福岡の個性的な紙ものや文房具のお店5選。文房具が注目されている理由と注目アイテムを『ハイタイド』に聞いてみた

文房具=学生のもの、というイメージが強いものでしたが、時代とともにどんどん進化し、大人をも魅了するアイテムに。特にここ福岡では、福岡発の文具・雑貨メーカー「ハイタイド」を筆頭に、個性的な文具店が点在しています。本記事では編集部の選んだ福岡の個性的な文具店をご紹介します。また、福岡の文具界を牽引するハイタイドの取り組みについて、ハイタイド広報の尼田真理子さんにうかがいました。

■文房具や紙ものが買えるおすすめショップ

福岡にはハイタイドを筆頭に、個性的な紙もの・文具ショップがそろっています。ここではその一部をピックアップしてご紹介します。

 

 

HIGHTIDE STORE FUKUOKA

手帳をはじめとした文具・雑貨メーカー「HIGHTIDE」。「HIGHTIDE STORE」は、そんなHIGHTIDEの本社にある直営店です。店内には、有名メーカーとのコラボ商品や、「ニューレトロ」シリーズなどのオリジナル商品をはじめ、ペンやノートはもちろん、キーホルダーや花器など幅広いジャンルのアイテムが並びます。

併設されたコーヒースタンドでは、久留米のコーヒーロースター『COFFEE COUNTY』の豆を使ったコーヒーや軽食が購入可能。また、不定期でさまざまなワークショップやイベントを行っているので、InstagramやFacebookをチェックしてくださいね。


HIGHTIDE STORE FUKUOKA
住所:福岡県福岡市中央区白金1-8-28
アクセス:地下鉄薬院駅から徒歩7分
営業時間:11:00~19:00
定休日:不定休
電話番号:092-533-0338
HP:https://hightide.co.jp/
Instagram:@hightide_store
Facebook:https://www.facebook.com/hightide.japan/

 

 

とうじ

100年以上の歴史を持つ、福岡の老舗文具店。京都の老舗「鳩居堂」のお香や、便箋、和紙雑貨、万年筆など、質のいいアイテムが幅広く取り揃えられています。

〈おすすめアイテムをピックアップ〉
とうじでは、季節によって絵柄を入れ替えながら、常に40種類ほどが取り揃えられている鳩居堂のシルク刷はがき。

通年で販売している歌舞伎の絵柄


季節によって入れ替えられる、草花や風物の絵柄

四季折々の草花や風物を色鮮やかに表現しながらも、書く人の文字が主役になるようやさしい色味が使われています。また、さらさらとした質感で、万年筆やボールペンなど筆記具を選ばないのもうれしいポイントです。(88円、全面印刷 132円)


とうじ きらめき通り店
住所:福岡市中央区天神2-1-1きらめき通り地下 B2
アクセス:地下鉄天神駅から直結
営業時間:10:30〜19:00
HP:http://www.tohji.co.jp/
Instagram:@tohji_fukuoka

 

 

リンデカルトナージュ/ヨール・ウォール

手紙を専科に、万年筆やガラスペン、インクなどを豊富に取り揃える文具・印刷店。9年目のシーズンは同ビル1Fに新設した系列ショップ(印刷スタジオ)「Y‘ALL WALL(ヨールウォール)」との協業により、オリジナルレターツールや各種プリントアイテムを豊富に展開する。
 
〈おすすめアイテムをピックアップ

「これからもみなさんの筆記具をやさしくお守りできるように」という願いを込めて、9年目のシーズンを迎える春に向けて企画されたペンケース。
極めて浅い底、ふっくらと空気を含むインナー仕様はそのままに、今回は春の青空をイメージした(やや)攻めたカラーを採用されています。中央を貫くメタルジップ&テープのエッジも引き立つ、モードなペンケース。
9th Anniversary “PEN CASE”(4,400円)


あなたの“インク遍歴”をシンプルに記録できる手帖です。あの時あの場所で選んだカラーインクについて、当時の心境やエピソードを添えてまとめてみませんか。一冊に20色をアーカイブできます。B6変型版20ページ
INK JOURNAL(990円)


今日の予定、先の予定、遊びの計画、プロジェクト構想、見知らぬ街での滞在計画、今日の献立、子どもの名前候補…。生活上で咄嗟に現れ、強いられるあらゆる行動計画に寄り添うプランシート。
横に、縦に、斜めに書いてよし、デコレーションしてもよし。使い勝手はあなたの勝手。書いた紙はきっと、あなたの楽しい未来へとつながっていくはず
PLAN SHEET (550円)


リンデカルトナージュ
住所:福岡県福岡市中央区大手門1-8-11サンフルノビル2F
アクセス:地下鉄大濠公園駅から徒歩3分
営業時間:11:00〜18:00
定休日:不定休
Instagram:@linde_cartonnage

 


ヨール・ウォール
住所:福岡県福岡市中央区大手門1-8-11サンフルノビル1F
アクセス:地下鉄大濠公園駅から徒歩3分
営業時間:13:00〜20:00
定休日:月曜
Instagram:@yallwall_printing

 

 

PLASE.STORE大楠店

ペンや消しゴム、ノートなどの文房具はもちろん、インテリアアイテムなど“文房具”という枠にとらわれないセレクトが魅力的な『PLASE.STORE大楠店』。
福岡ではなかなかお目にかかれない「つくし文具店」や、パリ発のステーショナリーブランド「PAPIER TIGRE」などのアイテムも販売されています。店内では、1杯ずつ丁寧にハンドドリップして提供される「トモノウコーヒー」のコーヒー(450円)を飲みながら、ノートを広げたり本を読んだりできる席も用意されていますよ。

〈おすすめアイテムをピックアップ

イタリア発のブランド「WRITE SKETCH&」のノートは、ひとつひとつがアート作品のようなポップな柄が特徴的。表紙のデザインが表と裏で異なり、どちらから使うこともできるのもポイント。中身は罫線や方眼のない無地タイプ。ページの縁部分にはちょっとしたプリントが施されています。
WRITE SKETCH& NOTEBOOKS(1,320円)


砂時計の砂を「泡」に置き換えた時計awaglass.。しかし目的は、“時間を計る”ではなく“時間を楽しむ”もの。いつまでも見ていられそうな美しさです。
awaglass.(5,500円)


PLASE.STORE大楠店
住所:福岡県福岡市南区大楠3-7-16
アクセス:西鉄高宮駅から徒歩4分
営業時間:13:00〜19:00(月火)、11:00〜17:00(木金土)
定休日:日曜、水曜
電話番号:092-753-8275
HP:http://plase-store.com/
Instagram:plase.store

 

郷土文具のお店 小富士

店内には子ども受け抜群のキュートな動物モチーフのペンや、ビジネスマンにもぴったりなスタイリッシュなペンや付箋がずらりと並び、こじんまりした店内ながらも見応え抜群。
郷土文具という新しいジャンルを開拓し、糸島在住の作家とのコラボレーションによって“文具”にまつわる様々なアイテムを製作。方眼紙柄の暖簾が目印です!

〈おすすめアイテムをピックアップ

糸島在住のデザイナーと染織家ご夫婦「マクモテキスタイル」とコラボレーションしたペンケース。ここでしか手に入らないアイテムです。(4,180円)


郷土文具のお店 小富士
住所:福岡県糸島市前原中央3-3-23
アクセス:筑肥線筑前前原駅から徒歩6分
営業時間:11:00〜17:00
定休日:火曜
Instagram:@kyodobungukofuji

 

■文具も“自分らしさ”を求める時代に

文房具といえば、街の小さな文房具店や、東急ハンズやロフト、無印良品などといった大手雑貨チェーンで購入するのがほとんど、という方が多いのではないでしょうか。しかし今、文房具も自分を表現する大切なアイテムのひとつとして、自分らしいデザインのものを求めている人が増えています。
そこで、今や福岡を飛び出し、東京やロサンゼルスでも店舗を展開する、福岡発の文具・雑貨メーカーハイタイドの広報・尼田真理子さんに、福岡の文具事情をうかがいました。

■ハイタイドってどんなところ?


HIGTIDE STORE FUKUOKA

ハイタイドは、福岡市の中心部から電車で1分ほどの場所、薬院・白金にお店を構えています。本社との1Fがフラッグショップとなっており、ショップではオリジナル商品のほかに、国内外からセレクトしたペンやノート、ポーチなどといった文房具や雑貨が並びます。コーヒーなどのテイクアウトも可能。
また、全国各地の作家による展示やイベントなども頻繁に行われ、地元の人にはもちろん、全国的にも一目置かれているスポットです。


ハイタイド広報 尼田真理子さん

フクリパで、過去に取材した記事はこちら▶ハイタイドストアで感じる、世界中で愛される文具に込めたモノづくりへの思い

■SNSの普及も関係している!?全国的に増えている文房具イベント

―全国的に文房具のイベントが増えているような印象を受けます。これはイコール“文房具好き”が増えているということなんでしょうか。

尼田さん

文房具は日常にとても近い存在なので、元々潜在的に文房具をお好きな方は多く、SNSの普及によりそれが可視化されやすくなったこと、そういった同じ趣味趣向を持つ方々が繋がりやすくなったというのは一つの理由なのではと考えています。そこに文具女子博という文房具に特化した大きなイベントがスタートし、大盛況となったことで、文房具という存在が改めて見直されてきたのではないでしょうか。

また、コロナ禍でお家時間を過ごすことが増えたことで、日々を楽しく過ごすために身の回りのアイテムをお気に入りのもので揃えたいという方や、文房具に注目される方も増えたように思います。

文具女子博▶https://bungujoshi.com/

■個性的なショップが多い理由?福岡独自のカルチャー

―東京やロスへの出店を果たしてもなお、福岡を拠点にし続けているのはどうしてですか?

尼田さん

福岡は首都圏よりもリラックスしていながら独特のカルチャーがあり、感度の高い人たちが多い場所です。また、よくいわれていることですが福岡は“横のつながり”が強いので、そこからコラボレーションにつながったり、イベントの開催につながったりすることも

自分たちのペースでハイタイドらしさを大切にしながら価値を作っていけるのは、この土地ならではだと感じています。だからこそ、福岡には文房具店だけではなく、様々な業種において個性的なお店がそろっているのではないかな、と考えます。

―文具・雑貨メーカーという枠にとらわれず、直営店の出店、さらにはイベントなどを積極的に行うようになったきっかけについて教えてください。

尼田さん

商品だけでなくハイタイドの価値観や思いも一緒にアウトプットしたい、エンドユーザーさんとの接点を持ちたいというところから直営店をオープンしました。

これまでも様々なアーティストやブランドとのコラボレーション、POP UP EVENTなどを通してハイタイドのスタンスや価値観を発信してきましたが、直営店という“場”が出来たことで、これまでとまた違うアプローチが取れるようになりました。

そのひとつがイベントですが、様々なイベントを開催することで、ハイタイドのお店に行けば何かあるというようなワクワク感を持ってもらえたり、人と人が繋がるような場になれたらと思っています。

■ハイタイドで人気の高い商品はこちら!

独自の視点でセレクトされた文房具や雑貨、そして、ユニークなオリジナルアイテムが豊富に取り揃えられているハイタイド。中でも人気の高いアイテムについて、たっぷりとうかがってみました。

ハイタイドで人気の「手帳」3選

・わたしの手帳

その年の干支が可愛らしいイラストで描かれ、絵本のようなカバーデザインが毎年好評の手帳。見ているだけでもほっこり癒やされます。(1,650円)

・レプレ カスタマイズ

なめらかな手触りと発色の良さが魅力のレプレは定番人気アイテム。最近ではカバー・ゴムバンド・リフィルを好きに組み合わせできるレプレカスタマイズも人気なのだとか。
※カスタムによって値段が異なります

・ミニットマネージャー

2002年の発売からデザインを変えず発売している定番のダイアリー。クリーム色の紙にネイビーとレッドのカラーリング、印象的なフォントなど、古き良きアメリカを体現したようなデザインが支持されています。(1,760円〜)※サイズによって値段が異なります

ハイタイドで人気の「ペン」3選

・ペンコ バレットボールペン ライト

型からオリジナルでつくったバレット(弾丸型)のボールペン。コンパクトなサイズ感とシンプルなデザイン、豊富なカラー展開が魅力のアイテム。カラーラインナップはたくさんの候補色の中からスタッフにアンケートを取り決定したのだそう。(660円)

・ペンコ プライムティンバー ブラス

北星鉛筆(株)とのコラボレーションによるアイテム。大人の方や海外の方に幅広く支持されています。六角形の木軸部分は一般的な鉛筆より1mm程度太く、大人の手でもしっかり握りやすい太さ。ペン先とノック部分に金属を使用しているので鉛筆より若干重くなりますが「中心は軽く」「両端は重い」という絶妙なバランスで、長く書き続けても疲れにくくなっています。(1,100円)

・ペンコ パサーズメイト

見た目から書き心地までまさに鉛筆のような筆記具。カラフルなカラーリングと輸入文具のようなチープシックな空気感が魅力です。軸は細長く、ヘッドのキャップは本物の消しゴム。本体はプラスチックで傷も付きにくく、長く愛用できます。毎年特に春に人気のアイテムです。(165円)

ハイタイドで人気のブランド「ニューレトロ」2選

・ニューレトロ 巾着袋

程よいサイズ感と汎用性のあるアイテムで発売当初から大人気。印象的なイラストと文字の組み合わせが面白いと好評のアイテムです。現在はサイズが増え3サイズでの展開。(660円)

・ニューレトロ 光る看板キーホルダー

性別問わず手に取って頂けている光る看板キーホルダー。街で見かける看板がそのまま小さくなったように仕上がるよう、淡くポッと光るような光り方やイメージする色を再現するのに苦労されたのだとか。(660円)

まだまだある!人気のアイテム

・ペンコ クリップボード O/S

置いているだけでサマになる、雰囲気あるクリップボード。お家での利用だけでなく、お店や結婚式等で利用する方も多いのだとか。(550円〜)※サイズによって値段が異なります

・ネーエ ジェネラルパーパスケース

発売から10周年を迎え、シリーズ累計120万個を販売したジェネラルパーパスケース。その名の通り多目的にご使用頂けるよう、シンプルながら機能性にもこだわってデザインしています。小物や書類の収納のほか、手帳ケースやマスクケース、推し活をされている方の持ち歩き用アクスタケースとしても選ばれています。画像は、直営店限定のネオンカラー。(495円〜)※サイズによって値段が異なります

・タープバッグ

水や汚れに強く丈夫なターポリンを使用したタープバッグは、アクティビティシーンでもご自宅でも様々な用途で利用されています。(1,980円〜)※サイズによって値段が異なります
 

■「ニューレトロ」の生みの親、デザイナーの島田さんにインタビュー

レトロな色合いやモチーフを日常小物に落とし込んだ「ニューレトロ」。思わずくすりと笑ってしまうような遊び心たっぷりのデザインが魅力的で、今やハイタイドを代表する文具・雑貨ブランドに。こういった文房具の誕生が、これまでにいなかったファン層を取り込むきっかけにもなっています。
ニューレトロの生みの親、島田瑛子さんにインタビューを行いました。


デザイナーの島田瑛子さん

―「ニューレトロが誕生したきっかけについて教えてください。

島田さん

2017年に「わたしの手帳」という日本語のタイトルが入った手帳カバーをデザインしました。昔の学生手帳を思わせる渋い色味の塩化ビニールのカバーに、鳥の線画を配しどこか懐かしいデザインに仕上げました。

私自身、味のある昭和の看板や雑誌など古いものが好きなので、そんなテイストの文具シリーズがあったら面白いかも、という思いがきっかけで始めました。

―デザインする際に心がけていることはありますか?

島田さん

万人受けするものよりも、自分が欲しくなるか、友人のあの人は喜んでくれるか、をイメージしています。大勢の人に向けて考えるとスケールが大きく、作りたいものがあってもその面白さがぼやけて最終的によくわからないものになってしまいます。(散々検証した結果、結局初めのデザインがいいね、となることが多々ありました)

あまり理屈で考えずきれいにまとめず、ノリや勢いでスケッチを描いてみたり、学生時代の何かよくわかんないけど、ヘンでかわいーー!みたいなノリを大事にしています
また、進めているデザインがある場合、朝起きたときや別の作業をしているときに、ふと見た瞬間がリアルに心に響くので、その反応を大切にしています。

最後に、ハイタイドが目指している文具店の形について、尼田さんにうかがいました。

尼田さん

文房具店という枠に捉われず、世代やジャンルを超えて人々が集うような自由なお店を目指しています。 当たり前の毎日に刺激と少しのユーモアを与えられるような存在になれたら嬉しいですね。

HIGHTIDE STORE FUKUOKA
住所:福岡県福岡市中央区白金1-8-28
営業時間:11:00~19:00
定休日:不定休
電話番号:092-533-0338
HP:https://hightide.co.jp/
Instagram:@hightide_store
Facebook:https://www.facebook.com/hightide.japan/

 

 

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