釣りスポット:長浜海岸

福岡の釣りスポット

キス釣りしながら福岡の史跡散歩や絶景も楽しめる「長浜海岸」【福岡市西区】

キャンプに代表されるアウトドアブームの中、ここ数年で一気に増えた釣り人口。みなさんの周りにも釣り好きな人は多いのではないでしょうか?このコーナーでは福岡市内から気軽に行ける、フクリパおすすめの釣りスポットをご紹介します。あなたも福岡の海や川や池で大物をゲットしてみませんか?

まずは長浜海岸へのアクセスから

 

今回ご紹介する「長浜海岸」があるのは福岡市西区今津。糸島半島の東に位置しています。

 

 

車なら国道202号線の「今宿交差点」から県道54号線を糸島方面に直進。途中で今津橋を渡り、そのまま道なりに進みます。

 

 

左手に海を見ながら進み、こちらの信号から右折します。

 

 

そのまましばらく直進していくと、右手に長浜海岸への案内看板があるので、ここから右折します。

 

 

すると三叉路が出現します。今回は赤く記載している長浜海岸方面(三叉路の真ん中の道)へと入りましょう。

 

 

やがてアスファルトの道路が砂利道へと変わっていきます。

 

 

海が見えました!ここに数台だけ駐車できるスペースがあります。
ちなみに近隣の場所は私有地になっており、駐車はできませんのでご注意を。

 

 

砂浜の先に広がる真っ青な海!ここが長浜海岸です。

 

 

この一帯の海は「今津湾」と呼ばれ、博多湾の南西部に位置する内湾となっています。

博多湾の一部ではありますが、この長浜海岸は美しいブルーの海が広がっています。

 

 

海を正面に右手には「毘沙門山」という切り立った山がそびえています。その左手奥に見えるのは能古島です。

 

 

海を正面に左手を見ると、福岡市海釣り公園や唐泊漁港方面が見渡せます。

ちなみに長浜海岸の西側は大原海水浴場となっており、夏には海水浴もできるんです。

 

 

海の向こうには、以前この「福岡の釣りスポット」でもご紹介した「玄界島」の姿がはっきり見えますね。

 

ターゲットのキスについて

画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/23219411&title=キス釣り

 

この長浜海岸で狙う魚は、ズバリ「キス」です。

キスは砂浜に生息する魚で、春から夏にかけてが最盛期となり、まさにこれからが本格的なシーズンを迎えます。

 

キス釣りの魅力といえば「簡単に釣れて」「たくさん釣れて」「味が美味しい」という三拍子揃ったところ。

 

釣り方のメインは「投げ釣り」。

釣り方はとても簡単で、リール付きの竿にキス釣りの仕掛けをつけて、餌の岩デコ(石ゴカイ)を針につけて、投げてリールをゆっくり巻くだけ。

 

しかもキスは一箇所に群れるという性質があるので、同じポイントでたくさんのキスを釣ることができるんです。

 

道具は釣具屋さんに行けば「投げ釣りセット」という竿とリールがセットで販売されているので、仕掛けや餌を含めても数千円で購入できますよ♪

 

画像出典:https://www.photo-ac.com/main/detail/31061394&title=キスの天麩羅

 

そしてキス釣りの醍醐味と言えばその美味しさ。

釣ったキスを持ち帰って三枚におろし、衣をつけて油で揚げれば、あっという間にキスの天ぷらの出来上がり。自分で釣ったキスの天ぷらの味は格別ですよ!

 

長浜海岸に行くなら、今津元寇防塁にも行ってみよう!

 

この長浜海岸から今津元寇防塁までは徒歩で行くことができるんです。

まずは先ほどの三叉路に戻り、元寇防塁方面へ。しばらく進むと右手に「第一野の花学園」さんがあります。

 

 

この駐車場の一角が「今津元寇防塁」の駐車場になっています。ここからは徒歩で移動します。

 

 

駐車場から500mほど歩くと、今津元寇防塁の入り口に到着します。

 

 

入り口には地図が掲示されています。それでは中に入ってみましょう。

 

 

しばらく歩くと、今津元寇防塁の石碑が建っています。その左手に目を向けると・・・

 


そこには土の中に埋もれた石塁(防塁)が!

このような石塁がこの今津から現在の福岡市東区香椎まで約20kmにわたって築かれていたそうです。

このうち今津地区は全長約3kmが残っており、その大半はこのように土の中に埋没しているんです。

 


さらに奥へと進んでいくと、埋没していた石塁が露出した状態で展示されています。

 


残念ながらフェンスがあるので中には入れませんが、露出している部分だけでもなかなかの高さです。

 

案内看板をみたところ、今津地区の石塁構造は底部幅3m、天端幅2m、高さ3mに石を積み上げて作られており、石塁の内部には石や砂が充填されているそうです。

 

しかし、これだけの石塁を人力で、それも全長20kmにもわたって組み上げたとは・・・きっと想像を絶する大変さだったと思います。

 

そして、先人たちはこのような方法で日本という国を蒙古襲来から守ってくれたんだと思うと、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 

 

また、先ほどの石碑の横から松林の中を進んでいくと・・・

 

 

長浜海岸に出ることができます。このように砂浜側から直接元寇防塁に行くこともできるので、釣りの合間に行かれてみてはいかがでしょうか。

 

今津エリアのおすすめスポット

おすすめスポット【1】 毘沙門山

 

今津エリアは他にも立ち寄りたいスポットが点在しています。

そのひとつが毘沙門山。長浜海岸に行く途中の三叉路から右側の道に進み、しばらく坂を上ると山頂に毘沙門堂があり、一帯は展望台として整備されています。

 

 

ここからの景色はなかなかの絶景!先ほどの長浜海岸が一望でき、遠くには糸島の山々が見渡せます。まさに穴場の絶景スポットと言えるでしょう!


おすすめスポット【2】 今津干潟

 

そしてもう一箇所は、長浜海岸への道中にある今津干潟

ここは瑞梅寺川(ずいばいじがわ)が今津湾に流れ込む河口にあたり、満潮時にはこのように水没しているのですが、干潮時になると広大な干潟が姿を表します。

多くの野鳥が渡ってくる水鳥の宝庫となっており、天然記念物のカブトガニの産卵地としても有名なのです。

出典:https://www.city.fukuoka.lg.jp/nishiku/c-shinko/charm/nisikunotakara/imaduhigata.html

 

 

おすすめは日没の時間帯。干潟越しに糸島の山に沈んでゆく夕日の光景は最高のロケーションです!

 

 

ということで今回は長浜海岸のキス釣りと、今津エリアのおすすめスポットをご紹介しました。

 

キスはとても簡単に釣れるので、子供や女性など釣り初心者の方におすすめですよ♪

これからのシーズン、キス釣りにチャレンジしつつ、糸島半島の東側・今津エリアを楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

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ライター
久原茂保
2001年より福岡発のカフェ情報サイト「CAFE@TRIBE(カフェ・トライブ)」を開設。以来、20年以上に渡り福岡県を中心に数多くのカフェを訪れ、日々取材活動に励んでいる。近年はカフェアドバイザー業やカフェのリブランディング、カフェプロモーションなどカフェ業界の知見とネットワークを活かしたオンリーワンな事業を展開中。グラフィックデザインやWEBデザイン、広告コンサルも。

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