今、薬院エリアで食べたい!手土産にも喜ばれる個性派スイーツ3選

薬院エリアは、福岡のなかでも個性が際立つグルメタウン。カフェや酒場だけでなく、テイクアウトできるスイーツ店が点在し、街歩きの楽しみをぐっと広げてくれます。今回は、手土産として喜ばれるのはもちろん、自宅やホテルでゆっくり味わいたくなる個性派スイーツに注目しました。店主の想いが詰まった一尾のたい焼き、日常に寄り添うドーナツ、研究を重ねて生まれた焼き芋スイーツまで。実際にお店を訪ねて見つけた、薬院エリアらしい個性豊かな3軒をご紹介します。

白玉が“こもち”の秘密。手のひらサイズの幸福感を連れて帰る「こもちたい焼き鯛子」

 

薬院駅からもほど近い高砂の静かな路地に現れる小さなたい焼き店。「こもちたい焼き鯛子」は、白玉入りの“子宝たい焼き”を看板に掲げるたい焼き専門店です。お店の前を通ると、焼きたてのたい焼きの甘い香りがふんわりと漂います。
 

 

 

ぷっくりとしたフォルムがかわいいたい焼きの生地は、小麦粉と米粉に自家製の豆乳を配合したオリジナルレシピ。外は軽やかに香ばしく、中はもっちりとした食感に仕上がります。

 

 

あんこは十勝産のあずきをきび砂糖・天日塩で店内でじっくりと炊き上げた、とろっと柔らかい、甘さ控えめの自家製“とろ生つぶあん”です。

 

 

そしてこのたい焼きに欠かせないのが、お店の名前の由来にもなっている白玉です。国産白玉粉を使い、毎日店内でひとつひとつ丁寧に手作りされています。自家製粒あんのやさしい甘さのあとに、もちっとした食感が追いかけてくる一尾は、和菓子のような上品さと満足感のある食べ応えを楽しめます。

 

 

中に入る具材のラインナップにもオリジナリティが光ります。定番の自家製粒あんに加え、季節ごとに表情を変えるのが鯛子の魅力。冬から春にかけて登場するのは、フレッシュないちごを包んだ「苺」。甘酸っぱい果実と粒あん、白玉の組み合わせは、いちご大福のような華やかな味わいです。秋から冬には、九州産のさつまいもを贅沢に使った「さつまいも」が並び、ほくっとした自然な甘さが楽しめます。そして2月からは香ばしいきな粉の風味を生かした「きなこあん」が定番メニューとして新たに仲間入りしました。

 

 

その他にもパリッとしたチーズをまとった皮に包まれたあんことチーズの甘塩っぱいマリアージュが絶品な「あんとチーズ」やベーコンと玉子が入った「ベーコンエッグ」など、おやつにも軽食にもぴったりなメニューも大人気です。

 

 

「白玉の入った”子宝たい焼き”というコンセプトをきっかけに、ご縁あって安産祈願で有名な久留米の水天宮でも戌の日にあたる週末限定で出張販売をしています。こもちたい焼きでお客さまに幸せのお裾分けができれば」と店主の佐藤さん。たい焼きは防腐剤不使用、毎日焼きたてのみの販売のため、人気の味は早めに売り切れることもあるので、食べたいフレーバーが決まっている場合はぜひお早めに!

 

 

テイクアウトをして食べ歩きをするのはもちろん、店内のイートインスペースで、たい焼きとドリンク片手にちょっと一息つくのもおすすめです。

 

【こもちたい焼き鯛子】
住所:福岡市中央区高砂1-4-6 アプリコット渡辺通り[map]
アクセス:福岡市地下鉄薬院駅から徒歩8分
営業時間:11:30〜18:30
定休日:毎週火曜日(ほか不定休あり)
Instagram:@comochi_taico

 

 

 

 

“自分を甘やかす”日に選びたいマラサダドーナツ。「ON SUGAR」の贅沢なご褒美時間

 

2019年のオープンから今年で7年目を迎える「ON SUGAR」。薬院エリアのスイーツ店の中でも、その存在感は別格です。ガラスケースの中に、賑やかに並ぶマラサダドーナツは眺めているだけで気分が上がります!マラサダとは、ポルトガル発祥の揚げ菓子がルーツで、ハワイでは定番のスイーツとして親しまれています。発酵させた生地をふんわりと揚げ、仕上げに粉砂糖をまとわせたドーナツです。

 

 

「グルテンフリーとか身体にいいとか、そういうトレンドもありますが、頑張った日のチートデイや自分を甘やかしていい日があっていいんじゃないかなって。それが今のON SUGARのコンセプトになっています」と代表の石井さん。罪悪感より、小さな幸福感を選ぶ日のためのスイーツ。それがON SUGARのドーナツの魅力です。

 

 

常時15種類前後のドーナツが並ぶラインナップは、月1回のペースで新作が登場します。今の季節のイチ押しはほうじ茶フレーバー。今もっとも売れている定番商品の「北海道産生クリームのリッチホイップ」は、お客さんからのアンケートをきっかけに誕生しました。

 

 

定番のカスタードやチョコレート、ラズベリージャムなどの甘い系はもちろん、ベーコンハニーマスタードや季節のグラタンなど、おかず系マラサダも展開。甘い系から惣菜系まで幅広く揃い、気分や時間帯に合わせて楽しめるのも魅力です。

 

 

店内にはオリジナルキャラクターのサトーくんのグッズも。アパレルから雑貨までかわいいアイテムが豊富にラインナップされているので旅のお土産にもぴったり。「お買い物というよりも、遊びに来る感覚で観光で訪れた方にも地元の方にも気軽に立ち寄ってもらえると嬉しいですね」と石井さん。

 

 

お持ち帰り用の箱に入った様子も華やかで、ホテルでの“おこもりスイーツ”や差し入れにもぴったり!

 

 

街歩きの途中で立ち寄り、ホテルでの休憩時間や翌朝のコーヒーのお供にテイクアウトするのもおすすめ。選ぶ時間そのものが楽しい一軒です。

 

【ON SUGAR 薬院本店】
住所:福岡市中央区薬院1-10-17 [map]
アクセス:福岡市地下鉄薬院駅から徒歩6分
営業時間:11:00〜19:00
定休日:なし
Instagram:@onsugar_official

 

 

 

 

焼き芋の概念が変わる、“さつまいも尽くし”のお芋専門店「MITSUIMO TIME」

 

天神から歩いて薬院駅を目指す途中、今泉エリアに現れる焼き芋専門店「MITSUIMO TIME」は、焼き芋を主役にしたさつまいもスイーツ専門店です。
店頭には蜜たっぷりの焼き芋をはじめ、大学芋や塩ポテト、蜜芋プリン、パフェなど多彩なメニューが並び、“さつまいもの可能性”を丸ごと味わえるラインナップが楽しめます。

 

 

種類豊富なお芋スイーツのなかでも人気なのが、品種違いの焼きいもを楽しめる食べ比べパック。常時5〜6種類の焼き芋が入っていて、それぞれの甘さや食感の違いをゆっくり楽しめます。蜜がにじむ焼き芋はしっとりとなめらかで、砂糖を使わずとも驚くほど濃厚な甘さです。自然な味わいだからこそ、罪悪感なく楽しめるのもさつまいもならでは。

 

 

オーナー自らさつまいも作りの名人と呼ばれる農家さんを訪ね、九州各地を中心に約15軒と直接契約。収穫時期をずらした仕入れと熟成管理によって、年間を通して安定した甘さのさつまいもを提供しています。「温度や湿度、糖度の変化を研究を重ね、現在の焼き方にたどり着きました」とオーナーの前野さん。

 

人気No.1の「塩ポテト」は、3時間以上かけて焼いたさつまいもを揚げ焼きにし、糖分が表面でカリッと固まる独特の食感。余計な甘さを加えず素材の甘みだけで満足感を生み出します。外は香ばしく、中はとろり。途中からほんのり塩味が効き始め、気づけば手が止まりません!

 

 

そして手土産部門で人気No.1を誇るのが、4種類のミツイモケンピを食べ比べできるパック。異なる味わいのイモケンピやチップスを少しずつ楽しめる贅沢な内容で、持ち帰ってゆっくり味わう“ご褒美スイーツ”としても最適です。

 

 

最近特に海外からの旅行者にも人気を集めているのが「蜜芋ソフト」。思わず写真を撮りたくなる大胆なビジュアルで、テイクアウトしている人の姿も多く見られる看板メニューです。

 

 

さつまいもの自然な甘さを生かしたソフトクリームには、この一品でしか味わえないロングチップスと黒糖の芋けんぴ、そして「ミツイモハニーチップス」が大胆にトッピング。さらにカップの底には人気メニューの塩ポテトが隠れていて、ひと口ごとに異なる食感と味わいが楽しめます。

 

 

「まず何を食べよう?」と迷ったときには、お店の人気商品がぎゅっと詰まった「蜜芋ソフト」がおすすめ。MITSUIMO TIMEを初めて訪れる方はぜひ味わってみてください。

 

【MITSUIMO TIME 薬院店】
住所:福岡市中央区薬院1-16-13 [map]
アクセス:福岡市地下鉄薬院駅から徒歩6分
営業時間:11:00〜売り切れ次第終了
定休日:不定休
Instagram:@honeypotato_mitsuimotime

 

 

今回紹介した3店はいずれも薬院駅から徒歩圏内。コンパクトなエリアだからこそ、散歩感覚で巡れるのが魅力です。たい焼きを片手に街を歩き、ドーナツを翌朝用に持ち帰り、焼き芋スイーツでひと息つく。そんな“甘いハシゴ”も、この街ならではの楽しみ方です。

 

観光の合間に、仕事帰りのご褒美に。薬院エリアで、その日の気分にぴったりなスイーツを見つけてみてはいかがでしょうか。

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