柳川クリークについて
福岡県柳川市一帯に広がる「柳川クリーク」は、総延長約930kmにおよぶとされる国内屈指の広大な水路群です。
この地はかつて有明海の干潟が広がる低湿地で、弥生時代頃から、人々は自然の水の流れを整えながら生活・農業用水を確保するための小さな溝を掘り始めたとされています。これが現在のクリークの原型になったともいわれています。
その後、かつて「柳川城」が存在した時代には城を守るために防御機能としてクリーク整備が進み、城郭を中心とした基本的な水路の骨格が形作られたという歴史的な背景もあります。
数百年の歳月をかけて整備されたこのクリークは、現在、ブラックバスが息づく絶好のフィールドとなっているのです。

ブラックバスのイメージ写真
柳川クリークまでのアクセス

福岡都市圏から柳川クリークまでのアクセスにはいくつかのルートがありますが、今回は三瀬峠を使ったルートをご紹介します。
福岡都市圏から国道263号線を経由して三瀬峠を越え、途中から佐賀県道21号線に入り、佐賀県道51号線を経て佐賀市内へと向かいます。

佐賀市内に入り、標識に書かれている「有明海沿岸道路(有明沿岸道)」を目指しましょう。

標識通りに進んでいくと、「有明沿岸道」に乗ることができます。
有明沿岸道に乗って大牟田方面に進んで、「柳川東IC」もしくは「三橋IC」で下車しましょう。

ICを降りて、東に10分ほど進むと一帯にクリーク群が見えてきます。
福岡都市圏からここまで約2時間ほど。ちなみに福岡都市高速と九州自動車道を使えば1時間程度でショートカットできますよ。
柳川クリーク近辺は駐車することはできませんが、「福岡県柳川市三橋町白鳥281-8」という住所に20台ほどが停められる駐車場があります。

こちらの駐車場は、地主の方のご厚意で提供していただいています。
有料にはなりますが、駐車料金は1台たったの100円!駐車場の傍に手作りの料金箱がありますので、ここにお金を入れてから釣りを楽しみましょう。

この駐車場を拠点にして、柳川クリークの様々なポイントを探っていきましょう。
総延長約930km!網の目状に伸びる広大なクリーク群

15〜20mほどの川幅のクリークが縦横に伸びています。水深はおおむね1〜2mと浅く、水質はかなり濁りがあるのも特徴です。


所々階段が設けられ、水面近くまで降りることもできます。足場も良く、比較的釣りがしやすい環境です。

クリークは細い水路とも直結しており、水の合流ポイントには適度な水流も発生しています。

こちらはクリークの合流ポイント。このようにほぼ同じ川幅のクリークが延々と続いています。

ヘラブナ釣りやコイ釣りを楽しんでいる他の釣り人もいますので、近辺でルアーを投げるのは控えるようにしましょう。
クリーク内に点在する様々なポイントを見極めよう
広大なクリークなので、特定の場所を丁寧に狙っているとあっという間に時間が経ってしまいます。
そのため、ポイントを見極め、反応がなければ次のポイントへ移動し続けることが釣果に繋がります。

狙うポイントとしては、「水の流れ」や「障害物」があるところ。写真のような水が流れ込むエリアはブラックバスが潜んでいるケースが多いです。

小さな橋がいくつもあるので、橋の下も良ポイント。特に日差しが照りつける日中は暑さを避けるブラックバスが潜んでいる可能性が高いです。

水門まわりのような人工造形物は、水流が生まれる上、ブラックバスが潜みやすいポイント。手返しよくルアーを投げて探っていきましょう。

クリークの水を田畑に運ぶ揚水機場も良ポイント。ブラックバスの習性を考察しながら、いろんなルアーを使って狙ってみましょう。
おすすめルアーと狙う時間帯
水深が浅くて濁りのあるクリークでは、アピール力が強いルアーが釣果に繋がります。
具体的にはキラキラしたブレードが特徴の「スピナーベイト」や、アクティブな動きを演出する「シャロークランクベイト」、あるいは濁りに強い「ブラック系やチャート系のカラーのワーム」がおすすめ。
また、有名なポイントということもあり、特に週末は釣り人も多く、ブラックバスもルアーへの警戒心が高まっているようです。夜明け前後や夕暮れ時など、他の釣り人が少ない時間帯を狙うことも重要です。
柳川クリークで釣りをする際の注意点
●柳川クリーク周辺では、一部の河川や水路に釣り禁止区域が設けられています。現地の案内やルールを確認したうえで釣りを楽しみましょう。
●クリーク周辺には民家も数多く点在しています。大声やゴミの放置など、近隣住民の迷惑にならないよう配慮しましょう。
●クリーク沿いの道の多くは、農作業車や地域住民の生活道路として利用されています。路上駐車や違法駐車は厳禁です。ルールやマナーを守って楽しみましょう。
●柳川クリーク近隣を流れる矢部川など、一部の河川では遊魚券が必要となる場合があります。釣行前に対象エリアのルールを確認しておきましょう。
柳川クリーク近辺のおすすめスポット

画像出典:https://www.instagram.com/gonshan2023/
最後に柳川クリーク近くのおすすめスポットをご紹介。
柳川クリークから車で10分、西鉄大牟田線「柳川駅」から歩いて3分の場所にあるのが「Classic珈琲ゴンシャン」。
1973年に「珈琲廊ゴンシャン」として誕生し、自家焙煎の豆をサイフォンで丁寧に淹れる一杯と、ステンドグラスの光が彩るレトロな空間が特徴で、半世紀もの間、多くの人に愛されてきました。
2023年には事業承継を経て「Classic珈琲ゴンシャン」に店名変更。半世紀の歴史を受け継いだ変わらぬ味と、やすらぎの時間を届けています。
釣りの合間、美味しいコーヒーで一息いれてみてはいかがでしょうか。
【Classic珈琲ゴンシャン】
■住所:福岡県柳川市三橋町下百町12-2[MAP]
■アクセス:西鉄天神大牟田線「柳川駅」西口より徒歩約3分
■営業時間:10:30~21:00(L.O 20:00)
■定休日:木曜・第1水曜
■TEL:090-9306-9154
■Instagram:@gonshan2023
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ということで、今回は福岡県柳川市一帯にある「柳川クリーク」をご紹介させていただきました。
福岡都市圏からはちょっと距離がありますが、福岡県南部のブラックバスの有名ポイントなので、バス釣りが好きな方はぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
なお、必然的にポイント間の移動は徒歩となります。クリークは広範囲にわたっており、かなり歩くうえに日影が少ないため、帽子や飲み物の準備を万全にして、くれぐれも熱中症には気をつけてくださいね!












