パンオタクが選ぶ福岡パン

そのシンプルさを堪能。boulangerie chouchouの「クレセント」【福岡県飯塚市】

福岡で10年以上パンブログを続け、2020年には城南区別府にパン喫茶をオープンさせた「pantiki」さん。毎日をリープアップしてくれる福岡のパンを、「ひとぱん入魂」の気持ちで1つずつご紹介いただくこちらの連載。82回目の今回は、福岡県飯塚市にあるboulangerie chouchou(ブーランジェリー シュシュ)の「クレセント」です。

どうしても「行きがちな方向」がありませんか?

筆者の場合は、西方面。糸島から更に先、唐津・武雄、、、とにかく最近は佐賀に行くことが多いです。

 

理由は、個人的にご縁のある方々やお店が西方面に多い、というのと、糸島や佐賀の食材(お野菜、乳製品、お肉もお魚も、、、)にハマり中、、、というのが大きいです。

 

 

しかし!各エリアに特徴がある。そこにしか無い出会いがある。

 

、、、のではないか?と、ふと思い立ち、今回伺ったのは、飯塚から宮若、鞍手、田川、、、のエリア。美味しいパン屋さんを求めて、というのは、勿論前提としてあったのですが、お野菜やフルーツも美味しいと聞いていたので、普段なかなか伺えていないこちらのエリアで、何かまた美味しい、新しい、食との出会いがありそう、、、と、出発前からワクワク!

 

そして、実際伺ってみると、ちょうど無花果と葡萄の全盛期で、陶器のようにツヤッツヤのマスカットや、ぷっくり丸々とした無花果が沢山ありまして、、、歳甲斐もなくキャー(目がハート)!食いしん坊バンザイな旅(どんなんだ)になりました。

 

 

そして、数軒のパン屋さんに立ち寄らせて頂いたのですが、どのお店も個性際立つと言いますか、福岡市内でフツーに見かけるようなお店って、逆に無いのかも?と思ってしまうほど。

 

まずは、オープン時間が福岡市内のお店と比べると、早いです。9時ごろオープンのお店も多く、早いところは7時から!住んでいる方々のライフスタイルに合わせていらっしゃるとは思うのですが、有難いですねぇ。

 

加えて、ドリンク無料サービスをなさっているお店が今も多い、ということ。昔は良く見かけたこのサービスも、様々な物の値上げや、コロナ期を経て、筆者の住むエリアでは、ほとんど見かけなくなってしまいました。ご時世的にやむなし、と理解しております。が、こちらのエリアでは、まだまだ健在!なんだか、懐かしく、嬉しく、有難く、、、

 

 

そして今回は、気になるお店が沢山ありつつ、数軒しか回れなかったんですけども、それでも感じる、際立つ、個性。あるお店では、大きな倉庫のような店舗の中に、まるで市場か、お祭りかの如く、たくさんのパンが並べられていて、パンだけではなく、唐揚げ等のお惣菜コーナーや、スイーツコーナーまで設置されていました。

 

 

そして、今回取り上げさせて頂く、こちらのお店、飯塚市にあるboulangerie chouchou(ブーランジェリー シュシュ)さんも、今まで述べさせて頂いた特徴(有難いサービスや早い時間からのオープン)を網羅されているのですが、もうひとつ、こちらのエリアの特徴とも言えるのかなー?と思うパンも、きっちり、置かれていました。

 

 

 

このエリアでよく見かけた、特徴的な形のパン

 

このパン、名前は「クレセント」。この角(つの)状のパンを、よく見かけたのです。違うお店ではホルン、というお名前で売られているのも見かけましたし、この形でクロワッサン生地にされているお店もありました。

 

この辺りでブーム?というか、もはやあって当たり前の定番人気の商品なのでしょうか。どこかにこの開祖のようなお店もあるのではないか、、、?そして、シュシュさんは、このクレセントをお店の看板にも掲げていらっしゃるのです。

 

 

謎を追求出来るほどの力と時間もなかったので(すみません)それは今後また伺えた時の、会話の糸口として、楽しみに取っておきましょう、、、

 

 

さぁでは、早速このクレセント、頂きます(^^)

 

 

カリッ!からのムチッ!好きな食感!そしてこの、塩気が良いわぁ

 

 

シンプルに素材の美味しさが伝わってきます。この形と焼き方だからこその、食べやすさと、焼き目から滲み出る旨み。噛み締められる密度だから、咀嚼するから、しみじみと、そのシンプルさを堪能できるのですね、、、

 

 

そして、そのクレセントと共に、看板に載っていたのが「バタール」です。勿論そちらも購入してみました。

 

 

少し懐かしい、フカッとしたバタール。こちらも、程よく塩味が効いていて、このフカッとしたクラムが、スープやソースを拭うのにもちょうどいい。焼き戻すと、カリッフワッ!と軽やかで、バターをたっぷり塗って、幸せな朝ごパンになりそうです。

 

 

量り売りの小さなクロワッサンや、何種類もある食パン、魅力的な具材のサンドイッチ、、、etc

 

老若男女、幅広い世代の方々に支持されているであろうことが、容易に想像できます、そんな魅力的なラインナップ。ドライブのお供にも、お土産にも重宝します。

 

 

まだまだ暑いとはいえ、日が落ちるのが早くなってきたような、、、秋の気配もそろそろ感じられるようになってきました。暑さで引きこもりたいモードだった方々(筆者も含め)も、ようやくお出かけする気分になれそうですね!そんな時に、フルーツの産地でもあり、福岡市内からの、ちょっとお出かけに程よい距離感のこちらのエリア。ドライブの際に、産直の市場や、道の駅、そしてシュシュさんにも是非、立ち寄られてみてはいかがでしょうか?(^^)

 

きっと素敵なお土産(自分にもこれ重要)が見つかりますよ。

 

 

 

店舗情報

boulangerie chouchou(ブーランジェリー シュシュ)

住所:〒820-0021 福岡県飯塚市潤野994-3 [map]

営業時間:8:00~18:00

※土・日曜日は7:00〜18:00

定休日:火曜、第1・3水曜日

駐車場:あり

Instagram:@chou4739

 

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パンブロガー
pantiki
福岡在住。色々なパンを食べ歩き、「ひとパン入魂」を心に紹介するパンブログを10年以上運営。2020年には福岡市城南区別府に、ブログを三次元化させたパン喫茶「kissaten ぱんフレット。」をオープン。オリジナルのメニューの提供のほか、ロスになる前のパンにアレンジを加え、ストーリーと一緒に味わってもらう「パンのバトン活動」を続けている。

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