【経済・ビジネス短信@フクリパ】

『全国住みたい街ランキング2023』のベスト3は横浜市、札幌市、福岡市

地域応援サイト『生活ガイド.com』から恒例の『全国住みたい街ランキング』が今年も発表されました。上位3都市は、不動だった2023年のランキングをもとに各都市の横顔をみていきましょう。

「全国住みたい街ランキング2023」第3位の福岡市は〝再開発に創業支援と活気あふれる街〟

地域応援サイト『生活ガイド.com』(運営:株式会社ウェイブダッシュ)が、2023517日に発表した『全国住みたい街ランキング2023』では、第1位:横浜市、第2位:札幌市、第3位:福岡市と前年同様の順位だった。

 

【画像01】全国住みたい街(生活ガイド社)

画像提供:生活ガイド.com(運営会社ウェイブダッシュ)

 

同ランキングでは、11回連続で第1位を獲得した横浜市について、「みなとみらいや横浜駅がある西区、中華街や洋館が立ち並ぶ山手エリアがある中区が注目されがちですが、近年、その他のエリアでも人気を集めつつあります」「横浜の代表的なエリアから離れても、交通網が発達し、商業施設が充実した横浜市が、1位を連続獲得するのは必然と評価している。

 

一方、第2位だった札幌市に関しては、札幌市はイベントが多いのも特徴で『ライラックまつり』『福祉協賛さっぽろ大通ビアガーデン』『さっぽろオータムフェスト』『さっぽろ雪まつり』と、1年を通してイベントが開催されています。スポーツやイベントなど、生活を彩る楽しみが多い街とのことだった。

 

そして、第3位となった福岡市については、〝再開発に創業支援と活気あふれる街〟と紹介している。

中心地へのアクセスの良さが人気の理由1つ」として、福岡市地下鉄七隈線の天神南~博多駅間の開業で利便性がさらに高まったことも紹介している。

 

また、都心再開発事業である『天神ビッグバン』で202110月に第1号となる『天神ビジネスセンター』が開業して、アジアの拠点都市としてさらに活気づいていきそう」との見方を示す。

さらに大名小学校跡地を活用したスタートアップ支援施設『Fukuoka Growth Next』にも触れながら、「このように活気ある街に、人は魅了されるのかもしれません」と解説していた。

 

当初第10位だった福岡市は年々順位を上げて2年連続第3位

【画像02】全国住みたい街(生活ガイド社)

画像提供:生活ガイド.com(運営会社ウェイブダッシュ)

 

2010年の『全国住みたい街ランキング』スタート時に第10位だった福岡市は年々、順位を上げて昨年・2022年、今年・2023年と2年連続で第3位となっている。
今回の『全国住みたい街ランキング2023』は、株式会社ウェイブダッシュが運営する地域応援サイト『生活ガイド.com』が、同会員1万9,106人を対象に2022年4月1日から2023年3月31日までの1年間にわたって、インターネットで調査した結果を集計したものだ。

 

 

1位:福岡市(福岡県)、第2位:那覇市(沖縄県)、第3位:石垣市(沖縄県)、第4位:北九州市(福岡県)、第5位:宮古島市(沖縄県)━━━━。

『全国住みたい街ランキング2023』では、全国ランキングと共に地域別ベスト5も発表している。 

地域別ベスト5のうち、九州・沖縄地区では、エリアの北端と南端に位置する福岡県と沖縄県の両県が、上位5位を独占する結果となった。

 

参照サイト

『全国住みたい街ランキング2023』発表。急上昇は港区、明石市、流山市!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000224.000006408.html

『全国住みたい街ランキング2023』全国ランキング
https://www.seikatsu-guide.com/rank_sumitaimachi/

『全国住みたい街ランキング2023』地域別ベスト5
https://www.seikatsu-guide.com/rank_sumitaimachi_r/

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編集者兼ライター
近藤 益弘
1966年、八女市生まれ。福大卒。地域経済誌『ふくおか経済』を経て、ビジネス情報誌『フォー・ネット』編集・発行のフォーネット社設立に参画。その後、ビジネス誌『東経ビジネス』、パブリック・アクセス誌『フォーラム福岡』の編集・制作に携わる。現在、『ふくおか人物図鑑』サイトを開設・運営する。

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