パンオタクが選ぶ福岡パン

見た目も味も”真っカボチャ”。なたぱんの「かぼちゃのクリームパン」【福岡市東区】

福岡で10年以上パンブログを続け、2020年には城南区別府にパン喫茶をオープンさせた「pantiki」さん。毎日をリープアップしてくれる福岡のパンを、「ひとぱん入魂」の気持ちで1つずつご紹介いただくこちらの連載。28回目の今回は、福岡市東区奈多にあるなたぱんさんの「かぼちゃのクリームパン」です。

 

 

芋、クリ、かぼちゃ

スイーツやパンが好きな方々の、(特に若いお嬢さんたち)好きな『具』の筆頭にも挙げられることが多いこれらの食材。頻繁に目にしますよね。お店の方だって、メインのお客様である方々が好きなもの、喜んでくれるもの、使いたいですもんね。

そんな筆者も、若くないけど、昔のお嬢さんだけど、芋クリかぼちゃ、ちゃんと!?惹かれます。

 

 

しかーし、スイーツやパンの具材で惹かれるのは、栗のみ!

 

 

お芋さんは、ねっとりした焼き芋が1番だと思っているし、カボチャはサラダかスープか、、、そう、お惣菜にする方が好きなんです。

栗は逆で、スイーツになっている方が好き。栗ご飯は、『栗とご飯』って感じで、一体感が無いような気がして好まず。(口の中がモホモホしませんか?)

甘栗は、ちと中途半端と言いますか、甘くないけどオカズでも無いしな、、、と食指が動かない。なんか文句ばっかり書いてるようですが、好きなんですよ、根底に愛はあります。

 

バランス最高な『カボチャのパン』

そんな私が気になりまくった『カボチャのパン』があるのです。

それが、なたぱんさんの、見た目も黄色くて種も付いていて、見るからにカボチャ『真っカボチャ』(どんな日本語?)なカボチャのパン。

 

 

 

口にするとまずそのもっちりとした食感に笑みが溢れるでしょう。

そして、これは、おかずなの?スイーツなの?カボチャそのものなの?と嬉しいクエスチョンマークがたくさん出てくるフィリングに、更に更に笑みが溢れることでしょう。

 

 

ほんと、そのくらい良い感じのバランスで、おかずっぽくもスイーツっぽくもある塩梅、甘味。生地のしっとり具合も、『カボチャ大福』的に感じさせてくれるレベル。

 

 

元々こちらのハード生地の食パンのファンだったんですけど、このカボチャパンも『マストバイ』リストに入りました!

いや、でもね、バケットも甘いパンもとにかくぜんぶ美味しいから、初めて行く方は、目についたのはぜんぶ買ってみてください笑

 

 

編集部よりお知らせ

実はこのかぼちゃパン、現在は製造をやめてしまったとのこと、、、!ただしお客さまからの要望が多いため、現在出されているよもぎパンが終わると再販、もしくはアレンジを加えての販売があるかもしれないそう。

pantikiさん曰くチョコのパン「ショコラ」も絶品だそうです。

 

 

pantikiさん

わたくし、オタクゆえに、ただ甘いだけのチョコパン、にはさほど惹かれないのですが、、、なたパンさんのチョコパンは、そんなオタクも満足させる逸品!甘すぎないチョコ、カカオらしい酸味もほのかに漂う大人のチョコ。そして生地自体が、ちゃんと美味しい。


 

吸水量や成形方法、焼き方などもどんどんアップデートされていっているなたぱんさん。

こちらの「ショコラ」も現在は販売当初より進化しているのだそうです。そんななたぱんさんだからこそ、行くたびに新しい出会いがありそうですね。

 

 

店舗情報

なたぱん
住所:〒811-0204 福岡県東区奈多1丁目12−58[map]
営業時間:9:00 ~17:00(※パンがなくなり次第終了)
定休日:月・水・金・日曜日
駐車場:あり
Instagram:@natapan.fukuoka
https://www.instagram.com/natapan.fukuoka/

 

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パンブロガー
pantiki
福岡在住。色々なパンを食べ歩き、「ひとパン入魂」を心に紹介するパンブログを10年以上運営。2020年には福岡市城南区別府に、ブログを三次元化させたパン喫茶「kissaten ぱんフレット。」をオープン。オリジナルのメニューの提供のほか、ロスになる前のパンにアレンジを加え、ストーリーと一緒に味わってもらう「パンのバトン活動」を続けている。

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