インバウンド急増中!“世界に選ばれる都市”へ進化する福岡
今、福岡の観光業はかつてない活況を迎えています。
コロナ禍を経て需要が戻ったという段階を超え、観光客数は全国的にも過去最高水準へ。
中でも訪日外国人観光客の増加は著しく、2024年には月間で過去最多を更新する月も登場しました。福岡はこの流れを追い風に、国内外から選ばれる観光都市として存在感をさらに高めています。

出典:福岡市『福岡市の観光・MICEの概況』
それに伴い、ホテル業界や飲食業界では「インバウンド対応」が急務に。
空港周辺では多言語接客を導入するレストランが増え、海外向けプロモーションを強化するホテルも登場するなど、福岡全体でグローバル対応のスピードが加速しています。
その勢いは、数字からもはっきりと読み取れます。
たとえば2023年、福岡市への観光客数は前年比124.1%増の約2,309万人に達し、うち宿泊観光客も大きく増加しました。観光消費額は6,000億円超と、地域経済に大きく寄与しています。
▼福岡市の観光は今後どうなる?インバウンドを追い風に『観光都市・福岡市』の可能性が花開く
>>https://fukuoka-leapup.jp/biz/202506.55844
こうした中で、福岡の観光をさらに活性化させている企業の取り組みにも注目が集まっています。
以下では、インバウンド対応に力を入れている企業の具体的な事例をご紹介します。
デジタルノマド市場に特化した事業開発・マーケティング支援を行う「株式会社 遊行」

出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000122938.html
その代表的な事例のひとつが、株式会社 遊行によるインバウンド事業です。同社は、福岡市と連携して「Colive Fukuoka 2024」プロジェクトを推進。
この取り組みでは、リモートワークを活用して世界を旅しながら働く「デジタルノマド」と呼ばれる人々を福岡に誘致し、約45カ国・430名以上が参加しました。
平均滞在日数は19日、経済効果は約1.1億円にも達し、観光とビジネスを融合させた新たなインバウンドモデルとして注目されました。
福岡市のサポートのもと、長期滞在支援や地域企業との交流、地元の飲食・文化体験などを通して、一過性ではない「関係人口」の創出にも寄与。
アジア圏のみならず欧米からの訪問者が多かった点も、福岡が持つグローバルな可能性を強く印象づける結果となりました。
こうした取り組みは、福岡が「短期滞在の観光地」から「長期滞在・就労も視野に入れた都市」へと進化していることを示しています。
空の玄関口からもインバウンド強化へ!福岡空港の国際線ターミナルが大幅リニューアル

福岡空港では、国際線旅客ターミナルの商業エリアを大幅に拡張し、2025年12月に新エリアがオープンしました。
制限エリア内の旧出国審査場跡地に展開された新ゾーンには、家電・雑貨・菓子・伝統工芸品などを扱う13店舗が出店。
2022年から進めてきたターミナルの機能強化は、滑走路増設やスマートレーンの導入、立体駐車場の整備なども含めてほぼ完了。空港としての受け入れ体制も、インバウンド増加を見据えて大きく進化を遂げています。
▼福岡空港国際線ターミナルビルが増改築工事で施設規模2倍に。2025年12月完了
>>https://fukuoka-leapup.jp/biz/202512.68290
こうした民間企業や公共インフラの取り組みが重なり合うことで、福岡は「ただの観光地」ではなく、国際的な視点から見ても魅力的な滞在都市へと進化しつつあります。
では、このインバウンドの流れの中で、ホテル業界ではどのような挑戦が進められているのでしょうか。
ここからは、福岡市内で高い支持を集める「ホテルトラッド博多」の動きに注目してみましょう。
連日満室級の人気ぶり!「ホテルトラッド博多」が選ばれる理由とは?

福岡市博多区住吉に位置する「ホテルトラッド博多」は、2020年8月に開業した、地上12階・全209室のホテル。観光・インバウンド需要の回復とともに安定した稼働率を維持し、今では福岡の宿泊市場で確かな存在感を放つホテルへと成長を遂げています。
中でも近年は、外国籍ゲストからの支持が大きく伸長。
韓国・台湾・香港・中国などアジア圏を中心に、観光・ビジネス・長期滞在と、さまざまな目的で福岡を訪れるゲストを、日々迎えています。
年代も若年層からシニア層まで幅広く、国際色豊かな宿泊体験が日常となりつつあります。
この現場で日々ゲストを迎え、運営の最前線を支えてきたのが、副支配人の原田一輝さん。
立ち上げ時からホテルの成長を見守ってきた原田さんに、ホテルトラッド博多が“世界から選ばれるホテル”へと進化してきた背景をうかがいました。

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原田 一輝(はらだ かずき)さん
ホテルトラッド 副支配人
1988年生まれ。2015年4月にえんホールディングスへ入社。2019年、えんホールディングスグループ初のホテル事業となる「ホテルトラッド博多」開業準備室に転籍し、開業プロジェクトに携わる。現在は副支配人として、ホテル運営全般に従事している。
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原田さん
2025年には、外国籍ゲストが年間約105,000人にのぼり、宿泊者全体のおよそ75%を占めるまでに。
これは、私たちのホテルが“世界から選ばれる場所”になったという実感を強く与えてくれる数字です。現場でひとつひとつ積み重ねてきた接客やサービスが、国境を越えて届いていることが本当に嬉しいですね。
こうした高い支持を生み出しているのは、立地や価格だけではありません。“選ばれる理由”には、細部まで徹底的にこだわった空間設計とサービスの工夫があります。
“泊まりやすさ”を徹底的に考え抜いた設計とサービス

ホテルトラッド博多のツインルームの一例 出典:「ホテルトラッド博多」ホームページ
・客室の清潔感
隅々まで行き届いた清掃と整えられた空間が、「気持ちよく過ごせる」と高評価。“日本らしい清潔感”を実感できる点は、海外ゲストからも特に支持されています。
原田さん
例えば、浴室の清潔さや、ベッドメイキングの美しさなど、私たちが“当たり前”にやっていることが、海外の方にとっては感動ポイントになることも多くて。
実際にそういった点へのお褒めの言葉は、口コミでもよくいただいています。
・十分な広さを確保した客室
最小でもダブルで約20㎡、ツインでは約25㎡と、余裕のある広さが特徴。
ダブルルーム以外の客室は浴室・洗面・トイレが独立した間取りで、長期滞在でも快適に過ごせる空間が整っています。こうした設計の背景には、マンション事業を展開する運営会社ならではのノウハウも反映されています。
原田さん
・客室グレードに対して高すぎない料金設定
設備や快適性、空間づくりにこだわりながら、価格を抑えた料金設定を実現している点は、ホテルトラッドの大きな特長です。
庭園は英国・エリザベス女王から「緑の魔術師」と称えられた景観アーティスト・石原和幸氏が手がけ、空間は日本を代表するライフスタイルブランド「ACTUS」がプロデュース。
ベッドには「SIMMONS」を採用するなど、ディテールにもこだわりが光ります。
原田さん
・地元・福岡の食材をふんだんに使った手作り朝食ビュッフェ
滞在の満足度を高めているのが、地元食材を活かした九州の郷土料理を取り入れた朝食ビュッフェです。
季節ごとのフェアも開催し、旅の楽しみを朝から感じられる工夫がなされています。
原田さん

・観光にもビジネスにも便利な立地と動線
キャナルシティ博多や住吉神社をはじめ、博多・天神・中洲といった主要エリアの中間に位置し、観光拠点として非常に使いやすい立地。
チェックアウト時には博多駅へのシャトルバスも運行されており、空港や主要エリアへの移動もスムーズです。なかでも中洲屋台街は、スタッフが案内する機会も多く、海外ゲストから特に人気を集めています。
客室の清潔感や十分な広さ、グレードに対して高すぎない料金設定など、宿泊者が重視するポイントをバランスよく満たしている点が、高い評価につながっています。
立地や設備だけでなく、ホテルトラッドが大切にしているのはおもてなしの質です。
原田さん
価格帯は“エコノミー”でも、お客様への接し方や空間づくりは“ファーストクラス”でありたいと思っています。
自動チェックインなどの効率化も進めていますが、それは“人を減らす”ためではなく、“人がより人に向き合うため”の工夫なんです。
口コミサイトでも「部屋が清潔で気持ちよく過ごせた」「このクオリティでこの価格はうれしい」といった声が多く見られ、“ただ泊まる場所”ではなく、“記憶に残る滞在体験”を提供してきた実績が、次なる新館プロジェクトを後押ししています。
次なる挑戦へ。ホテルトラッド博多「新館プロジェクト」が本格始動!
宿泊者からの厚い信頼を築いてきた「ホテルトラッド博多」が、さらなる進化を見据えたプロジェクトを始動中です。
現在、「新館プロジェクト」として、すでに着工が始まっており、具体的な設計・人材準備が進められています。
この新館は、これまで多くのゲストに愛されてきた“ホテルトラッドの哲学”を受け継ぎつつ、次世代の宿泊体験を追求する場として設計を進めています。
・よりアクセスに優れた立地
ホテルトラッド博多よりも博多駅に近くなり、アクセス面での利便性が更に向上します。
空港や主要エリアへの移動もしやすく、観光・ビジネス双方の拠点として使いやすいロケーションです。
・朝食体験のさらなる充実
既存のホテルトラッド博多以上に朝食に力を注ぎ、地元産の新鮮な野菜をはじめとした福岡・九州の食材を取り入れながら、地域の食文化をより深く味わえる内容を目指します。
朝食がホテル宿泊の魅力の一つになる、そんな体験価値の向上を図ります。
・ワンランク上の滞在を叶えるホテルグレード
ホテルトラッド博多よりも一段上のグレードを想定し、客室や共用空間、サービス面において、より上質な滞在体験を提供する計画です。
なかでもバスルームのクオリティ向上に注力し、ゆったりとしたバスタイムを楽しめる設えを予定しています。
これらの取り組みを通じて、単なる「宿泊施設」にとどまらず、“未来の福岡の観光を支える拠点”としての役割を目指しています。
そして今、この新館の立ち上げに関わるオープニングスタッフを募集中。
ゼロから創り上げるフェーズに携われるのは、まさに今だけの貴重なチャンスです。
英語力とホスピタリティを活かして、グローバルな職場へ
今回の新館プロジェクトでは、英語スキルを活かしたい方やホテル運営に関心がある方、そして何より、「福岡を訪れる海外ゲストを心からおもてなししたい」という想いを持つ方を募集しています。
すでに高評価を得ている「ホテルトラッド」ブランドの一員として働ける安心感と、“ゼロから新しいホテルをつくる”という刺激的な挑戦の両方を味わえる、貴重なタイミングでの採用です。
海外からのお客様との接点が日常にある環境だからこそ、語学力を実践的に伸ばすことも可能。ホスピタリティの現場で自分のスキルを磨きながら、世界に通じる経験を積むことができます。
原田さん
いちばん大切なのは“相手に寄り添う気持ち”だと、現場で日々感じています。簡単な言葉でも、心を込めて伝えれば、お客様との距離はぐっと縮まります。
新館でも、そんな気持ちを大切にしながら、一緒に働いてくださる方に出会えたら嬉しいですね。
福岡で安心して働ける。“生活の基盤”を支える福利厚生
えんホールディングスグループでは、スタッフが安心して長く働けるよう、充実した福利厚生制度を整えています。
中でも注目なのが、グループが手がける「エンクレスト」シリーズをはじめとした賃貸物件に対する家賃補助制度。
市内中心部の便利な立地に住みながらも、経済的な負担を抑えられるため、福岡に根ざしたライフスタイルを実現しやすいのが大きな魅力です。
・栄養バランス満点の社食(1食450円)
日々の健康を支える社食を、手頃な価格で利用可能。忙しい日でも、しっかりとした食事をとれる環境が整っています。
社食を紹介したこちらの記事も合わせてお読みください。
▼福岡のランチ代、高すぎ問題に終止符?天神の最新食堂から“450円定食”企業も調査!
>>https://fukuoka-leapup.jp/gourmet/202601.71663
・家賃補助制度
グループが手がける賃貸マンション「エンクレスト」シリーズをはじめとしたグループ管理の物件に入居する場合、最大で月額3万円(賃料の50%まで)の家賃補助を受けられる制度です。
福岡市内中心部という便利な立地に住みながら、家計の負担を抑えて暮らせるのが大きな魅力。福岡での新生活を安心してスタートしたい方にとって、心強いサポートです。
・リフレッシュ休暇制度・年間公休115日
ホテル業界では年間休日が105日程度の求人も多い中、年間公休は115日。さらに公休と有休を組み合わせて5日間程度連続でお休みできるリフレッシュ休暇を取得できます。
しっかり休みを取りながら働ける環境が整っており、仕事とプライベートのメリハリを大切にできる職場です。
このように、暮らし・健康・余暇すべてに目を向けたサポートがあるからこそ、安心して仕事に打ち込める環境が整っています。
「福岡で新たなキャリアをスタートしたい」という方にとって、非常に心強い制度と言えるでしょう。
ホテルトラッド博多が大切にしている姿勢と、ここで働く価値
ホテルトラッド博多が求めているのは、特別な経歴や完璧なスキルではありません。
大切なのは、「素直さ」と「誠実さ」、そして目の前のゲストに真摯に向き合い、学び続ける姿勢です。
そうした想いを持つ人と、一緒にホテルを育てていきたいと考えています。
また、夜勤を含むシフト制のため、ライフスタイルに合わせた柔軟な働き方ができるのも特徴のひとつ。
充実した福利厚生や働きやすい制度に支えられながら、ご自身の力を存分に発揮できる環境が整っています。
「若いうちから実践の中で成長したい」「人と関わる仕事を通して、自分の可能性を広げたい」そんな想いを持つ方にとって、ここは挑戦しがいのある場所です。
原田さん
若いメンバーが中心となっており、年齢や社歴に関係なく意見やアイデアを発信しやすい風土が根付いています。
現場のリアルに迫る。副支配人・原田さんが語る「ホテルを育てる仕事」
これまでお伝えしてきたように、ホテルトラッド博多は、清潔で快適な空間づくりや、“エコノミーでありながらファーストクラスのおもてなし”という姿勢を大切にし、多くのゲストから支持を集めてきました。
その裏側には、開業前から現場を支えてきたスタッフたちの、日々の積み重ねがあります。
ここでは、副支配人・原田さんが語る“ホテルを育てる仕事”を通して、ホテルトラッドの成長の軌跡と、そこに込められた想いをひも解いていきます。
原田さん
「この状況で本当に軌道に乗るのか?」という不安もありましたが、それでもやるしかない。現場で試行錯誤を重ねながら、スタッフ全員で声をかけ合い、ひとつずつ積み上げてきました。
ホテルトラッド博多は、グループとして初めて手がけたホテル事業ということもあり、まさにゼロからの挑戦。
だからこそ、“お客様目線”を常に意識しながら、現場全体で一つひとつの対応を丁寧に積み重ねていくことを、何より大切にしてきました。
その積み重ねが、少しずつ信頼となり、今では福岡でもトップクラスの稼働率を維持。
リピーターとして何度も訪れてくださるお客様も増えています。
“また泊まりたい”と思っていただけるホテルに成長できたことは、現場で日々力を尽くしてきたスタッフ全員の努力の賜物だと感じています。
立ち上げ期から運営に関わり、現場で考え、改善し、形にしていく。そのプロセスを積み重ねた経験が、原田さん自身の成長にもつながっているといいます。
原田さん
そしてそれがお客様の反応として返ってくる。その流れをリアルに感じられるのが、この仕事の醍醐味ですね。
うまくいかなかったことも、全部次に活かせる。ホテルへの愛着や、この仕事ならではのやりがいを強く感じています。
現在進行中の新館プロジェクトは、そうした“成長の過程”に再び立ち会える挑戦の場でもあります。
ホテルと共に自分自身も成長していく…そんな貴重な機会が、いま広がっています。
原田さん
私自身、開業プロジェクトに携わったからこそ感じるのですが、“ゼロから考えて形にしていく”経験って、すごく面白いんですよ。
想いを込めた分だけ、それが空間やサービスに反映される。だからこそ、これから入ってくる仲間にも、“ホテルを一緒に育てていく感覚”を楽しんでもらえたらと思っています。
原田さんのこれまでの歩みが物語るように、ホテルトラッド博多は、ただ働くだけの職場ではなく、「一緒にホテルを育てていく」経験ができる環境です。
「新しいことに挑戦したい」「グローバルな環境で自分の力を試してみたい」「福岡を訪れる人に、もっとこの街を好きになってもらいたい」
そんな想いを持つ方にこそ、新館プロジェクトはぴったりのフィールド。
今このタイミングで、あなた自身も新しいキャリアの一歩を踏み出してみませんか?







