1年10ヶ月ほどの実証実験を経てサービスを開始!
三井住友カード株式会社、日本信号株式会社、QUADRAC株式会社、株式会社ジェーシービーは、福岡市地下鉄にて、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用した、タッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)や、同カードが設定されたスマートフォン等による乗車の実証実験を2022年5月から行っていました。
2023年3月27日の七隈線延伸開業に合わせ、対象駅を全線・全駅に拡大。
そして2024年3月29日(金)より、本格的にサービスを開始しました。
<参考>2023 年 1 月 10 日発表 「福岡市地下鉄」タッチ決済による実証実験について
【新サービス】 障がい者割引・小児料金対応
2024年4月1日(月)より障がい者割引・小児料金に対応。
詳細は以下の通りです。
1か月最大料金サービスなど、今後の取り組み
2024年夏頃より、1か月のご利用額が12,570円を超える場合、12,570円を超えたご利用額を割引する“1か月最大料金サービス“の開始を予定。
タッチ決済により地下鉄に乗車する場合には、1か月に12,570円を超えた金額が請求されることはありません。
また、従前より実施しております1日のご利用額が640円を超える場合、640円を超えたご利用額を割引し、請求額を640円とする“1日最大料金サービス“も引き続き対応を予定しているのだそうですよ。
※詳細については、提供開始までに改めて発表されます
<参考>2023 年 7 月 4 日発表 「福岡市地下鉄」タッチ決済を活用した新割引サービス開始について
◎各社の役割
◎タッチ決済乗降履歴確認方法
QUADRACのQ-moveサイトにアクセスし、マイページの会員登録手続きが完了しますと確認可能です。
<Q-moveサイト>https://q-move.info/
<Q-moveサイトの利用イメージ>
タッチ決済について
タッチ決済は、国内外で展開されている国際標準のセキュリティ認証技術を活用した決済方法です。
対応の端末にタッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)または、同カードが設定されたスマートフォン等をタッチするだけで、サインも暗証番号の入力も不要(※)で、スピーディーかつ安心・安全にお支払いが完了。
利用することができる店舗は、コンビニエンスストア、ファストフードレストラン、スーパー、飲食店、ドラッグストア、書店、百貨店、商業施設等の店舗だけでなく、公共交通機関への導入も進むなど、日常生活における利用シーンがますます拡大しています。
※一定金額を超えるお支払いは、カードを挿入し暗証番号を入力するか、サインによる本人確認が必要となります。
stera transit について
決済プラットフォーム「stera」は、キャッシュレス導入に際した課題を解決するため、三井住友カードが、GMOペイメントゲートウェイ・GMOフィナンシャルゲートおよびVisaと共同で構築した事業者向け決済プラットフォームです。
「stera transit」は、「stera」の決済プラットフォームと国際ブランドの非接触決済「タッチ決済」を活用した公共交通機関向けソリューションです。
現金・事前チャージの必要がないという消費者の「利便性向上」に加え、「感染症予防対策」「インバウンド受け入れ環境の整備」「地域のキャッシュレス決済促進」など、交通分野にとどまらない幅広い効果も期待されています。
また、「stera transit」の技術は、MaaSやスマートシティの認証基盤としても活用することができます。
今後も、全国各地で導入を予定。
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