客室稼働率トップ3は大阪府、東京都、福岡県

出所:観光庁『宿泊旅行統計調査』2025年・年間値(速報値)
観光庁は2026年2月27日、『宿泊旅行統計調査』(2025年・年間値:速報値)を発表した。
同発表によると、旅館、リゾートホテル、ビジネスホテル、シティホテル、簡易宿所の宿泊施設全体における客室稼働率が72.6%の福岡県は、47都道府県で第3位だった。
第1位は大阪府の同78.8%であり、第2位は東京都の同76.8%となっている。
全国平均の客室稼働率は、61.8%だった。
施設タイプ別における客室稼働率の全国平均は、旅館38.4%、リゾートホテル56.9%、ビジネスホテル75.3%、シティホテル74.2%、簡易宿所29.6%となっている。
福岡県における施設タイプ別の客室稼働率は、旅館31.9%(都道府県順位:第39位)、リゾートホテル60.2%(同第12位)、ビジネスホテル77.8%(同第5位)、シティホテル72.7%(同第13位)、簡易宿所45.6%(同第4位)だった。
全国平均を上回る客室稼働率となっていることから、福岡県では宿泊施設の利用が高い水準で推移していることがうかがえる。
特にビジネスホテルや簡易宿所の稼働率が高いことから、出張や個人旅行など多様な宿泊需要が背景にあるとみられる。

出典:観光庁『宿泊旅行統計調査』2025年・年間値(速報値)
観光庁の宿泊旅行統計調査の対象は、全国のホテル、旅館、簡易宿所、会社・団体の宿泊所などの全宿泊施設6万6,763施設。調査対象期間は、毎月となっている。
福岡県は宿泊数8位。うち日本人数10位、外国人数6位

出所:観光庁『宿泊旅行統計調査』2025年・年間値(速報値)
観光庁『宿泊旅行統計調査』(2025年・年間値:速報値)によると、2025年における延べ宿泊者数(全体)は、前年比0.8%減の6億5,348万人泊だった。
うち日本人延べ宿泊者数は同3.8%減の4億7,561万人泊であり、外国人延べ宿泊者数は同8.2%増の1億7,787万人泊となっている。
都道府県別における延べ宿泊者数(全体)でのトップは、東京都の1億668万7,770人泊(同3.3%減)だった。
うち日本人の延べ宿泊者数もトップとなる4,709万6,500人泊(同12.0%減)であり、外国人もトップの5,959万1,270人泊(同4.9%増)となっている。
一方、延べ宿泊者数(全体)で同0.9%増の2,417万5,890人泊だった福岡県は、47都道府県で第8位にランクインしている。
内訳は、日本人が同第10位の1,626万6,180人泊(同1.8%減)だったのに対して、外国人が同第6位となる790万9,710人泊(同7.1%増)だった。
全国の延べ宿泊者数が減少する中で、福岡県は増加しており、宿泊需要は比較的堅調に推移している。また、日本人宿泊者の減少幅も全国平均と比べて小さく、国内需要の底堅さもうかがえる。
一方で外国人宿泊者は増加しており、国内外双方の需要が重なっている点も特徴といえそうだ。
旅館・ホテルの客室稼働率で好調な福岡県の延べ宿泊者数においては、インバウンド客ら外国人延べ宿泊者数の増加が、全体の宿泊動向に影響を与えているとみられる。

出所:観光庁『宿泊旅行統計調査』2025年・年間値(速報値)

出所:観光庁『宿泊旅行統計調査』2025年・年間値(速報値)
参照サイト
観光庁『宿泊旅行統計調査』2025年・年間値(速報値)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001984060.pdf









