【いとLab+潜入レポ】LOWYA初の実店舗や、福岡市初出店の話題のパン屋まで。「いとLab+」地域と大学をつなぐ新しい拠点が西区に誕生【福岡市西区】

4月8日にグランドオープンを迎えた「いとLab+(いと・らぼ・ぷらす)」。福岡市西区、九州大学伊都キャンパスそばに新たに誕生した研究開発次世代拠点です。研究施設や商業施設、賃貸住宅などで構成され、地域と大学をつなぐ新たな施設として期待されています。気になる施設内の様子を紹介します。

研究開発次世代拠点「いとLab+」

いとLab+」は、九州大学伊都キャンパスから車で3分ほどの場所に誕生しました。

糸島半島のちょうど中心に当たり、およそ3.1haの敷地内に商業棟、研究開発棟、店舗棟、住居棟の4つの棟が存在しています。研究開発棟は、レンタルラボ・レンタルオフィス、会議室などを配備。

九州大学の産学連携部門「オープンイノベーションプラットフォーム(OIP)」をはじめ、さまざまな企業が入居予定です。また家具・家電付きの住居棟も隣接し、学生や研究者の皆さんから大きく期待が寄せられる研究開発拠点となっています。

 

もちろん、地域に暮らす住民にとってもうれしい施設も誕生。

まず商業棟には、ライフスタイル提案型書店「九大伊都 蔦屋書店」が登場しました。さらに、店舗棟にはECサイトでお馴染みの家具・インテリアブランド「LOWYA(ロウヤ)」の実店舗が全国初登場!国内最大級規模のルーフトップ「ITO SKY」を備えたフードホール「ITO GRAND」とともに盛り上げます。

 

コミュニティ拠点「九大伊都 蔦屋書店」。飲食店など8テナントも入店

 

まず向かったのは、「九大伊都 蔦屋書店」。

蔦屋書店といえば、上質な空間で、書籍をはじめとした雑貨や食品、ときには家電やインテリアまでが並び、ライフスタイル全般を提案してくれる書店として知られていますよね。もちろん、いとLab+の店内もついつい長居してしまう空間に仕上がっています。

 

九大伊都 蔦屋書店は広々としたワンフロア。高い天井とガラス張りの店内は、明るく開放的です。

フロア内には、イベント会場としても活躍する「アートラウンジ」や料理教室なども開催できる「いとキッチン」、靴を脱いで親子でゆったりと本が楽しめる「まなびのひろば」などが点在。今後は、さまざまなイベントを開催予定です。またポップアップショップも登場するとのことで、何度通っても新しい発見ができそう。

 

蔦屋書店といえば定番の「スターバックスコーヒー」をはじめ、8つのテナントも出店。

なかでも気になるのが、福岡市初出店の「BAKERY&CHANDERIER Eccentric(ベーカリーアンドシャンデリア エキセントリック)」。華やかなドライフラワーシャンデリアと焼き立てパンが並ぶおしゃれな空間が広がります。

 

一押しは「オレンジチキンサンド」。甘酸っぱいオレンジソースが絡んだチキンはジューシーで食べ応え抜群です。もちろん、1点ものばかりがそろうシャンデリアの購入もOK

 

このほか、やまやの明太子を使ったテイクアウトスタイルのフードを提供する「めんたいBASE by やまや」、かつて九大があった六本松に1号店がある、たいもちとからあげの人気店「ろっぽんぽん」などフード系ショップは充実のラインナップ。

観葉植物が並ぶ「SANTA ANA Garden」、塾と学童保育が一体となった「キッズガリレオ」などもそろいます。

 

 

人気の家具を見て、触れる。「LOWYA」が初の実店舗を展開!

 

続いて向かうのは、「LOWYA(ロウヤ)」。

家具・インテリアのECサイトとして、ご存知の方も多いのではないでしょうか。おしゃれで機能的な家具がリーズナブルな価格で手に入るとあって、多くのファンがいるブランドです。

一方で、気になる家具があっても「実物も見ずに購入するのは不安」という人もいますよね。

 

そんな人にぜひ訪れてほしいのが「LOWYA 九大伊都店」。

LOWYA初となる実店舗で、アイテムを実際に見て・触れながら購入することができます。フロアに並ぶのは、家具・インテリア約400点、雑貨は約200点。

LOWYAが扱う約4000アイテムのなかから、特にファミリーや一人暮らしの学生の方に人気の厳選したアイテムばかりがぎゅっと凝縮されています。

 

ただ家具を並べるのではなく、スタイリストが選んだルームコーデをいくつも並べてあるのが嬉しいポイント

人気の韓国インテリアに馴染むラタン調アイテムのコーデ、子どもの成長を見守るキッズルームコーデ、はじめての一人暮らしにおすすめのコーデなど、見ているだけでも心が躍ります。

 

商品開発から製造・販売までを一貫して自社で行うLOWYA。もちろん、お馴染みのリーズナブルな価格は健在。

安さだけではなく、トレンドを抑えたデザイン性や品質・機能性の高さにも注目!さらに自社開発だからこそ、お客の声をスピーディーに反映。

 

改良を重ねることでよりよい商品を完成させているだけでなく、お客さんの声を書品開発の参考にすることもあります。

 

写真のソファはそのひとつ。Instagramのフォロワーと一緒に、商品のカラーを決めるライブを開催。

10種類以上の中から選ばれた人気の3色を商品化しました。さらに、猫に心酔した企業“nyans”と、Instagram上で募集した全国のニャンバサダーと一緒に、猫家具専用ブランド「LOWNYA(ロウニャ)」シリーズも開発。こちらも店舗に展示されているので、にゃんこオーナーの皆さんは要チェックです。

 

「新生活で家具一式を購入したいという方はもちろん、今あるアイテムに合わせるなら、どんな家具が良いかといった相談まで、インテリアに関することなら何でも相談してください」と副店長の高橋弘樹さん。

 

インテリアスタイリストとしての経験もあるプロに相談できるのは、なんとも頼もしいですね。多種多様なライフスタイルに合わせた家具を多く扱うLOWYA

これまでネットでの購入をためらっていた皆さん。ぜひお店で実際に家具に触れて、その性能の高さを確かめてみてください。

 

日本最大級のルーフトップバーを備えるグルメホール「ITO GRAND」

施設のグランドオープンから少し遅れて、429日にオープンするのは、フードホール「ITO GRAND」です。

注目は日本最大級のルーフトップ。昼は家族で糸島エリアの山々を眺めながらにぎやかなバーベキュー、夜は落ち着いた照明の中、大人の雰囲気でゆったりくつろぐことができます。

 

 

さらに1階には、イタリアンや和食、タイ料理、韓国料理など多彩なジャンルの8業態が入店。東京で予約が取れない人気イタリアン「RODEO & cafe」は福岡初出店。このほか、出店するお店はいずれも福岡市初出店のお店ばかりというから期待が高まります。

 

ITO GRAND」では、地域とのつながりを大切にしたいとの思いから、糸島市や福岡市中心の食材を採用。オープンに先駆け、生産者の方に、食品の扱い方やおいしい食べ方などを直接教えてもらい、メニュー作りに生かしています。

 

 

地域と大学がゆるやかにつながる、「結び目」に

 

いとLab+が目指すのは、「知と感性と創造を育む、『結び目』のある拠点」。

「九大生と地域住民の間には、これまで距離がありました。学生が地域のためにさまざまな取り組みを行なっていても、住民には届いていないことも。

いとLab+は、そんな大学・学生と地域の皆さんが気軽に、ゆるやかにつながる場所になればいいと考えているんです」と、蔦屋書店館長の佐久間崇さんは話します。

 

学生や研究者、そして住民たちが混ざり合い、まるでひとつのまちを作るかのようにコミュニティが広がっていく。いとLab+が紡ぐ新しい地域の姿に注目です。

 

いとLab+詳細

住所:福岡市西区九大新町5番1他

交通アクセス:

 JR筑肥線「九大学研都市」駅から…車で約6分(約3.6km)

今宿インターから…車で約9分(約5.7km)

 

 周辺へのアクセス :

二見ヶ浦海岸まで…車で約13分(約8.7km)

 

市街地などからのアクセス:天神地区から…車で約30分(約20km)

博多駅周辺地区から…車で約35分(約23km)

福岡空港から…車で約38分(約25km)

 

公式サイト:https://www.itolabplus.com/

 

 

合わせて読みたい

 

今春開業の九大新町『いとLab+』に〝屋根なしBBQ〟など9店舗の飲食棟が登場【福岡市西区】
https://fukuoka-leapup.jp/biz/202302.1167

 

 

 

2023年春、九大新町研究開発次世代拠点が〝まちびらき〟して誕生【福岡市西区】
https://fukuoka-leapup.jp/biz/202212.1032

 

 

 

これであなたもきっと糸島通!糸島エリアの人気カフェ・コーヒーショップ・スイーツ【2023年完全ガイド】
https://fukuoka-leapup.jp/gourmet/202302.1109

 

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紙とWEBの編集ライター
戸田 千文
愛媛県出身。広島、東京生活を経て、転勤族の夫とともに2018年夏に福岡暮らしをスタートした。情報誌やレシピ本、WEBコンテンツの企画・制作を通して出会うローカルのおいしいモノ・楽しいコトが大好き。

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