今回の釣り場は「唐泊漁港」
今回の実釣レポートの釣り場となるのは福岡市西区にある「唐泊(からどまり)漁港」です。
唐泊漁港は糸島半島の東側、博多湾の一番西にある漁港で、外海である玄界灘もほど近く、博多湾内にもかかわらず水の透明度が比較的高いのが特徴です。
また、糸島半島の東側にあるので、西風の影響も受けづらいという地理的なメリットもあるんです。
取材当日は北西の風が強かったので、唐泊漁港をチョイスしてみました。
■なお、唐泊漁港の詳しい釣りスポット記事は過去の記事をご覧ください。
ベテランからファミリーまで楽しめる人気釣り場「唐泊(からどまり)漁港」【福岡市西区】
https://fukuoka-leapup.jp/city/202405.29800
今回のターゲットは「カレイ」

カレイのイメージ画像
今回狙う魚は、みなさんよくご存知の魚「カレイ」です。
カレイは冬から春にかけて投げ釣りの主役となる人気の魚で、水温が下がる冬の時期には産卵のために接岸するので、堤防や砂浜から手軽に狙えるターゲットなのです。食味は淡白で上品な白身が特徴で、煮付けや唐揚げ、鮮度が良ければ刺身でも絶品だそうです。
ちなみに、同じような体型をした「ヒラメ」と間違われやすいですが、見分け方としては「左ヒラメに右カレイ」と言われるように、目を上にした際に顔が右側を向くのが「カレイ」、左側を向くのが「ヒラメ」となっています。
釣具を調達して、まずは腹ごしらえ!

今回も福岡市西区女原にある「フィッシングなかはら今宿店」で、釣具とエサを調達します。

購入したのはカレイ釣り用の投げ釣り仕掛けを数種類と釣りエサ。釣りエサは前回同様、海釣りの万能エサ「青虫(アオムシ)」です。

さて、釣具を買ったら、次は腹ごしらえです!
向かったのは、フィッシングなかはら今宿店から車で5分の場所にある「ラーメン大吉」。
ここは筆者が15年近く通っている、大好きなラーメン屋さんなのです。

ラーメンのトッピングはネギとチャーシューのみという一見シンプルなもの。しかし、濃いめの豚骨スープに麺が絶妙に絡みつき、飽きのこない美味しさに仕上がっています。
その味を例えるならば、まさに「王道の博多ラーメン」と言ったところ。地元民からも圧倒的に愛されているラーメンなのです。
しっかり替え玉までして、釣りの前にお腹を満たしました!
【ラーメン大吉】
■住所:福岡市西区北原1-3-1
■営業時間:月〜水、金~日11:00〜16:00
■定休日:木曜
■TEL:092-806-1528

県道54号線の海沿いの道を走り、いざ唐泊漁港へ!
唐泊漁港に到着。カレイ釣りに挑戦!

ラーメン大吉から車で約20分、唐泊漁港に到着しました。
広々とした駐車場は有料となっており、料金所で支払うシステムです。駐車料金は自動車は1日500円、バイクは1日250円となっています。(2026年1月現在)

駐車場から料金所を見たところです。料金所のそばには自販機とトイレも完備されています。

唐泊漁港は長さ約500mの堤防がメインの釣り場なのですが、今回は駐車場に隣接する堤防から狙ってみることにします。
すでに先客がいらっしゃったので、邪魔にならないよう、少し離れた場所で竿を出すことにします。

堤防の下はこのような岩場になっています。時刻はちょうど満潮のタイミング。この日は潮の変化が少ない小潮だったので、なるべく沖合いを狙うようにします。

今回は「投げ釣り」という釣り方になります。
リールから出た釣り糸の先に”ジェット天秤”というロケットのような形をした大きなオモリを結びつけ、オモリの先に仕掛けを結びます。あとは釣り針に青虫をセットすれば完成。とっても簡単です。

投げ釣りの基本は遠投。すなわち、沖に向かって仕掛けを投げ込むのです。
投げ方は、後ろを確認しながら、こうして腕を振りかぶって・・・

「おりゃーーー!!!」っと投げるんです。
ジェット天秤の重さで仕掛けがみるみる遠くまで飛んで行きました。

仕掛けが着水したら、糸フケ(糸のたわみ)をリールで巻き取り、糸が張った状態にして竿を立てかけておきます。あとは魚がエサに食いつく”アタリ”を待つのみ。
魚が釣り針に掛かったら竿の穂先がしなるので、穂先から目を離さないようにしておかなければなりません。

しかし、この日の最高気温は5度。ちょうど今年最強の寒波が到来した日で、前日には雪が降っていました。
ずっと外で魚のアタリを待っているのが辛くなってきたので、車の中でコーヒーを飲みながらアタリを待つことにしました。
このように駐車場と堤防が隣接していると、アタリ待ちの時間も快適に過ごせるんです。


しかし、待てど暮らせど一向に魚のアタリはなく・・・。長い堤防へと場所を移動してみます。

場所を移動してアタリを待っている間に、小さくて可愛いお客さんがやってきました。
この鳥の名前は「イソヒヨドリ」。海岸や岩山などに多く見られる鳥なんだそうです。人懐っこい性格のようで、人間の近くにいてもあまり気にしていないようでした。

ずっとそばから離れないので、お腹が空いているのかと思い、エサの青虫をあげてみたら美味しそうについばんでいました。
それからもずっと近くをウロウロしていて、とても愛くるしくて、心がほっこりとなりました。

いや、それにしても全然アタリがありません・・・。ヒット率が倍になるように竿をもう1本出してみたのですが、それでもアタリなし。しかもだんだん日が傾き出して、気温も徐々に低下。寒さとの戦いです。

そんな中、待望のアタリが!!
喜んでリールを巻いてみると「なんじゃこりゃ!?」な魚が釣り上がりました。その見た目はドジョウのような、ウナギのような、初めて釣る魚。
写真を撮ってGoogleレンズで調べてみると「ギンポ」という魚でした。ギンポは関東地方では高級食材として知られている魚で、かなり美味しいとのこと。しかしサイズがあまりにも小さかったので、そのまま海にリリースしました。

そして再び、立てかけていた竿が倒れるほどの強烈なアタリが!!
「ついにカレイが釣れたのか!?」
喜んで釣り上げてみると、正体は外道中の外道「ショウサイフグ」。体長は30cmほどもあり、なかなか強烈な引きを楽しめました。しかし、フグは毒があって食べられないのでリリースです。

そして最後に釣れたのは「メバル」。メバルは「アラカブ」に並ぶ冬の釣りの良きターゲット。しかしこちらも10cmほどのミニサイズ。こちらも残念ながらリリースとなりました・・・。

この日の唐泊漁港は寒いながらもたくさんの釣り人がいたのですが、みなさんなかなか厳しい釣果だったようです。

冬の太陽が傾き、気温もさらに下がってきたので、これにてタイムアップとなりました・・・。
極寒の中で頑張ってみましたが、残念な結果でフィニッシュとなりました。
取材的には絶対にカレイを釣りあげたかったんですけどね・・・(泣)
唐泊漁港のおすすめスポット「波と丸」

そして最後にご紹介したいのが、唐泊漁港の駐車場の向かいにある「波と丸」。
かつて漁師小屋として利用されていた建物をセルフリノベーションしたカフェなのです。

メニューは季節のブレンドコーヒーをはじめ、またいちの塩を使った「塩カフェオレ」などのドリンクから、焼きドーナツやガトーショコラ、濃厚チーズケーキなど、体にやさしいスイーツが楽しめますよ。
おもに土日メインで営業しているので、週末に唐泊漁港に行かれた際にはぜひ立ち寄ってみてくださいね。
【波と丸】
■住所:福岡市西区宮浦2-3
■営業時間:土、日、たまに木11:00〜16:30L.O.(詳しくはInstagramにてご確認ください)
■定休日:不定休
■喫煙:NG
■TEL:なし
■Instagram @nami.to.maru
■波と丸の詳しい情報はこちらの記事をご覧ください。
元漁師小屋をリノベーション!唐泊漁港そばの喫茶店「波と丸」【福岡市西区】
https://fukuoka-leapup.jp/gourmet/202508.59822
ということで、真冬の唐泊漁港での実釣レポートでした。
釣りはもちろん魚が釣れた方が良いに決まってますが、自然の中で無心になって釣り糸を垂らし、アタリを待つ時間も楽しいものですよ♪
冬に釣りに行かれる際には、防寒対策を万全にして行かれてみてくださいね!













