石原和幸の夢コラム

1輪の花を送って笑顔をひろげる取り組み「ワンステム」&夏におすすめの彩り豊かなお花3選

梅雨が明けてしまい、早くも夏本番です。 暑さに気をつけながら過ごしてください。このような暑さになり、さらに外に出ることも減ってしまいそうですね。 今回は「1輪の花」のパワーについてお話いたします!

1輪の花を会社から社員に送って触れ合いを増やす「ワンステム」とは?

コロナによる影響で生活環境が変わってから、3年目となりました。
皆さんの生活はどのように変わりましたか?

石原和幸/石原和幸デザイン研究所

このご時世で出社がなくなり、リモートワークをする会社さんも増えてきたみたいですね。
自宅で仕事ができる便利な時代になりましたが、その反面、社長や社員とのコミュニケーションが少なくなっているという側面もあります。
バーチャルな空間で自分のアバターを扱い会議をするなんてことも聞き、目に見えるリアルなものが減っているなと僕は感じています。
このようなリアルがなくなり触れ合いが減っている世の中で何かできないか?と考えた結果、一つの取り組みをはじめました。
その取り組みは「ワンステム」、お給料日に会社から社員に感謝の気持を込めて1輪の花を送るもの
「ワンステム」とは、ワンは「1」、ステムは花の数え方の「輪」を意味し、合わせて「1輪」という意味です。

「ワンステム」が広げるコミュニケーションの輪 

こちらは実際にお渡ししているワンステム。

 
1輪の花を渡す、もらう。
 
この行為にはものすごいパワーがあり、花をもらった人も、渡した人もみんな笑顔になります。
言葉にできない想いも1輪の花に込めて渡すことができます。
このワンステムを取り入れてくれている福岡の会社様があり、そちらでは「みんなが笑顔になってくれている」、「コミュニケーションが増えた」「人の繋がりの大切さを再確認できた」と嬉しいお声をいただいています!
 
このワンステムはもらった本人だけを笑顔にする取り組みではありません。
花をもらった人は家で飾るでしょう。
そうしたら家族も花を見ることになりみんなが笑顔になる。会話のきっかけになる。
こうやって笑顔の「花連鎖」が繋がっていきます。
 
花をもらう機会が減っている、ましてや花を見る機会も減っている世の中で、僕は花の連鎖を繋げる取り組みをしていきたいと考えています。
花を渡す文化が広がれば、花の生産も拡大し、経済が循環します。
福岡は花の出荷本数が全国3位、有数な花の産地である福岡で、地産地消が進んでいけば福岡がもっと元気な県になっていくはずです。
経済の循環、幸せの循環がもっと広がってほしいなと思っています。
 
 

あなたも花を渡してみませんか?まずは花屋さんに伝えてみましょう!

花を渡すのなんて、、、何を選んだらいいのかわからない、、、などと難しく感じている方もいるかと思います。
でも、花を渡すことは何も難しいことではありません。

普段は見落としているかもしれませんが、ご自宅の近くにお花屋さんが1軒はあるはずです。
そのお花屋さんで、スタッフの方にオススメのお花を聞いてみてください。
すぐにお客さんにピッタリなお花を選んでくれます!
好きな色、好きなお花、パートナーに渡したい、などこちらの要望をしっかりとお伝えするとお花屋さんもよりシーンにあったお花を考えてくれますのでぜひ伝えてみてください!
 

花を渡すならこれはどう?彩り豊かな夏のお花3選!

そこで僕から皆さんに、夏のオススメのお花3選をご紹介します!
夏は深緑というイメージが強いかもしれませんが全然!
夏にも色とりどりのお花はたくさんあるんです!
 

一輪挿しでも様になる「クルクマ」

まずおすすめしたいのが「クルクマ」です。

「クルクマ」はジンジャーやウコンの仲間の植物で、不思議なかたちが魅力的です。
7月頃からよく出回り始め、白、緑、ピンクなどの色の種類があります。
花びらに見える部分は苞(ホウ)と呼ばれる葉が変形した部位で、本来は苞の中に小さなお花が咲きます。
一輪挿しでも様になり、大きな花瓶が必要のないことから食卓や玄関、お手洗いなど少しの空間でも置けるはずです!
日当たりの良い場所で育て、冬は室内に取り込んであげると毎年花を咲かせてくれます。
暖かい地域が原産ですので暑さに強いのも特徴です。

 

 

青さがすずしげな「エリンジウム」

つぎにオススメしたいのが「エリンジウム」というお花です!

 

「エリンジウム」はドライフラワーとしても人気な、夏が旬のお花です。
切り花は6月頃から出回りはじめ、7〜8月頃によく見られます。
シルバーがかった青色や緑色、白色など、様々な種類があり楽しめます。
フォルムも全体的にギザギザとして硬い質感で、クールな印象のお花。青いお花は数が少ないので、暑さの厳しい今年の夏にぴったりだと思います!
見ているだけでひんやりしてきませんか?笑
 

最後はなんと「パイナップル」!?

最後にオススメしたいのはパインです!そうです、あのパイナップルです!
え?パインって飾れるの?と思った方も多いと思います。
実はパインも立派な切り花になるんです!

 

奇想天外かと思いきや、花瓶に挿していたらとてもかわいいと思いませんか?
切り花用のパインはミニパインや花パインと呼ばれたりもします。
茎の先に小さなパイナップルがついている姿は他にはない目を引くフォルムです。
色も黄色やピンク色などがあります。
大きさも、拳サイズからとても小さいサイズまでいろいろ。飾りたい場所に合わせて色と大きさを選んだり、違う色、違う大きさをミックスしてみてもかわいいでしょう!
 
 
以上、僕がオススメする夏のお花3選でした!

いかがだったでしょうか?どのお花もこの時期になるとお花屋さんに並び始めます。
どれもそう高い植物ではありません。
今日の帰り道や出先でお花屋さんをのぞいてみてはいかがでしょうか。
渡したい人の笑顔を想像しながらお花を選ぶと幸せな気持ちになることでしょう。
お花は言葉の代わりに多くを伝えてくれます。
あなたの大切な人にワンステム、いかがでしょうか。

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庭園デザイナー
石原和幸
長崎市生まれ。22歳で生け花の本流『池坊』に入門。以来、花と緑に魅了され生花の路上販売から店舗販売、そして庭造りをスタート。その後、苔を使った庭で独自の世界観が「英国チェルシーフラワーショー」で高く評価されこれまで14回出展し計11個の金メダルを受賞。エリザベス女王より「緑の魔術師」と称される。全国で庭と壁面緑化など緑化事業を展開し環境保護に貢献すべく活躍中。

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