石原和幸の夢コラム

新しい命の芽吹く春到来!ホタルから隈研吾さんまで、春の取り組みをご紹介します。

2023年が明けてからは、初めまして。またはご無沙汰しております、石原和幸です! 冬の冷気がまだほのかに残り、時折それを感じながらも、新しい生命の息吹を感じられる季節になってまいりました。 街を歩いていると、あちらこちらにそんな兆しを見つけられるのではないでしょうか? 僕は、つい先日見かけた、軒先で咲いていた鮮やかなピンク色のチューリップから春を感じたところです。

次世代に向けた五感を通じた思い出づくり「ホタルの放流」を実施

新緑が芽吹き、花が咲き、いのちの動きをありありと感じるこのシーズン。
去年から引き続き、3月11日に九州産業大学でホタルの放流を行いました。
僕が九産大でこのような活動をしようと決意を固めた経緯や、去年の放流の様子はこちらの記事から知っていただければと思います!

水辺の環境整備プロジェクト『九州産業大学』の取り組み
>>https://fukuoka-leapup.jp/city/202204.545 (2022年4月号)
 
今年は300匹ずつを二箇所に分かれて放流し、去年の倍数である600匹を放流する予定です!
そして今年も幼虫が上陸し、土手の土にもぐって蛹になって飛び立つまでを見守ります。
ホタルたちが住みつきやすく、すくすくと育つよう、彼らの主食であるカワニナの放流、池の掃除や寝床スポットの作成も怠りません。
 
それに加えて、より季節の変化を身近に感じてもらおうと桜の植え替えも行っております!
 

3月下旬に向けて、PayPayドームで桜やガーデンの植え替え進行中


 
風と共にあたり一面が淡いピンク色に染まっていく様子を眺めていると、春がすぐ傍にいるな、と強く感じることができますよね。
四季があるおかげでそれぞれのお花が咲くし、お花のおかげで僕たちは四季をより楽しむことができるのではないでしょうか。
 
更に、皆さんお馴染みのPayPayドームでも桜やガーデンの植え替えをしています。
3月半ば〜下旬にはお披露目できると思います。
訪れた人たちがほっとするような、心穏やかかつ豊かになる空間を提供しますので、その時には是非遊びにきてください!
福岡市内のあちらこちらで、新しい季節を花と緑と共に楽しんでいただけたらと思うばかりです。
 
 

4月8日から「一人一花スプリングフェス花壇コンテスト2023」も開催!

そして今年も、僕がアンバサダーを務め、福岡を「フラワーシティー福岡」にするべく、市内のありとあらゆる場所を花と緑であふれさせることで心豊かなくらしを目指す「一人一花運動」の一環として、「一人一花スプリングフェス花壇コンテスト2023」を開催いたします。

募集期間は2月13日までだったので残念ながら今年の応募は締め切ってしまいましたが、4月8日〜16日までの開催期間には、会場である福岡市役所の西側ふれあい広場に足を運んでみてはいかがしょうか!
https://www.midorimachi.jp/event/detail.php?id=742
 
というのも、この花と緑を通じて一人ひとりを結びつけ、その繋がりの輪を広げる「一人一花」がどんな出会いをもたらすかが未知数だからです。

昨年最後に更新した25号でも少し触れましたが、2022年10月の29日から31日の3日間、警固公園で実施した一人一花サミット2022では、「一人一花フラワーガーデンチャンピオンシップ2022」にて受賞した3団体から各1名ずつ、今年の5月に開かれるチェルシーフラワーショーに、なんと、僕のチームの一員として参加していただくことが決定したのです。
こちらの記事からイベントの詳しい様子が見られるので、是非覗いてみてください!
https://hitori-hitohana.city.fukuoka.lg.jp/news/detail/1085

これは紛れもなく、花が広げてくれた輪、緑が繋いでくれた縁だと思います。
花緑がなければ、一人一花運動がなければ出会えなかった人たちと、世界最高峰のガーデニングコンテストに出場できることを、とても喜ばしく感じています。

一人一花スプリングフェス2023 開催概要

開催期間:2023年4月8日(土)〜16日(日)
メイン会場:ふれあい広場(福岡市役所西側)
実施コンテンツ:
 【プロフェッショナル花壇・高校生花壇・共創の庭】ふれあい広場 福岡市役所西側
 【一人一花スプリングフェス花壇コンテスト2023】ふれあい広場 福岡市役所西側
 福博のまちを巡る【ふくおか散歩】スタンプラリー開催
 シェアサークルサービス【Charichari】とのコラボ
 【飲食のキッチンカーを出店します!】ふれあい広場 福岡市役所西側
 【ワークショップ】ふれあい広場 福岡市役所西側
公式ホームページ:https://hitori-hitohana.city.fukuoka.lg.jp/hana-shirube/


出典:https://hitori-hitohana.city.fukuoka.lg.jp/hana-shirube/news/detail/1152

隈研吾さんとタッグを組んで「チェルシーフラワーショー」に参加!

今回のチェルシーフラワーショーはコロナ禍を経てからの3年ぶりとなるリアル参戦です。
一段と強い気持ちを持って参加致します。
というのも、なんと今回は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のメインスタジアムとして使用された国立競技場も手掛けたあの隈研吾さんと、タッグを組んでいるんです!
隈さんとはデザイン、材質など細部にこだわって話し合いを続けてきました。
 
何度も悩んで、考え抜いて、ついに形になりました。こちらが最終デザインとなります!
 

 
いかがでしょうか?
この絵を見ているだけでもまるで水のせせらぎ、風で木々がなびく音、鳥のさえずりが聞こえてくるような気さえしませんか?
僕は眺めているだけでマイナスイオンを感じてしまいます!

お庭のデザインや空間の使い方だけではなく、もちろん色にもこだわりがあります。
紅葉の赤と緑と黄色、アヤメの紫、池と空の青、木造茶室の茶色、景石の艶のある黒と灰色。「自然」と聞いて多くの人は緑色を想像すると思いますが、自然に存在する色でも本当に様々な色があるんです。
チェルシーフラワーショーではその自然の色を絶妙な加減で配植します。
誰が見ても引き込まれる、足を止める、深呼吸をしたくなるような庭を作ります。
5月の開催ですので着々と準備が進んでおります。
2月の頭にもお庭に使うための植物を選びました。
たとえ同じ植物でもそれぞれに個性があり、1鉢ずつ枝ぶりや、色合いなどは全て異なります。
最高のお庭を最高の状態で仕上げるため、ヨーロッパやイギリス各地から、植える花緑を僕が直接目で見て集めることがとても大切な一歩です。

 
 
まもなく訪れる新しい年度、新しい季節、そしてそれに伴う新しい挑戦…数々の新しいことが待ち受けているこの一年も、花と緑と共に乗り越え、楽しんでいきましょう!
それではまた次号でお会いしましょう、石原和幸でした!

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庭園デザイナー
石原和幸
長崎市生まれ。22歳で生け花の本流『池坊』に入門。以来、花と緑に魅了され生花の路上販売から店舗販売、そして庭造りをスタート。その後、苔を使った庭で独自の世界観が「英国チェルシーフラワーショー」で高く評価されこれまで14回出展し計11個の金メダルを受賞。エリザベス女王より「緑の魔術師」と称される。全国で庭と壁面緑化など緑化事業を展開し環境保護に貢献すべく活躍中。

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