いちから主婦ライターを目指す!月に10万稼ぐようになる方法②

ライターには特別な資格などは必要なく、だれでも挑戦しやすいのがメリット。また、最低限必要な道具はパソコンのみというハードルの低さから注目が集まっています。第一弾では、未経験で主婦ライターになる方法を中心にご紹介しました。第二弾の今回は、ライターとしての第一歩!営業の仕方やライターを継続していくうえで大切なことについて解説します。育児中のママライター志望の方も必見です!

ライターとして仕事を獲得するための、営業の仕方とは?

出版社・編集プロダクションなどに勤務経験がない場合、ライターになるにはどうしたらいいのでしょうか?ライター講座を受けたりスクールに通ったりする方法も考えられますが、ここでは、経験ゼロの状態からの営業の方法をご紹介します。
 
▶そもそもライターってどんな仕事?必要なスキルとは?第一弾記事はこちらをチェック!

\営業をする前に…ポートフォリオを用意しておこう!/

営業をかける前に、必ずポートフォリオを用意しておくようにしましょう。簡単にいうと履歴書のようなもので、これまでの経歴とともに、ブログや自分でテーマを設定して書いた記事などを添付。ワードなどで作っておくかホームページを用意しておくと、自分をアピールしやすくなります。


 
それでは、営業のやり方を初級編・中級編・上級編に分けて、ご紹介します。
 

【初級編】クラウドソーシングを活用

手軽に仕事を探し始められるのがクラウドソーシングのいいところ。ランサーズやクラウドワークスなど、今では数多くのクラウドソーシングが存在します。中には未経験OKの案件もちらほら。報酬の相場は全体的には低いですが、キャリアをスタートさせるにはうってつけです。ただ、サービス利用手数料として報酬から20%程度が差し引かれるのでご注意を。
 

【初級編】知人経由で仕事を紹介してもらう

「フリーランス白書2019」によると、仕事の獲得経路の第1位が人脈(知人の紹介含)でした。なんと約8割の人が紹介によって仕事を獲得したと答えています。フリーで活動していくには、そのくらい人脈が大切なのです。「ライターになりたい」と思ったら、人脈を広げることも同時にスタートするといいかもしれませんね。
 出典:フリーランス白書2019
 

【初級編】SNS経由で仕事を見つける

TwitterやInstagramなどで、自身が執筆した記事(記事がない場合はnoteやブログなど)を拡散したりすることで、仕事の依頼がくることも。そのほか、「#ライター募集」などのハッシュタグをつけた投稿から応募するなど、活用方法は無限!同業種の方と交流して情報交換や悩みを共有したり、フラーランスを対象としたセミナーなどの情報もキャッチしやすいというメリットも。
 

【中級編】媒体や企業に営業する

ウェブメディアの運営会社や出版社などに直接売り込む方法です。といっても、アポなしで会社を訪れるのはマナー違反。事前にアポを入れようとしてもなかなか都合が合わず断れるパターンも多いので、まずは会社のホームページなどに掲載されている「問い合わせ」から、アタックしてみるのがいいでしょう。その時に、ポートフォリオなどの資料を一緒に添付するのがgood。そういう意味では、まず初級編の方法で実績を積んでからアタックするのが吉です。
 

【上級編】企画を持ち込む

執筆してみたいメディアが見つかった場合、そのメディアに採用されそうな企画を考え、さらに記事を実際書いてみるなどして営業をかけてみるのもいいかもしれません。企画力も評価されれば、企画を任されたり、報酬がアップしたりするケースもあります。
 

ライターとして仕事をするうえで大切なこと。継続してお仕事をもらうには?

毎回新規で営業をかけるのは、時間と労力がかかるもの。せっかくなら、1度仕事をいただいた企業やメディアから継続依頼をいただきたいですよね。その分記事の執筆に集中できるほか、場合によっては徐々に報酬がアップしたりといいことづくしなのです。それでは、継続してお仕事をいただくにはどんなことを心がけたらいいのかを見ていきましょう。
 

・メールのレスはスピーディに

当たり前のことのように思えるかもしれませんが、メールのレスを速くすることで、編集者側がスケジュールを組みやすくなったり、その案件に関わる多くの人に「心の余裕」を与えることにつながります。顔を合わせて打ち合わせなどをする機会が減ったこのご時世だからこそ、メールの内容やレスの速さが信頼度に直結しますよ。
 

・納期を守る

ライターの場合は、案件ごとに納期が決まっているので、特にいくつもの案件が同時に進行している時は注意が必要です。納期を守らなければ信頼を失い、継続してお仕事をいただくことは難しくなるでしょう。
 

・クライアントが望む文章にする

どんな案件も、文体やこういった内容にしてほしいなどの趣旨が記載されたマニュアルのようなものが用意されているはずです。書かれている内容をしっかり読み込み、理解したうえでのライティングを心がけましょう。ウェブメディアなどでは、過去の記事を読みながら語尾などのテイストを合わせていくのもおすすめです。
 

【ちょっぴり上級編】プラスαの仕事をする

少しライターの仕事に慣れたら、マニュアル通りに仕事をこなすだけではなく場合によってはプラスαの提案をしてみるのもgood。例えば、記事にグラフなどを取り入れてよりわかりやすく仕上げたり、記事のコンセプト案を複数出したりするなどすれば、喜ばれることも多いですよ。

ライターとしてステップアップしていくのに必要なスキルとは?

ウェブメディアなどの増加により、挑戦しやすい職業となったライター業ですが、スキルをアップしながら継続的にお仕事を続けていくのはとても大変なことです。ここでは、報酬アップを目指す方にとって大切なことについて解説します。
 

・得意なジャンルを開拓する

「○○といえば、○○さん」と認識してもえるくらいの得意なジャンルを作っておけば、記事の報酬が上がりやすくなります。得意なことなら執筆の速度もアップし、記事をたくさん納品することが可能に。また、自身のモチベーションの維持もしやすく、いいことづくしです。ただ、得意ジャンルといえど常に新しい知識のインプットが必要なので、学び続ける姿勢も大切にしましょう。
 

・ウェブライティングスキル

ウェブメディアの場合、依頼する側はただ単純に記事を書いてほしいわけではなく、上位表示を狙える記事を書いてほしいと思っています。そのため、SEOの最低限の知識は持っておくようにしましょう。閲覧数に応じて報酬額が多くなるメディアもあるので、主にウェブメディアで執筆していくことを考えているのであれば、必須のスキルともいえます。
 

【番外編】ライターは将来有望?ライターのキャリアパスについて

フリーライターを経ていざ企業に就職しようとした場合、どんな職業が考えられるのでしょうか?ライターとしてどんなことを任されていたのかにもよりますが、考えられる職業をご紹介します。目指す夢が見つかったら、どのような仕事を受けていけばいいのか、どんなことを勉強していけばいいのかがより明確になりますよ。


 

・編集者・ディレクター

ライターとして依頼する側から、する側への転身です。企画や構成などを考えたり進行管理をするほか、ウェブメディア全般の監修を担います。採用するライターや、報酬の振り分けなどを任されることも。こちらは企業に就職せず、フリーランスとして請け負っている人も多いお仕事です。
 

・WEBライティング講師

ライターを目指している方に、文章の書き方を教える仕事です。気軽に始められる分、なかなか稼げないと悩んでいるライターさんはたくさんいます。基本的なライティングはもちろん、仕事の取り方や勉強方法、SEO施策など、教えられることは多岐に渡ります。
 

・メディアのコンサルタント

ウェブで情報発信をしたいと考えている企業や個人を対象に、サポートをする仕事です。ただ、ライティングスキルだけではなく、コンテンツの作り方などのスキルも必要になるので、ディレクター業を経てからコンサルタントになる流れが一般的だといえます。
 

現役ライターに聞く!どんなふうに営業をした?心がけていることは?

 フクリパなどでも活躍しているライターさんに、様々な角度からの質問に答えてもらいました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
 
―営業をかける際にどんなことを意識していましたか? 

福岡に移住して来たので、人脈ゼロの状態からスタートしました。お忙しい中ご対応いただくので、お電話ではなく、ホームページの「問い合わせ」からメールで営業をかけました。これまでの経歴や執筆した記事、さらに得意分野などを記載した自己紹介を添付しました。媒体や企業に合わせて内容を少し変えるのもポイントです。
結果、いくつかの企業からお声がかかり、移住して1週間経ったころには仕事を開始していました。得意分野などを記載していたので、記事のネタ探しや企画段階から依頼されたケースもありました。
(ライターTさん)


 
―継続してお仕事をいただけるよう心がけていることを教えてください
 

・請求書に一言添える
古風ですが…請求書を送付する際はただ送るだけでなく、「お世話になりました」「またよろしくお願いします」「今回も楽しくお仕事できました」という一言を手書きメモに添えて送付するようにしています。(郵送する場合ですが)
 
・できる限り柔軟&臨機応変に対応
急な依頼に対しても、アポが入っていなければなるべくお引き受けするようにしたり、私は車を持っているため、遠方や僻地であっても自力で行けるようにしたりしています。
(ライターYさん)


 
―これからライターを目指す方にアドバイスをお願いします
 

福岡では、まだまだ“〇〇専門ライター”が少ないので、自分の好きな分野を追求してニッチなジャンルを攻めるのも手ではないかと思います。といっても、お仕事で自分の色を出すのは案外難しい。なので、SNSのプロフィールやメールの署名欄、普段の会話でこっそり趣味や好きなものをアピールしてみるのはいかがでしょうか。
(ライターOさん)


 
 
いかがでしたでしょうか。
ライター業は工夫次第で収入を増やすことが可能です。まずは、10万を目指し、自分なりのやり方を見つけてみてくださいね。

▶そもそもライターってどんな仕事?必要なスキルとは?
【いちから主婦ライターを目指す!月に10万稼ぐようになる方法①】はこちらをチェック!

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フクリパ編集部
フクリパ・デスク(中の人)です。飛躍する街・福岡の 過去を知り、現在を理解し、未来を想像する、様々な情報をいち早くお届けします。「こんな記事が読みたい!」というリクエストは、各種SNSのメッセージにて承ります!

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