聞いてよ!修治さん! #005

やる気は出すものではなく、〆切りとともにやってくるもの

福岡でいちばん企画書を書いてきたプランナー・中村修治さんが読者のお悩みにオモシロオカシク答えてくれます。「あー、あるある」「そっか、もうそんな感じでいっか」などなど、生きにくい日々をライトに潜り抜けるためのヒントになったりならなかったり!?ぜひ肩の力を抜いてお楽しみください!

相談者>>>>>>>>

やる気が出ない日がたまにあります。
どうすれば活力があふれますか?
教えてください。

<<<<<<<<ワタシの回答

〆切りこそが人生さ!!!

「やる気が出ない日がたまにあります」って、めっちゃ羨ましいです。
「たま」かよっ!
「たま」くらいなら相談してくるなと言いたいです。
ワタシなんか、ずっと。365日24時間ずっとですよ。
ワタシのたまに湧くやる気は、気まぐれでしかありません。
 
そうして、ワタシは、やる気を出そうとするだけ無駄だと考えています。だって、そんな絞り出したやる気って、スグに萎んでしまいます。また、ゼロからです。そんな虚しさに打ちひしがれて還暦となりました。

なので、ワタシのやる気は、〆切だけが頼りなのです。
 
この世から〆切がなくなったら・・・みんな仕事なんてしなくなる。仕事は、〆切があるから捗る。〆切が、仕事である。誰かが死んで悲しくても、夢破れて打ち拉がれていても、〆切が救ってくれる。永遠は、いくつもの〆切でできているのです。

〆切りこそが人生なのです。
やる気は出すものではなく、
〆切りとともにやってくるものなのです。

挑戦するなら、いっぱい〆切りをつくることに挑戦してみてください。運動も、恋も、趣味も、なんかの都合で強制的に終わってしまうものに挑戦なんかしても、いつか痛い目にあいますよ。

 

ワタシは、
人生の〆切り日を告知されるその日まで、
〆切りをいっぱいつくることに挑戦するこしとにします。

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プランナー
中村修治
1986年に立命館大学を卒業。1989年にバブルの泡に乗って来福。1994年に㈲ペーパーカンパニーを設立し独立。福岡に企画会社など存在もしなかったころから30年も最前線で生きているプランナー。企画書を書いた量とプレゼン回数は、九州No.1だと言われている。JR博多シティのネーミングやテレQのCIなどが代表的なお仕事。コラムニストとしても多誌で執筆。

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