舞松原団地はどんなところ?
福岡市東区、副都心エリアのひとつである千早から車でわずか10分ほど、JR香椎線「舞松原駅」から徒歩約5分という好立地の舞松原団地。

高台にあり、実は写真のように福岡市方面を広く遠くまで見渡すことができる眺望良好なロケーションです。

立地も見晴らしも素晴らしい物件なのですが、築50年以上が経過し、空いているお部屋も少なくないのだとか。
そんな舞松原団地を再び活性化させ、入居率を高めようと、「グッデイならできる♪」でおなじみのホームセンターグッデイ(以下、グッデイ)と福岡県住宅供給公社がタッグを組み、DIYリノベーション第2弾をスタートさせています。
第1弾は、同じ福岡市東区の名島団地で2023年より実施し、好評を得たことから、舞松原団地でも同様の取り組みがスタートしたのだそう。
ところで「舞松原」は読めますか?この記事で正解がわかります。
「雑餉隈」は読めますか?福岡市の難読地名クイズ!
https://fukuoka-leapup.jp/entertainment/202507.60077
福岡県住宅供給公社の団地DIYリノベーションとは?
建築のプロだけではなく、ものづくりが好きな人たちにも徐々に広がってきたといえるDIYやリノベーション。
YouTubeでもたくさんのDIYやリノベーションをテーマとしたチャンネルや動画が公開され、多くの方が視聴しているようです。
しかし、物件やオーナーによってはDIYが許可されていなかったり、OKだったとしても退去時には原状回復の義務が課されることがほとんどです。
しかし現在、福岡市東区にある福岡県住宅供給公社の名島団地と舞松原団地ではDIYが可能で、DIY届出書を提出することで対象項目の現状回復が免除されるとのこと。
壁や床だけではなく、コンセプトや工期も自由に決めることができるそうです。

団地をDIYでリノベーションすると、どのようになるのでしょうか。舞松原団地にお目見えしたばかりのDIYリノベーション済みのモデルルームを見ていくことにします。
グッデイのソフトで福岡県住宅供給公社のハードが活きるモデルルームに!

グッデイは日頃、店頭で塗料や床材などDIY関連の商品を多数展開していますが、例えば塗料を壁に塗ったらどのような仕上がりになるのかをお客様にお見せできる場所があればと感じていたそうです。
グッデイには商品という「ソフト」があるが「ハード」がない、福岡県住宅供給公社には物件という「ハード」があるが「ソフト」がなかった。
お互い持ち合わせていなかったハードとソフトを融合し、完成したのが、舞松原団地のモデルルームなのだそう。

こちらは「ミニマル北欧風」のモデルルームで、グレーカラーを基調とし、壁は明るめに、柱と梁を濃くしてアクセントをつけています。

また、襖を取り払い、木材を組み合わせて格子をDIY。奥の寝室では、もともと敷かれていた畳を撤去し、下地を板張りに変更。その上から新たに床材を敷き詰めて洋室風にリノベーションしています。

リビングには和紙畳を敷き、押し入れ部分を机や収納に。実は窓はすりガラスではなく簡単に塗って剥がすことができる遮熱性ペイントを塗布していて、プライバシー保護と暑さ対策の一石二鳥を実現させています。

こちらは「子どもと楽しくキャンプ&DIY」をテーマにしたモデルルーム。
天井の砂壁はそのまま残しつつ、既存の柱や梁、畳をどことなく木や土の温かみが感じられるようなブラウン系に統一しています。
夜はランタンの間接照明がやさしく灯り、まるでキャンプファイヤーをしているかのような雰囲気に。

押し入れ部分を秘密基地風のロフトへと転換したところに黒板を設置したのではなく、実は壁などに塗るだけで黒板(耐水性)になってしまう塗料を塗布しただけなのです。
チョークで自由にお絵描きしたあとは、水拭きすることできれいに消すことができ、繰り返し使えます。

ダイニングは、まるで森の中にあるキャンプ場のような雰囲気に。キッチンの扉も、部屋の壁も同じグリーンの塗料でDIYしています。
しかしながら、モデルルームを展開する舞松原団地には、エレベーターがなく階段しかないのがネック。

大きな家具は階段で引っかかったり、重たいインテリア製品は搬入するのが大変ということで、収納ボックスなど軽くてコンパクトなものや、部屋の中で組み立て可能な製品、木製ボードや各種パーツを用いた棚やテーブルのDIYを提案しています。
これらは、すべてグッデイで購入できるモノで、つくられています。
グッデイがDIYリノベーションを伴走しながらアシスト!

こちらは、シニア世帯の入居を想定した3つ目のモデルルームで、テーマは「セーフ&スマート」。
壁をスカイブルーに塗り、い草ラグをピン留めしたお部屋や、

鮮やかなイエローカラーのアクセントが印象的なキッチン・ダイニングにあるテーブルとチェアも手づくり。
ここまで写真でモデルルームを見てきて、業者が手がけたクオリティだと思った方も多いと思いますが、実はグッデイの若手スタッフがすべてDIYでリノベーションしたもの。
・DIYを始めてみたいけど始め方がわからない
・アイデアやイメージはあるけどノウハウがない
・手先が不器用でDIYに向かないと思っている
・手持ちの予算があまりない
そのような方でも安心なのです。

なぜなら舞松原団地のDIYリノベーションにおいては、後述するワークショップにおいて、グッデイのスタッフ(DIYアドバイザー)が、一緒にアイデアやイメージを膨らませ、それを実現させるべく商品の情報提供やDIYの提案をしてくれるからです。

「玄関の壁を思い切って明るめのピンクにしてみましょう」
など、ときには大胆で、ときには堅実な提案をいただけることが期待できます。
伴走のメインとして位置づけているワークショップを通じて、養生の仕方や塗料の選び方・塗り方などノウハウを伝授し、練習の場を設けてスキルを高めていくサポートをしていくとのことです。
グッデイ広報の島村さんによると、つくり手の楽しみや喜びを奪ってしまわないよう、入居後のお部屋で一緒に作業をすることはないのだそう。
また一部屋だけ、お休みの日や晴れた日などに少しずつ、1年ぐらいかけてじっくりと取り組み続けていくことで、DIYのスキルも上がり、楽しくなっていくはず。
住民が自らお部屋のリノベーションを楽しみながら、ワークショップでスキルを高めていくという文化を舞松原団地でも醸成していくことで、名島団地同様、住空間だけではなく団地全体や周辺環境の改善にもつながっていけばとのことでした。
グッデイがワークショップを舞松原団地で開催予定!
同社の龍興さんによると2025年11月24日(月・祝)の13時~16時、舞松原団地で第1回目のワークショップを開催予定なのだそう。
参加費は500円。テーマは「壁の長押(木枠)塗装」。ハケとローラーの使い分け、養生の方法などの塗装の基本のキを教えていただけるそう。必要な道具はすべてグッデイが用意するため、手ぶらで参加OKとのこと。
そのほか、グッデイ全店でワークショップを定期的に開催していますので、舞松原団地への入居や、DIYリノベーションに興味がある方は、ぜひモデルルームの内覧とワークショップへの参加を検討してみてはいかがでしょう。
開催イベントに関する情報はこちら:https://area18.smp.ne.jp/area/table/45268/ehZegc/M?S=rfkhq2mbmfqa
また、DIYのビフォー・アフターを確認できる福岡県住宅供給公社、舞松原団地のウェブサイト(https://lsf.jp/rent/maimatsubara/)もぜひ、ご参考ください。
ホームセンターグッデイについて
”家族でつくるいい一日”という企業理念を掲げ、福岡・大分・佐賀・熊本・山口などに現在、ホームセンター67店舗を展開中。DIYだけにとどまらずガーデニングなどさまざまなワークショップを開催しており九州の<学べるホームセンター>を目指しています。
■会社名:株式会社グッデイ
■本社所在地:福岡県福岡市中央区天神1丁目6-8 天神ツインビル14階
■HPアドレス https://kahomusen-holdings.co.jp/
参考サイト
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000266.000021447.html
https://note.com/hc_gooday/n/nd31a7539c537



 メルマガ登録
メルマガ登録
				 
									







 
						 
						 
						 
				



