波と丸

元漁師小屋をリノベーション!唐泊漁港そばの喫茶店「波と丸」【福岡市西区】

いつの時代でも「カフェ」という存在は人々をトリコにします。近年のSNS人気も相まって、おしゃれなカフェ巡りを楽しむ女性も多い中、脚光を浴びているのが「昭和レトロな喫茶店」や「ネオ喫茶」と呼ばれるお店。中年以上の方はノスタルジックを感じ、若者にとってはおしゃれなカフェにないレトロ感が斬新だと感じるんだそうです。この記事では福岡や福岡近郊にある「レトロを感じられる喫茶店」や個性的な喫茶店・カフェをご紹介しています。

「波と丸」の場所は、福岡市西区・唐泊漁港の目の前

 

今回ご紹介する「波と丸」の場所は、福岡市西区宮浦。糸島半島の北東部にあたります。

アクセスは、福岡市内中心部から国道202号線を経て県道54号線に入り、二見ヶ浦方面へ。

途中の「福岡市海釣り公園」や観光スポット「ヤシの木ブランコ」のある「ざうお」を過ぎ、そのまま直進します。

 

 

やがて右手にピンク色の建物が特徴の「あいちゃんうどん」が見えるので、その手前を右折します。

 

 

しばらく道なりに進んでいくと、右手に「唐泊漁協ストアー」が見えてきます。

その先の突き当たりを右折すると・・・

 

 

唐泊漁港の駐車場に到着します。この駐車場の向かいに「波と丸」があります。

駐車場は通常は有料ですが、「波と丸」を利用される方は無料で停められますよ。

 

 

こちらが「波と丸」の外観です。

 

 

小窓には「波と丸」の店名が。上のコーヒーカップのサインが可愛いです。

 

 

店頭にはグリーンのベンチも置かれています。

漁港を眺めながら青空カフェが楽しめますよ。

 

 

入り口横にはメニューが掲示されています。事前にチェックして、いざ入店です!

 

 

元漁師小屋として使われていた建物をリノベーションした店内空間

 

入店するとまずカウンターがあるので、先にオーダーしましょう。

ドリンクは月替わりの「季節のブレンド(500円)」などのほか、またいちの塩を使った「塩カフェオレ(550円)」、3種類の「スパークル(500円)」などがあります。

 

 

ショーケースには美味しそうなスイーツがズラリ。

常時6種類がラインナップされた「焼きドーナツ(300円〜)」やガトーショコラ、濃厚チーズケーキなど、どれも体にやさしい素材を使った商品が並んでいます。

 

 

毎週日曜日には「ぶひひのぱん( @buhihino_pan/ )」も販売中。

どんなパンが販売されるのかはインスタグラムにて事前チェックを。

 

 

この「波と丸」はかつて漁師小屋として使われており、手前のエリアには漁具などが置かれていたそう。それを店主がDIYでセルフリノベーションを行い、お店を作り上げたとのこと。

こちらのカウンターも店主がDIYで作り上げたもの。すごいです!!

 

 

剥き出しの天井板にはプランターや丸いライトがセンスよくディスプレイされています。

 

 

さらに一段高くなった奥に進むと、テーブル席のあるフロアが出現します。

席と席の間は程よく離れており、居心地の良い空間に仕上がっています。

 

ちなみにこのフロアは、漁師小屋時代にはカラオケルームとして使われていたとか。漁師さんたちがお仕事の合間にここで熱唱していたんでしょうね。

 

 

こちらのテーブルももちろん店主の自作。いやはや、なかなかのクオリティーです!!

 

 

廃材を使ったブックラックには糸島の観光ガイドブックなどの雑誌が置かれています。

糸島観光で来店される方はぜひ覗いてみてはいかがでしょうか。

 

 

また、一角では店主が陶芸を習いに行っているという、唐津焼「見湖窯」の作品も販売されていますよ。

 

 

店内の至る所にかわいいスポットや面白いアイテムが点在しているので、撮影するのも楽しそうです。

 

 

こちらはヒラメと鯛のクッション。漁港そばの喫茶店らしいナイスなアイテムです。

 

 

「波と丸」がオープンするまで

店主の柴田真里子さん。「福岡ウエストコースト商工連合会」の評議員を務めるなど、日々宮浦エリアを盛り上げようとしているアクティブなお方なのです!

 

「波と丸」を営んでいるのは、福岡市出身の柴田真里子さん。

 

お店をはじめる前までは近くにある「唐泊恵比寿牡蠣小屋」の敷地内で、自らが育てたサツマイモを使った焼き芋販売店を4年ほど営業されていたそう。

 

その後、ご家族でお店のある宮浦地区に移住されたのですが、この地区は年々過疎化が進んでいることを実感。「近所のおじいちゃんやおばあちゃんたちが集える場所を作ろう」と思い立ち、ちょうど空き物件となっていた築40年以上の元漁師小屋を、友人たちとセルフリノベーション。

そして2023年12月、この「波と丸」をオープンされました。

 

個性的な店名は、ちょうどお店の向かいの海(=波)から登る太陽(=丸)を表現しているのと、良いご縁が波紋のように広がっていくように、という思いが込められているそうです。

 

 

漁港のそばで潮風を感じながら楽しめるメニュー

 

今回オーダーしたのは名物メニューの「ギョロッケサンド(580円)」

ギョロッケとは、魚肉のすり身をベースに、野菜を混ぜてパン粉を付けて揚げた、ふんわりやさしいお魚のコロッケ。このギョロッケは福岡市中央区にある長浜鮮魚市場から取り寄せているそうです。

なお、ドリンクセットにするとドリンク代が30円引きになります。

 

 

ギョロッケを挟んでいるのは、北海道産小麦と米油、アルミニウムフリーのベーキングパウダーを使った体にやさしいオリジナル生地。まるでピタパンのような食感が特徴。

それにたっぷりの野菜とオリジナルのハニーマスタードソースとの相性は抜群で、ペロリと食べてしまう一品です。

 

 

ペット同伴OKです!

「波と丸」はペット同伴OKとなっており、特にワンコを飼っている方がよく来店されるそうです。

 

ただし、店主の柴田さんより「動物が苦手な方もいらっしゃるので、皆さんが気持ちよく楽しんでもらえるため、トイレマナーのご協力をお願いします」とのことでした!

 

 

せっかくなら唐泊漁港も覗いてみよう!

 

お店の向かいには釣りスポットとして有名な「唐泊漁港」があります。

糸島半島の東の端に位置しているので、堤防からは博多湾に浮かぶ能古島や志賀島が見渡せます。

ロケーション最高なので、釣りをしなくても、ぜひ唐泊漁港を覗いてみてくださいね。

 

 

■なお、フクリパでは「唐泊漁港」の釣りスポット記事もご紹介しています。

ベテランからファミリーまで楽しめる人気釣り場「唐泊(からどまり)漁港」【福岡市西区】

https://fukuoka-leapup.jp/city/202405.29800

 

 

ということで、全国的にも珍しい”漁港のすぐそば”にある「波と丸」をご紹介させていただきました。

 

ドライブルートである県道54号線から路地を入った、かなり穴場な場所にあるので、普段とはまた違った糸島の風景に出会えると思います。

店内利用するもよし、テイクアウトするもよし。ぜひ糸島観光の途中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

 

 

波と丸

住所:福岡市西区宮浦2-3

TEL:なし

営業日:土曜、日曜、たまに木曜(詳しくはInstagramにてご確認ください)

営業時間:11:00〜16:30O.S

喫煙:NG

Instagram:@nami.to.maru/

 

 


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ライター
久原茂保
2001年より福岡発のカフェ情報サイト「CAFE@TRIBE(カフェ・トライブ)」を開設。以来、20年以上に渡り福岡県を中心に数多くのカフェを訪れ、日々取材活動に励んでいる。近年はカフェアドバイザー業やカフェのリブランディング、カフェプロモーションなどカフェ業界の知見とネットワークを活かしたオンリーワンな事業を展開中。グラフィックデザインやWEBデザイン、広告コンサルも。

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