今回の釣り場は福岡市民のオアシス「大濠公園」
今回の実釣レポートの釣り場となるのは、みなさんご存知、福岡市民のオアシスでもあり、福岡有数の観光地である「大濠公園」です。
軽く説明しますと、大濠公園は福岡市の中心地に位置する、大きな池を囲んだ周囲約2kmの都市公園。普段はジョギングや散策を楽しむ多くの人々が利用しているほか、福岡市内有数の観光名所としても知られています。
その歴史を紐解くと、かつてこの場所一帯は「草ヶ江」と呼ばれる入り江で、博多湾に続いていたそうです。
やがて筑前福岡藩初代藩主となった黒田長政により、入り江の一部が埋め立てられ、福岡城の外堀になったんだとか。
その後、博覧会開催を機に整備され、昭和4年に公園として開園し、現在に至ります。
■なお、大濠公園の詳しい釣りスポット記事は過去の記事をご覧ください。
実は釣りができるんです!福岡市民のオアシス「大濠公園」【福岡市中央区】
https://fukuoka-leapup.jp/city/202406.32454
今回のターゲットはズバリ「ブラックバス」!

筆者が他の釣り場で釣ったブラックバス(イメージ)
今回狙う魚は、ズバリ「ブラックバス」。
この大濠公園は昔からビッグバス(大きなサイズのブラックバスのこと)が釣れることで知られていましたが、絶えず多くの人々の往来があるので魚の警戒心が強く、「大濠公園=釣れない」ことでも釣り人界隈では有名でした。
筆者も30年くらい前、この大濠公園に頻繁に通っていた時期がありましたが、当時から確かになかなか釣れていませんでした。
しかし今回、その「大濠公園=釣れない」イメージを払拭すべく、実に30年ぶりに大濠公園でのバス釣りにチャレンジしてみることにしました!!
パーキングに車を停めて、いざ大濠公園へ

時刻は朝8時。大濠公園近くのパーキングに車を停めます。パーキングは福岡市美術館の南側にある「Dパーキング護国神社大濠公園南」が位置的に便利です。
駐車料金は終日45分で200円。駐車後24時間以内なら最大900円とリーズナブルな料金なのも魅力ですね。
※2026年3月現在の金額です

駐車場から福岡市美術館方面へ歩いて行くと・・・

ほんの1分で大濠公園に到着しました!

朝の大濠公園は平日でもジョギングや散歩を楽しむ方で賑わっています。

それでは今回のルアーをちょっとご紹介。実はバス釣りをやるのもかなり久しぶりでして、自宅にあったルアーを適当にセレクトして持ってきました。
写真上のパッケージに入ったものがワームというソフトルアー、それ以外がハードルアーという種類です。ハードルアーも「プラグ」「ミノー」「スピナーベイト」など、釣り方や狙い方で様々な種類があるので、それらを釣り場の状況を考えながらチョイスしていきます。

竿とリールは2セット持ってきました。写真左が「ベイトタックル」、右が「スピニングタックル」という種類です。
簡単に違いを説明すると、ベイトタックルはパワーがあるので、重いルアーを投げるのに適したタックルで、スピニングタックルは軽いルアーを投げるのに適したタックルとなっています。
野球に例えるならば、ベイトタックルは剛腕ピッチャー、スピニングタックルは変化球が得意な技巧派ピッチャーって感じでしょうか。・・・意味、伝わりますでしょうか?(笑)
大濠公園で釣りをする時の注意点

画像出典:https://www.ohorikouen.jp/guide/
改めて説明しますが、大前提なのが「大濠公園で釣りをしてもいいのか??」という点。
「観光名所だからさすがにダメなんじゃないの?」
「釣りしてたら怒られるのでは?」
「スワンボートに当たったら大変なことになるのでは?」
結論から言いますと…「大濠公園は釣りOKです!」
ただし!どこでも釣りをして良いというわけではありません。
上の地図に赤い線で表記されている「魚釣り許可区域部分でのみ」釣りをすることができます。
仮に名付けると「福岡市美術館前」「日本庭園前」「茶村橋付近」のみとなります。
さらに、釣りに関しては、下記のルールが設けられています。
■魚釣り許可区域以外での釣りはできません。
■「投げ釣り」は、危険ですのでお控えください。
※キャスティング(投げること)自体は可能ですが、「遠投(投げ釣り)」は危険です。
■釣り糸・針等は必ずお持ち帰りください。
■他の来園者の迷惑にならないよう、又、安全に十分注意してください。
ですので、ルールとマナーを守れば大濠公園でも安心して釣りが楽しめるというワケなんです!
さて、大濠公園の釣りルールを頭に入れたら、いよいよ実釣です!!
ポイント(1)日本庭園前

まずは公園の南側にある日本庭園前からスタートします。
釣り許可区域と禁止区域はこのような立て看板でしっかり表示されているので、実にわかりやすいです。

この「日本庭園前」の一角はちょっとした遊歩道が整備されています。


この日本庭園前をファーストチョイスした理由としては「水の流れ込み」があること。
新鮮な水が池に入ってくる水路には多くの小魚が集まってきます。それらの魚を捕食するために大型の魚が回遊しています。
また、水の流れ込み部分は水中の水流が変化するので、のっぺりとした水の流れのない大きな池の中でも魚の活性が高いのです。

しかもこの場所は足場も良く、ルアーを投げる時に引っかかりやすい木も少ないので、ルアー釣りには最適なのです。

ここで水の中をチェック。うーん、かなり濁っていますね・・・。この冬は記録的な小雨だったこともあり、池に流れ込む水量も少なく、水の循環が悪いことも影響していそうです。
濁った水は魚の視認性が悪いので、アピール性の高いルアーをチョイスすることになりそうです。

ということで、まずはスピナーベイトというルアーをチョイスしてみました。このルアーは片側に金属のブレードが付いており、投げてリールを巻くと、そのブレードがキラキラ光りながら魚を惹きつけ、ヒラヒラがついた針の部分に食いつかせるんです。

沖に向かって思いっきりルアーをキャスト(投げる)、そしてリールを巻きます。これの繰り返し。水面下にある地形や、流れ込みからの水の流れを計算しつつ、ブラックバスがいそうなポイントを探っていきます。
しばらく投げてみましたが、反応は全くなし。うーーん、さて、どうするか。

釣れないのでスピニングタックルにチェンジしてみます。
ここでチョイスしたのが、釣り人にはあまりにも有名な「ゲーリーヤマモト」というメーカーの4インチグラブというワーム。いろんなシチュエーションで使えるバス釣りの万能ワームで、筆者は10代の頃からこのワームをメインに使用しています。
水が濁っているのでアピール力の強い「チャート」というカラーをセレクトしました。

スピニングタックルでの釣りは先ほどのベイトタックルとは違い、水面下をピンポイントで探って行くスタイル。魚がいそうな障害物まわりを丁寧に攻めていきます。

あっという間に1時間が経過。いまのところアタリなし。
しばらくベンチに座って休憩しつつ次の戦略を考えることにします・・・。
ポイント(2)茶村橋付近

考えた結果。場所を移動することにしました。次のポイントは茶村橋です。

茶村橋は大濠公園の真ん中にある「松島」と「菖蒲島」を結ぶ橋。この東側の一部が釣り許可区域となっているんです。

このあたりも遊歩道が整備されていて、水面近くまで行くことができます。

ここでワームをチェンジ。先ほどのグラブよりもアピール力の高いものをセレクトします。

水面近くに垂れ下がった木の下を丹念に攻めます。こういった場所は日陰になっていることで魚の警戒心が薄れており、良い釣果に結びつきやすいのです。

しかし・・・やっぱり釣れない。カメくんたちはわんさかいるのですが・・・。

すでにスタートから2時間が経過。だいぶ太陽も高くなってきました。
気分転換のために、スタバでちょっと休憩することにします。

大濠公園のスタバは公園の利用者や観光客でいつも賑わっています。
釣具を店内に持ち込むのはさすがにどうかと思ったので、テラス席を利用させてもらいました。
美しい景色を眺めつつ、あたたかいコーヒーと大好きなチョコレートチャンクスコーンでブレイクタイム。
しっかり休憩をとったら、いよいよ最後の戦いに挑みます!
【スターバックス コーヒー 福岡大濠公園店】
■住所:福岡市中央区大濠公園1-8
■TEL:092-717-2880
■営業時間:7:00~21:00
■公式サイト:https://store.starbucks.co.jp/detail-962/
ポイント(3)福岡市美術館前

最後のポイント「福岡市美術館前」にやってまいりました。

こちらも足場が良く、かなり釣りやすいのですが、先ほどのポイントよりも水深が浅い上、釣り許可区域もかなり短いのが難点。

最後のポイントなので、いろんなルアーを試しつつ、何度も何度もキャストを繰り返します。しかし、時間だけが無情に過ぎていき・・・。スタートから3時間。ついにタイムアップとなってしまいました。

結局「釣れない大濠公園でバスを釣る」という目標を果たすことはできませんでした。
しかも、前回のヤマメ釣り実釣レポートに続き、今回で「2連敗」という悲しい結果になってしまいました。
時刻は11時。ウォーキングを楽しむ人々に混じって、トボトボと帰路につきました。
ということで、大濠公園でのバス釣り実釣レポートでした。
30年ぶりに「大濠バス」と出会えることを期待していたのですが、現実はそう甘くないですね(笑)
しかし、結果的に釣ることはできませんでしたが、朝の大濠公園はとっても気持ちが良く、たくさん歩いたので良い運動にもなりました。スタバのコーヒーとスコーンも美味しかったし♪
この記事を読んで「我こそは!」という腕に自信がある釣り人は、ぜひ筆者に替わって大濠バスを攻略してみてくださいね♪












