1バス停単位で福岡を切り取る「バス停から愛」

電柱がなくなるとマニアも嬉しい「志賀島」【福岡市東区】

一見なんてことないバス停とそのまわりも、視点を変えれば観光資源。そんな思いで福岡のバス停を取り上げ、ご紹介する本企画。連載133回目は、福岡市東区にある「志賀島(しかのしま)」バス停をご紹介します。

電柱と電線がなくなった海の中道

 

電線の地中埋設工事が完了して、海の中道から電柱がなくなりました

 

 

海、バス、その向こうにまた海、背景には志賀島、という風景が、より美しく眺められるようになりましたので、皆さまバスに乗って訪問しましょう。

 

今回の記事で伝えたいことは以上です。

 

しかし、あまりに写真や文字数が少なすぎると、各方面からお叱りがくる危険性が高いので、もうちょっと続けます()

 

 

 

かつての思い出が呼び起こされる、勝馬方面のバス停

 

志賀島のさらに奥を目指すバス停は、かなり錆びています。

 

 

小学校までが1時間に1本と、西戸崎駅~勝馬を結ぶローカル線が数往復

 

 

観光客向けの店舗も多く、車の往来も旺盛で、バスだけをちゃんと撮ろうとするには向かない場所です。しかしこの賑わいは伝わるかと。

 

 

かつて、志賀島島内への路線が今川橋始発だった頃、おそらく昭和57年くらいの話ではないかと思うのですが、当時小学生だった沖浜は、この路線の長大さにロマンを感じ、祖母を道連れにして今川橋からバスでここまで来ました

 

志賀島に到着する前に祖母が、お勧めの店などを運転士さんに尋ね、志賀島バス停で降りて、鳥居をくぐった先の食堂に入った記憶があります。いま考えると、あれは中西食堂だったのでしょうか。だとすると、40年以上前にお世話になっていることになります。現在でも行列ができる人気店です。

 

 

 

 

繊細なダイヤ設定が特徴の天神方面バス停

 

天神方面のバス停は、

 

 

今から海の中道を駆けてゆくぞ、という島の端っこに位置します。海の家や船の見える場所です。

 

 

こちらも天神方面は1時間に1本、志賀島小学校まで来たバスが折り返すので、当然といえば当然ですが、

 

 

毎時同時刻出発かと思いきや、微妙に数分のズレがあります659分、858分、1057分などなど。時間帯によって都心部までの想定所要時間が違うのでもうすこし先まで進んだ際に同時刻発車になるよう調整されています。非常に繊細なダイヤ設定です。

 

志賀島→和白バス停までの検索結果。志賀島の出発時刻は1〜2分ズレていますが、和白で定刻になるように調整されています

 

 

 

海の向こうに、ドームやタワーも見えています。

 

 

往きと帰り、同じ経路が嫌な場合は、片道を市営渡船にするのもよいと思います。基本的にはバスを推している当方ですが、いろいろ交通手段に選択肢があるのは望ましいことです。

 

美味しい海鮮を食べに、志賀島へどうぞ。ぜひ少なくとも片道はバスで。

 

 

 

基本情報

バス停名:志賀島(しかのしま)

・住所:〒811-0323 福岡県福岡市東区志賀島 [map]

・天神からの行き方例:

「天神中央郵便局前」バス停から 25A 志賀島小学校前ゆきに乗車。約59分、680円。

 

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バス路線探検家
沖浜貴彦
1972年生まれ・福岡在住。路線図に描かれた終点を想い、途中の狭い区間を苦心して走るバスに愛を注ぐ変態。ブログ「ほぼ西鉄バスの旅」を2008年に開設、日々愛を持ってバスを追いかけ続ける。毎月第二金曜・第四土曜日はバス趣味の現況を共有するサロン「バス路線探検家の会」を運営。

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