今回の釣り場は糸島半島の「福の浦漁港」
久しぶりとなるフクリパの実釣レポート。今回の釣り場となるのは福岡県糸島市にある「福の浦漁港」です。
糸島半島の西端に位置する福の浦漁港は、牡蠣小屋で有名な岐志漁港の付属的な港で、小規模ながらも自然豊かな景観が魅力の漁港です。
背後には立石山の奇岩がそびえ、沖には幕末の英雄・高杉晋作ゆかりの姫島が浮かぶ風光明媚な場所にあります。
漁業施設は漁師の倉庫が主で、漁船も数隻と、のんびりとした雰囲気が特徴です。
■なお、福の浦漁港の詳しい釣りスポット情報は過去の記事をご覧ください。
糸島半島最西端にある人気ポイント!「福の浦漁港」【福岡県糸島市】
https://fukuoka-leapup.jp/city/202510.64656
狙うのは冬の釣りの定番・アラカブ(カサゴ)

アラカブのイメージ画像
今回狙う魚は「カサゴ」。福岡では「アラカブ」という名称で親しまれている、冬の波止釣りのメインターゲットです。
アラカブは「根魚(ロックフィッシュ)」の代表格で、アベレージサイズは10〜20cmほど。岩の隙間や障害物の影に身を潜める定着性の強い魚です。
低温に強く、特に冬場には産卵を控えて活発に餌を食べるため、身が締まって非常に美味しい魚で、特に「アラカブの味噌汁」は絶品なのです!
釣りの前に、まずは牡蠣小屋で腹ごしらえ!

今回の実釣には、息子も参加してくれました。最近はなかなか一緒に釣りに行く機会もなかったので、家族サービスも兼ねて連れていくことにしました。
まずはエサの調達から。筆者がよく釣りエサを買うのは、福岡市西区女原にある「フィッシングなかはら今宿店」さん。ここはエサを筆頭に、竿やリール、仕掛けなどの釣具全般が揃う、糸島エリアの釣りに強いお店です。

メインの釣りエサは「アオイソメ」というゴカイの仲間。福岡では一般的に「青虫(アオムシ)」と呼ばれています。
アラカブはもちろん、アジ、キス、スズキ、チヌ(クロダイ)など、ほとんどの海水魚が好んで食べる万能型の活きエサなのです。
フィッシングなかはらさんではグラム単位で購入でき、写真は100グラムで900円。これだけあれば2人でも半日は釣りを楽しめます。
おがくずの中に青虫が入っているんですが、実物の写真を掲載するのはちょっとグロいのでやめておきます(笑)
【フィッシングなかはら今宿店】
■住所:福岡県福岡市西区女原55-1
■TEL:092-807-5082
■営業時間:月~木曜 3:00~21:00/金曜 3:00~オールナイト営業/土曜 24時間営業/日・祝日 オールナイト営業~20:00
※土日祝日の前夜はオールナイト営業
※オールナイト最終日は20:00まで営業
■公式サイト:https://fishing-nakahara.jp/

エサを購入したら、糸島半島を目指します!まずは岐志漁港方面へ。赤い看板に従って車を走らせます。

岐志漁港に到着。岐志漁港と言えば、やっぱり「牡蠣小屋」ですよね。
ということで、釣りの前の腹ごしらえとして牡蠣小屋に行ってきました!
今回訪れたのは、岐志漁港の牡蠣小屋群の中にある「恵比須丸」さんです。

高い天井の建物は、まさに「これぞ牡蠣小屋!」といった雰囲気。伺った時間はお昼前だったので、ハイシーズンながらも待たずに入店できました。

汚れと匂いを防いでくれるグリーンの専用ジャンパーを着用し、焼き牡蠣を楽しみます。
炭火で焼くこと数分。牡蠣の殻がパカッと開いたら食べごろの合図です。

アツアツの焼きたて牡蠣と、牡蠣ご飯のコンビはまさに冬の最強グルメ!息子も美味しそうに牡蠣を頬張っていましたよ!
【恵比須丸】
■住所:福岡県糸島市志摩岐志801
■TEL:092-332-0763
■営業時間:10:00〜17:00
■Instagram:@ebisumarugogo
美味しい牡蠣でお腹を満たしたら、いよいよ福の浦漁港へ!

岐志漁港から車で7分ほどで福の浦漁港に到着。有料駐車場に車を停めて、利用料(一台あたり300円)を支払い、釣り場となる堤防へと向かいます。

今回、福の浦漁港をセレクトした理由としては主に3つがありまして、駐車場のそばにトイレや自販機が完備されていることと、足場が広くてコンクリートでしっかりしていること、そして前回の取材の際に魚影が濃かったことです。
久しぶりの親子の釣りで、息子に「久しぶりの1匹を釣らせてあげたい」という親父なりの配慮です(笑)

美しいターコイズブルーの海。左手奥に見えるのは玄界灘に浮かぶ姫島、そして右手の奥には天然塩「またいちの塩」の製塩所「またいちの塩 工房とったん」が見えます。

それでは仕掛けをさらっとご紹介しましょう。今回は手軽なアラカブ釣りなので、針と糸がセットになった「セット仕掛け」を用意しました。
釣竿とリールがあれば、リールの糸の先にこのセット仕掛けを結んで、あとは針にエサを付けるだけでどこでも釣りができるんです。
このセット仕掛けは、ターゲットに合わせていろんな種類があり、釣具屋さんで300円〜500円程度で販売されています。
エサは先ほど購入した青虫と、予備のエサとしてオキアミを用意しました。

仕掛けをセットし、青虫を針につける息子。数年前までは釣りに連れて行ったら「青虫が触れない!こわい!」と絶叫しながら嫌がってましたが(笑)子どもの成長って早いものですね。

エサをつけたら準備完了。あとは仕掛けを海に投入します。

福の浦漁港の水質はかなりクリア。海の底までしっかり見えます。沈んだブロックの隙間など、アラカブが居そうな場所を狙っていると・・・。

「ビクン!」というアタリとともに、竿がしなります。そして釣り上げたアラカブがこちら。記念すべき1匹目はかなり可愛いサイズでした。

さらなる大物を求めてポイントを移動しつつ、釣り糸を垂らします。


その後もコンスタントにアラカブをゲット!しかし、サイズがいまいち。。。
潮の変化を見ながら、漁港の内海と外海を丹念に探っていきます。

冬の昼間は短いものです。3時間ほど粘りましたが、だんだんと太陽が傾いてきました。冬は日没とともに気温が急低下するので、日暮れまでがタイムリミット。果たして念願の大物はゲットできるのでしょうか・・・?

すると息子の竿に強烈なアタリが!魚が針から外れないように慎重に釣り上げてみると・・・グッドサイズの「フグ」でございました(笑)
フグは自宅では調理できないのでリリースします。

その直後、またもや強烈なアタリ!「今度こそ大型のアラカブか!?」と思ったら「ベラ」でした。
冬にベラが釣れるときは「まだ水温が高い」という目安にもなるそうなので、良型のアラカブを狙うなら、もっと寒い時期が良さそうでした。

太陽が随分と傾いて寒くなってきたので、これにて納竿。トータル5時間粘った結果は、アラカブ6匹、フグ2匹、ベラ1匹でした。
最後は姫島の彼方に沈みゆく、美しい夕暮れを堪能して帰路につきました。

釣り上げたアラカブは味噌汁にして夕食の食卓へ。
アラカブは根魚特有の非常に濃厚で上品な出汁が出る魚で、沸騰したお湯から丁寧にアクを取りながら煮出すことで、深いコクと旨味が溶け出るんです。プリッとした白身は熱を通しても柔らかくて食感も味も絶品でした!
ということで、アラカブ釣りの実釣レポート、いかがでしたでしょうか。
アラカブは冬の釣りの代表的なターゲットで、手軽な釣り具とエサがあれば誰でも簡単に楽しめます。寒さ対策をバッチリしておけば、お子さんと一緒にファミリーでも楽しめますよ!
どの漁港でも釣れるので、これまでフクリパでご紹介した漁港を参考に冬のアラカブ釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか?












