西鉄大牟田線「試験場前駅」について
現在の駅の外観
「試験場前駅」は西鉄天神大牟田線の前身である九州鉄道時代の1933年に開設した駅です。
駅名は、当時駅前に存在していた工業試験場(現筑紫野市:福岡県工業技術センター)に由来するものです。
2004年には花畑駅周辺の連続立体交差事業に伴い高架駅となったほか、筑後方面からの路線バスの交通結節機能も有しており、通学・通勤・通院など日ごろから多くのユーザーに利用されています。
試験場前駅の概要
【開業】1933年10月6日
【所在地】福岡県久留米市津福本町453-2
【駅番号】T29
【駅構造】相対式2面2線
【停車本数】普通列車のみ停車(平日148本 土曜132本 日祝132本)
【乗降人員】1日あたり約2,900人(2022年度実績)
そして、こちらが駅名称変更後の駅のイメージです!
駅名称に採用する「聖マリア病院」について
画像引用:https://www.st-mary-med.or.jp/top.php
「聖マリア病院」は、駅から徒歩5分の場所に位置し、地域医療支援病院・災害拠点病院・救命救急センター・周産期母子医療センターとして、津福本町を拠点に地域の医療機能を担っている公共性・公益性の高い医療機関です。
また、久留米市を中心とした筑後・佐賀の地域医療のみならず、DMAT災害派遣や国際協力活動も行っているんです。
聖マリア病院の概要
【名称】社会医療法人 雪の聖母会 聖マリア病院
【開業】1953年
【所在地】福岡県久留米市津福本町422
【診療科】42診療科
【病床数】1,097床
今回、試験場前駅そばの聖マリア病院からの要望で駅名称を変更することで、より分かりやすく便利になりそうですね。
ちなみに駅名称変更は、「桜並木駅」(福岡市博多区)の開業と同じ2024年3月とのこと。
2024年は西鉄大牟田線から目が離せませんね!
西鉄天神大牟田線 駅名称変更の概要
【駅名(変更前)】
試験場前(英語表記:Shikenjo-Mae)
【駅名(変更後)】
聖マリア病院前(英語表記:St. Mary’s Hospital)
【変更時期】
2024年3月予定
【その他】
最寄りバス停「試験場前」についても名称変更予定
参考サイト
https://www.nishitetsu.co.jp/ja/news/news20230726/main/0/link/23_034.pdf
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