糸島市加布里の「ジャムcafe可鈴」
行列が絶えない店として知られる塚本鮮魚店のほど近く、糸島市加布里の住宅街に「ジャムcafe可鈴」は在ります。
入り口に入ってすぐ左側には、物販コーナーが。こじんまりしたスペースながらも、たくさんのジャムが並べられていました。
旬の食材を使った手作りジャムが人気
左から、グリーントマトジャム(580円)、あんずジャム(580円)、いちごジャム(540円)
ジャムはすべて、店主の上野可鈴さんが手間暇をかけてじっくりと手作りで作られています。「一般的なペースト状のジャムが苦手で、だったら自分で作ってみよう!と、思ったんです」。
そんな上野さんが作るジャムは、旬の果物や野菜を使った、果肉の形をしっかりと残したもの。いちごジャムといえば甘いものを連想しますが、ジャムcafe可鈴のいちごジャムは、甘みだけではなくしっかり酸味も感じられるのが特徴。まるで素材そのものを食べているような感覚になる味わいなんです。
素材は主に糸島産の、できるだけオーガニックものを使用。もちろん添加物や保存料も不使用なので、お子さまでも安心していただけるのがうれしいですね。
季節によって販売されるジャムが異なるのですが、一例をご紹介します。
《春》
いちご、いちごとレモン、甘夏、キウイ、天草みかん、清見オレンジとチョコレート
《夏》
すもも、糸島ブルーベリー、ブルーベリーとレモン、トマトと甘夏、トマトとオレガノとブラックペッパー
《秋》
いちじく、いちじくと赤ワイン、りんご、りんごとキャラメル
《冬》
みかん、みかんとチョコレート、りんごとみかん、りんごと赤ワインとシナモン、柚子、完熟かぼすとはちみつ
ランチやコーヒーも店内で飲食可能
そして、正面にはカウンター席が2席と、奥にはテーブル席が3つ。実はここ、ジャムの販売だけではなく、ランチや軽食、コーヒーやちょっとしたスイーツもいただくことができるんです。
週替りランチの一例、ロールキャベツ。トマトたっぷりのスープごといただけます
ランチは週替り。「旬のお野菜を使うのはもちろんのこと、天気や気温などに合わせて、自分が食べたいものをお出ししている感じです(笑)」と上野さん。
コーヒー(400円)と、スコーン(150円)。スコーンにはジャムが付いてくる。ジャムの味をリクエストすることも可能
コーヒーは糸島市のスペシャルティコーヒー専門店TAISHO COFFEE ROASTERさんによる、ジャムcafe可鈴のオリジナルブレンド。のどごしもよくとっても飲みやすい味わいで、密かにファンも多いのだとか。
実家のような居心地のよさと、上野さんの笑顔に癒されに、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
【ジャムcafe可鈴】
住所:福岡県糸島市加布里2-3-11
電話番号:092-322-5695
営業時間:11〜17時(店内飲食は16時L.O.)
定休日:月〜水曜(月曜日は祝日の場合は営業)
Instagram:@jamcafekarin