石原和幸の夢コラム

花と暮らしを繋げていくには?花を身近にするチャレンジはどこまでも。

少し前まで上着の中に身を縮めさせる寒風が吹いていたのに、気づいたら、思わず「暑い!」なんて言ってしまうようなお天気もやってくるようになりましたね。 桜の季節も終わり、5月病なんていう言葉があるくらい新しい環境や生活にも慣れた頃だと思いますが、新緑が芽吹くフレッシュな季節でもあります。 気持ちの帯を整えるつもりで、有終の美を飾り、また新たなステップへと踏み出した花の活動のお話をそーっと覗いてみてください。 何かみなさんの刺激になれることを願っています!

少し前まで上着の中に身を縮めさせる寒風が吹いていたのに、気づいたら、思わず「暑い!」なんて言ってしまうようなお天気もやってくるようになりましたね。
桜の季節も終わり、5月病なんていう言葉があるくらい新しい環境や生活にも慣れた頃だと思いますが、新緑が芽吹くフレッシュな季節でもあります。
 
気持ちの帯を整えるつもりで、有終の美を飾り、また新たなステップへと踏み出した花の活動のお話をそーっと覗いてみてください。
何かみなさんの刺激になれることを願っています!
 

かしいかえん閉園をきっかけとしたフラワーバトンがギネス記録を大幅更新!

まずひとつ大きな締め括りとなったのは、一人一花運動の一貫として2021年の11月に発足した企画、「FUKUOKA 愛 PROJECT〜2.14 フラワーバトン 世界へ挑戦〜」(以下フラワーバトン)。

本企画が2022年3月31日、ついに「The largest online video chain of people passing flowers(花を渡していく最大のビデオチェーン) 」としてギネス記録に登録されました!

コロナの関係で一度延期になってしまいましたが、無事登録されて僕らも一安心。
 

 
そもそものギネスを目指した始まりとして、福岡県民に愛された香椎花園が惜しまれつつ閉園したことがきっかけのひとつです。

閉園は終わりではなく、新しいステップに進むための架け橋なんだと捉え、たくさんある福岡名物の中に、さらに花もその仲間に入れ、花でいっぱいの魅力が溢れる街として世界に発信したい!という強い想いの元、動画を募りました。
 
コロナ渦で人同士の繋がりが薄まっていく中、一輪花をリレーのバトンに見立てて、受け渡しながら地元愛を叫んだ動画をつなぐことで互いの関わりを深め合っていこうと始まったこのフラワーバトンプロジェクト。

ギネス・ワールズ・レコード社が設定した250人という数値を大幅に凌駕する、1036人に達してギネスの世界記録に認定されました。時間にしておよそ2時間半!

これもひとえに参加してくださった方々ひとりひとりが福岡を愛し、花を愛し、志を一つにしてくれたからだと思います。
 

しかしながら、僕はギネス登録がゴールだとは決して思いません。

「一人一花、一企業一花壇」という合言葉とともに、福岡県民皆が花の文化を根付かせ、お花を通してつながり、街をにぎやかにし、福岡=フラワーシティだということを世界中の人たちの意識を浸透させるということが目標です。

今回のフラワーバトンギネス認定は、その目標へ向かうための大きなステップです。
 

福岡市市長の高島宗一郎さん、フラワーバトンのアンバサダーとなってくださった金子みゆさん、藤井フミヤさんはじめ福岡を愛してやまない1000人以上の人々の気持ちがこうやって形になって、そしてそれが世界に認められるというのは本当にありがたいことだと感じます。
 

 

ショッピングモール内で行われた当日の式典には、関係者はもちろん、買い物に来ていた一般の方々も足を止め、配っていたお花を受け取ってくれたり認定式を見てくださったりしていました。
 

ピザクックさんのフラワーバイクをプロデュース

僕はというと、前日にピザクックさんの配達バイクをお花でいっぱいにして欲しい!というご依頼をいただいたので、僕が福岡で経営している、西鉄グランドホテル1階西通り沿いの花屋・ジベルニーと一緒に装飾を施していました。
 

GIVERNY(ジベルニー)

住:〒810-0041 福岡県福岡市中央区大名2丁目6-60
営:11:00〜19:00
 TEL:092-753-8245

フラワーバイクは式典当日でも評判が良く、子どもがバイクに乗ってる様子をその親御さんが写真に撮るという微笑ましい一幕も見ることができました。

こうやって「花って素敵」と感じてもらえるきっかけを増やせるって、本当に嬉しいです。
 

 

一人一花ガーデンラボの修了式が開催されました

もうひとつの式は、3月号でも少し触れた「一人一花ガーデンラボ」のセミナー受講終了を記念した修了式です。僕が責任持って全ての生徒さんに修了書をお渡ししました。

その際、嬉しい言葉をいくつもいただきました。
「新しい発見があった」
「無限の発想を取り入れることが考えられるようになった」
「面白いと思った」
「自由になれた気がした」
など、今まで知らなかったフィールドに踏み込むことで自分自身に可能性を見出してくれた生徒さんがたくさんいました。
 

写真5・6(植物園やセミナーの様子)
 

受講を終了したほとんどの生徒さんは、今回の受講を通し得た知識や経験を、既に参加している花関連のボランティア活動に役立てたい・自宅や職場に活かしたいと考えてくれているようです。
 

つまり、セミナーに参加して、そこで終わり、ではなく、今後につなげていこうと思ってくれているのです。本当に嬉しいです。今まで寄せ植えをしたことがなかったような、全くの素人で参加した生徒さんも少なくありません。
それくらい、何も気負いせず、僕のセミナーに参加してもらいたいなと思います。
 

新しいことにチャレンジ!というよりは、今ある場所をもっと綺麗にする方法のひとつなんだと捉えてもらえれば、花を植えることにハードルを感じず、戸惑いも少なくなるはずです。
 
花って素敵!とより多くの人に思ってもらう輪を広げるために、なんだか花って難しそう…という先入観を取っ払うのも、きっと僕の役目です。

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庭園デザイナー
石原和幸
長崎市生まれ。22歳で生け花の本流『池坊』に入門。以来、花と緑に魅了され生花の路上販売から店舗販売、そして庭造りをスタート。その後、苔を使った庭で独自の世界観が「英国チェルシーフラワーショー」で高く評価されこれまで14回出展し計11個の金メダルを受賞。エリザベス女王より「緑の魔術師」と称される。全国で庭と壁面緑化など緑化事業を展開し環境保護に貢献すべく活躍中。

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