「野北漁港」の場所は糸島のシンボル「夫婦岩」から車で約15分
今回ご紹介する「野北(のぎた)漁港」があるのは福岡県糸島市。
福岡市内からのアクセスは、国道202号線「北原西交差点」から県道567号線を九州大学方面へ。九州大学を過ぎて道なりに進むと、「伊牟田交差点」があるのでこちらもそのまま直進。すると「野北交差点」があるので、ここを右折します。
糸島のシンボルでもある景勝地、二見ヶ浦の「夫婦岩」は車で約15分ほどで行けますよ。
それから道なりに進んでいくと、漁港への案内看板があります。
狭い道を進んでいくと駐車場がありますので、ここに駐車しましょう。駐車料金は1日300円です。
広い駐車場の一角には自動販売機と簡易トイレも完備されていますよ。
釣り人へのルールを記載した看板がありますので、事前に必ずチェックしておきましょう。
玄界灘に突き出た全長430mの防波堤は圧巻!
まずGoogleマップで全体を見てみましょう。
野北漁港は糸島半島の北西部にある、玄界灘に面した漁港です。
2本の防波堤のうち大波止の長さは全長約430mもあります。
海の透明度も高く、糸島有数の釣りスポットとして高い人気と知名度を誇っています。
防波堤から北側を望むと、小高い山と磯が織りなす「これぞ玄界灘!」と呼ぶにふさわしい荒々しいイメージの光景が広がっています。(ここは危険なので釣り禁止エリアになっています)
ご覧ください。この透明度。海の底までバッチリ見えるくらい透き通っています。
長い大波止を歩きます。左手が湾内、右手が外海となっています。外海側は波も高く、防波堤もかなりの高さがある反面、湾内側は海面との距離が近いので、小さなお子さまやファミリーは湾内がベストです。
湾内と外海は大きな段差がありますが、階段があるので行き来することができます。
それにしてもさすが野北漁港。平日でも多くの釣り人で賑わっていました。
高い防波堤に立ち、ルアーを投げるルアーマンの姿があちこちに見られます。イカ狙いでしょうか?
外海側も透明度はかなり高いです。風が強くて波も高い上、万が一海に落ちたらかなり危険です!ビギナーは避けた方が良いでしょう。
一転して湾内は波も穏やか。休日になると糸を垂らした釣り人がズラリと並びます。防波堤の真下から筏付近までいろんなポイントがありますよ。
野北漁港で釣れる魚たち
こちらがアオリイカ。釣りたての新鮮なイカの刺身は絶品です!
画像出典:https://www.photo-ac.com/
玄界灘に面した野北漁港は、とにかく様々な魚が釣れるのが特徴です。
ファミリー向けのサビキ釣りならアジゴやイワシ、フカセ釣りと呼ばれる釣り方ならクロ(メジナ)や黒鯛などが四季を通して狙えます。
また、野北漁港の名を一躍有名にしたのが「エギ」というイカ釣り専用のルアーで狙うアオリイカ釣り。特にシーズンである初夏や初秋にはアオリイカ狙いのルアーマンが数多く、まさに「アオリイカ釣りの聖地」とも言えるべき場所となっています。
野北漁港に行くなら、美味しいコーヒーも楽しんで♪
野北漁港に向かう途中の「野北交差点」のそばには、人気のロースタリーカフェ「THALIA COFFEE ROASTERS(タリアコーヒーロースターズ)」があります。
スペシャルティコーヒー豆を使った自家焙煎の美味しいコーヒーが楽しめる上、店内ではオリジナルTシャツなど様々なグッズも購入できます。
さらにレンタサイクルもあるので、ここを拠点に自転車で糸島めぐりもできちゃいます。
駐車場も広いので、釣りの前後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
THALIA COFFEE ROASTERS
住所:福岡県糸島市志摩野北2186-1
TEL:092-327-2567
営業時間:10:00〜18:00(土・日は9:00〜営業)
Instagram:https://www.instagram.com/thaliacoffeeroasters/
「野北漁港」は防波堤の真下で泳いでいる魚が見えるほど透明度が高いので、きっとお子さまは喜んでくれるはず。
ただし、水深が深いのでお子さまにはライフジャケットの着用をおすすめします。
というわけで、糸島が誇る超人気釣りスポット「野北漁港」のご紹介でした。
糸島のシンボル「夫婦岩」からほど近い場所なので、釣りを兼ねて糸島ドライブも楽しんでみてはいかがでしょうか?
野北漁港
住所:福岡県糸島市志摩野北667
入場料金:無料
駐車場:有料駐車場あり(乗用車:300円)
アクセス:車なら天神より福岡都市高速道路〜西九州自動車道「今宿IC」下車約25分/昭和バス「野北バス停」より徒歩約13分