福岡~羽田線の年間提供座席数は1,126万席、2023年12月は世界第2位
福岡~羽田線における提供座席数1,126万席は2023年、世界の国内線・国際線で第3位だった!━━━。
イギリスを拠点に航空・旅行関連のデータ調査を行うOAGはGlobal Airlines Schedules Dataを利用して毎年、年次報告書『最も混雑した航空ルート』を発表している。
2023年1月から12月までのデータを調査した『2023年の最も混雑した航空ルート』によると、国内線での提供座席数で1,126万4,229席だった福岡~羽田線は、金浦(ソウル)-済州線(1,372万8,786席)、羽田-札幌(新千歳)線(1,193万6,302席)に次ぐ第3位だった。
福岡~羽田線の提供座席数1,126万4,229席は、国際線ランキングのトップであるクアラルンプール~チェンギ(シンガポール)線の提供座席数489万1,952席を上回っている。
このため、福岡~羽田線は、世界の国内線・国際線の合同ランキングにおいても第3位となる基幹路線だ。
なお、2023年12月における提供席数で100万1,502席だった福岡~羽田線は、羽田-札幌(新千歳)線(95万8,319席)を上回っており、金浦(ソウル)-済州線(126万9,054席)に次ぐ世界第2位だった。
出所:OAG『2023 年に最も混雑する航空路線 今年世界で最も混雑する航空路線はどこですか?』
国際線での最多席数はクアラルンプール~シンガポール
OAG『2023年の最も混雑した航空ルート』国際線編によると、2023 年に最多の提供座席数だった国際線は、クアラルンプール~チャンギ (シンガポール) の489万1,952席だった。
席数的には福岡~羽田線に比べて、約半分弱の規模となっている。
第2位は僅差でカイロ~ジェッダ線(479万5712席)が続き、その後第3位に香港~台北線(456万8280席)がランクインした。
そして、第4位に関西~仁川線(421万8484席)、第5位に成田~仁川線(415万5418席)が続く展開だった。
OAGでは、『2023年の最も混雑した航空ルート』国際線編について、次のようにコメントしている。
「最も混雑する国際線トップ10の路線の半数は、2019年にはトップ10に入っていませんでした」
「2023年の国際線トップ10に入るほとんどの路線の輸送力は 2019年の水準より9%~43%低いですが、輸送力が 2019年を上回る路線が1つあります」
「それはロンドン ヒースロー(LHR)発ニューヨーク(JFK)行きで、350万人で1%上回っています」
ランキング方法として、各定期路線の往復便座席数をOAGが集計する毎月第1週時点でのデータから算出している。
出所:OAG『2023 年に最も混雑する航空路線 今年世界で最も混雑する航空路線はどこですか?』
参照サイト
OAG『2023 年に最も混雑する航空路線 今年世界で最も混雑する航空路線はどこですか?』
https://www.oag.com/busiest-routes-world-2023