したもの。福岡の新しいシンボルが誕生したプロジェクトの全容をレポートします。
福岡の吉塚商店街が「吉塚市場リトルアジアマーケット」へ。外国人共生の“まち”で復活!
コロナ禍も相まって、全国でも老舗商店街のシャッター化が深刻化する中、見事復活劇を遂げた商店街が福岡市にあります。70年以上の歴史を持つ吉塚商店街は、周辺に多い在住外国人と地域住民の交流・共生を目指すプロジェクトを2020年12月からスタート。「吉塚市場リトルアジアマーケット」としてリニューアルしました。アジアンレストランのオープンに、ミャンマーからお釈迦様を迎えるなど、誰もが安心して楽しめる商店街のトライを仕掛け人たちへのインタビューを交えレポートします。
生き様で魅せる!「ドットコミュ」の世界を熱狂させるソーセージ
広島にソーセージに命をかける男がいるとの噂を聞いた。元格闘家という中山浩彰さんは、狩猟に出会い、そのエンターテイメント性の高さの虜になり、ドットコミュという肉加工場をオープンさせた。さらにその翌年、消費者にもっと身近な形でジビエ肉を届けたいとの思いからソーセージの開発に着手。まったくの素人ながらも、素材にとことんこだわり、試行錯誤を重ね“食べるとみなぎる”究極のソーセージを生み出した。「アンチ普通」「危機感がエネルギー」そんな唯一無二の社訓ならぬ、憲章を掲げる、ドットコミュの戦略についてうかがった。
新進気鋭の若きシェフ・大野尚斗さんに聞く、地元・福岡で店を構えることに決めた理由とは?
話題の音声SNS「CLUBHOUSE」で、一人のシェフと出会った。その名は大野尚斗さん。世界各国の星付きレストランで修業や研修を重ね、現在は年内に福岡市内での開業をめざし準備中の若者だ。また、多いときで年間100軒以上の飲食店を訪れ、食べ歩きを始めて10数年で国内外800軒を超えるガストロノミーを訪れているフーディーの顔も持つ。2020年にはBSフジで単独ドキュメンタリー「旅する侍キュイジニエ」が放送されるなど、注目を集める大野シェフに、これまでの修業や研修のこと、これからのお店のことについて話を聞いた。
九州しょうゆを福岡から世界へ。「福萬醤油」を継承した、世界で3人しかいない醤油ソムリエ
高齢化・後継者不足に加え、コロナ禍の影響により、M&A(事業継承)が注目されています。今回は、1821年創業「福萬醤油」を継承し、7代目となった大浜大地さんにインタビュー。事業継承することになった経緯や醤油ソムリエとしてのこれからの夢について迫ってみました。