クラシック生演奏が楽しめる!西鉄電車初の「ミュージックトレイン」9月27日(金)限定運行!

走行中の列車内でクラシック音楽の生演奏が楽しめる「ミュージックトレイン」が9月27日(金)の夜、西鉄天神大牟田線の福岡(天神)駅~花畑駅間で運行されます。公益財団法人九州交響楽団のメンバーと元九州交響楽団のヴィオラ奏者・山下典道氏の演奏が電車の中で楽しめます!さらに同日、福岡(天神)駅では「ときめき広場ミニクラシックコンサート」も開催されます。

「ミュージックトレイン」について

 

今回の「ミュージックトレイン」は、西鉄天神大牟田線の開業100周年を記念するとともに、9月28日(土)・29日(日)の2日間、5年ぶりにリアル開催される音楽イベント「MUSIC CITY TENJIN 2024」のプレイベントとして運行されます。

 

当日は、公益財団法人九州交響楽団(九州交響楽団)のメンバーと、”Yamaちゃん”こと元九州交響楽団ヴィオラ奏者・山下典道氏が4つの号車に分かれ、弦楽四重奏、ヴァイオリンデュオ、ヴィオラソロの演奏が楽しめます。

 

九州唯一のプロオーケストラである九州交響楽団メンバーの演奏を鑑賞できる上、演奏者との距離が近く音響機器も不要なため、楽器の生音を直に聴くことができるんです!

 

ちなみに、西鉄電車でクラシック音楽の生演奏が楽しめる列車の運行は今回が初めてだそうです!

 

さらに当日18:00からは西鉄福岡(天神)駅の2階「ときめき広場」で九大フィルハーモニー・オーケストラによる「ときめき広場ミニクラシックコンサート」も開催され、「ミュージックトレイン」の運行に華を添えます。

 

9月の福岡は「福岡ミュージックマンス」と称して、各地で音楽イベントが毎週開催されており、天神地区においても「MUSIC CITY TENJIN 2024」のほか、公開空地や広場などのオープンスペースを活用した音楽イベント「TENJIN SHOWTIME」(We Love天神協議会主催)、福岡(天神)駅の「巨大階段ピアノ」など、まちのいたるところで音楽が楽しめます。

 

★Fukuoka Music Month 2024のフクリパ記事はこちら!

9月の福岡は「音楽の祭典」だ!「Fukuoka Music Month 2024」がスタート!【福岡市・糸島市】

https://fukuoka-leapup.jp/entertainment/202408.37273

 

「ミュージックトレイン」の概要

■運行日:2024年9月27日(金)※1日限定運行

■運行スケジュール:福岡(天神)駅(20:22発)→ 西鉄久留米駅(21:27着) → 花畑駅(21:29着)

 

※福岡(天神)駅は乗車のみ、西鉄久留米駅・花畑駅は降車のみとなります。

 

■演奏内容

各号車にて、2組が交代して演奏を行います。

※演奏者の交代は西鉄二日市駅~筑紫駅間で行われます。

※Vn…ヴァイオリン、Vla…ヴィオラ、VC…チェロ

 

演奏者プロフィール

弦楽四重奏①

(写真左より)

ファーストヴァイオリン・佐藤 仁美さん(九州交響楽団ヴァイオリン奏者)

福岡教育大学総合課程芸術コース卒業。東京音楽大学研究科修了。第48回全日本学生音楽コンクール福岡大会第1位。西日本新人演奏会に出演し、テレビ西日本賞受賞。2014年よりEnsemble+PLUS 主宰。

これまでに、鶴和美、太期晴子、故岡山潔、景山誠治の各氏に師事。現在、九州交響楽団、九州室内合奏団、アクロス弦楽合奏団ヴァイオリン奏者として活躍中。

 

セカンドヴァイオリン・貞国 みどりさん(九州交響楽団ヴァイオリン奏者)

北九州出身。全日本学生音楽コンクール福岡大会小学生の部 第1位。全日本学生音楽コンクール福岡大会中学生の部 第1位。北九州芸術祭において弦楽部門最優秀賞を最年少で受賞。

くらしき作陽大学「モスクワ音楽院特別演奏コース」に入学。現在、九州交響楽団団員。

 

ヴィオラ・猿渡 友美恵さん(九州交響楽団ヴィオラ奏者)

愛知県立芸術大学にてヴィオラに転向。東京藝術大学大学院修士課程修了。第157回日本演奏連盟新人演奏会にて九州交響楽団と共演。ヴィオラを百武由紀、クロード・ルローン、菅沼準ニ、川崎和憲の各氏に師事。

2006 年より九州交響楽団、九州室内合奏団ヴィオラ奏者。Ensemble+PLUS主宰。

 

チェロ・山本 直樹さん(九州交響楽団チェロ首席奏者)

東京藝術大学大学院修士課程を修了。在学中に安宅賞、アカンサス音楽賞を受賞。全日本学生音楽コンクール、ビバホールチェロコンクール等、多数のコンクールにおいて上位入賞。

これまでにチェロを松波恵子、植木昭雄、山崎伸子、藤森亮一の各氏に師事。2018年1月より、九州交響楽団チェロ首席奏者。

 

 

ヴァイオリンデュオ

(写真左より)

ヴァイオリン・阿部 幸奈さん(九州交響楽団ヴァイオリン奏者)

6歳よりバイオリンを始める。第28回日本クラシック音楽コンクール第5位。PMF2019,2021 アカデミー生。これまでに佐藤郁子、富岡雅美、漆原啓子、堀正文の各氏に師事。桐朋学園大学卒業後、同大学大学院修士課程を修了。 桐朋オーケストラ・アカデミー修了。現在、九州交響楽団セカンドヴァイオリン奏者。

 

ヴァイオリン・有吉 幸乃さん(九州交響楽団ヴァイオリン奏者)

東京都出身。3歳からヴァイオリンを始める。桐朋学園大学音楽学部を卒業後、桐朋オーケストラ・アカデミー研修課程を修了、富士山静岡交響楽団ヴァイオリン奏者を経て、2023 年から九州交響楽団にヴァイオリン奏者として在籍する。

これまでヴァイオリンを深沢薗子、大井真智子、江口有香、豊田耕児、豊田弓乃の各氏に師事する。

 

 

弦楽四重奏②

(写真左より)

ファーストヴァイオリン・山下 大樹さん(九州交響楽団セカンドヴァイオリン首席奏者)

桐朋女子高等学校音楽科卒業後、旧ウィーンコンセルヴァトリウム私立音楽大学にて研鑽を積む。在学中、年間100公演以上ウィーンでのソロや室内楽などの演奏会への出演等、ウィーンを中心にヨーロッパ各地で、演奏活動を展開していた。

Euro Music Academy にて名誉ディプロマ受賞。これまでに扇谷泰朋、佐藤仁美、景山誠治、Nicolas Koeckert、Boris Brovtsyn の各氏に師事。2020年5月より九州交響楽団セカンドヴァイオリン首席奏者に就任。エリザベト音楽大学非常勤講師。

 

セカンドヴァイオリン・飯田 拓斗さん(九州交響楽団ヴァイオリン奏者)

東京藝術大学を卒業。大学在学時より都内のプロオーケストラへ客演しているほかイギリス、ロシア各地のホールでの演奏会に出演。現在は福岡を中心にオーケストラだけでなく室内楽にも積極的に取り組む。

2019年より九州交響楽団ヴァイオリン奏者。九州室内合奏団ヴァイオリン奏者。UNO 弦楽四重奏団ヴァイオリン奏者。

 

ヴィオラ・田邉 元和さん(九州交響楽団ヴィオラ奏者)

愛媛県出身。作陽音楽大学(現くらしき作陽大学)卒業。

1998年くらしき作陽大学弦楽合奏団と共演、1999 年日演連推薦新人演奏会にて九州交響楽団と共演。現在は九州交響楽団ヴィオラ奏者。アクロス弦楽合奏団メンバーとしても活躍中。

 

チェロ・白水 大地さん(九州交響楽団チェロ奏者)

京都市立芸術大学卒業。チェロを井上 忍、上村 昇、北口 大輔、林 俊昭、宮田 大、宮田 浩久の各氏に師事。福岡県高等学校音楽コンクール第1位及びグランプリ。全日本学生音楽コンクール名古屋大会第1位、全国大会にて、聴衆賞である横浜市民賞など多数受賞。平成29 年度(公財)青山音楽財団奨学生。

2022年11月より九州交響楽団チェロ奏者。Musik Piepen Schule講師。

 

 

ヴィオラソロ

ヴィオラ・山下 典道さん(元 九州交響楽団ヴィオラ奏者)

作陽音楽大学(現くらしき作陽大学)卒業。1985年4月に九州交響楽団ヴィオラ奏者として入団。1993年店村眞積氏(東京都交響楽団特任首席奏者)との出会いにより「ヴィオラの音」の魅力に深く感銘を覚え、それ以後、店村氏を師と仰ぎ今日に至る。

2018年9月22日九州交響楽団を退団。現在、アルト・クレフ大濠代表( https://www.altoclef-ohori.com/ )、九州室内合奏団主宰、「Yama ちゃん」の愛称で親しまれ、楽しいトークを交えた演奏活動を、九州各地で数多く開催し、様々な側面から聴衆を楽しい音楽の世界へ誘い、好評を得ている。

 

■定員:160名(40席×4両分)

■使用車両:3000形5両編成(クロスシートタイプ)

※申込時に号車は選べません。西鉄より別途号車が指定されます。なお、号社内での座席は自由席となります。

■料金:大人 1,000円/小児 500円

※福岡(天神)駅→西鉄久留米駅・花畑駅までの運賃(片道)を含む

 

■申込期間:2024年9月17日(火)10:00 ~ 9月24日(火)18:00まで

※先着順、定員到達次第受付終了。

※お一人様2席まで申込可能

 

■申込方法

下記の西鉄旅行の特設サイトよりお申込みください。

URL:https://yoyaku.nishitetsutravel.jp/TourDetail.aspx?tc=DTMI80NNR022&mediacd=A07

 

「ときめき広場ミニクラシックコンサート」の概要

 

■日時:2024年9月27日(金)18:00~20:00頃

上記時間にて、1ステージ20~30分程度の演奏が3ステージ行われます。

 

■会場:福岡(天神)駅 2階北口コンコース(ときめき広場)

 

■出演:九大フィルハーモニー・オーケストラ

1909年に創立された日本で最も長い伝統と歴史を有する学生オーケストラの1つで、九州大学を主体とした福岡の様々な大学の学生約100名が集まって活動している。

1924年に九大フィルが日本人として初めてベートーヴェン交響曲第9番(第九)を演奏してから今年で100年となる。

 

 

「MUSIC CITY TENJIN 2024」の概要 

 

今回が20回目、そして5年ぶりのリアル開催!

福岡市役所西側ふれあい広場のメインステージをはじめ、天神エリアの至る所に特設ステージが設置され、数多くのアーティストが出演。福岡・天神全体が音楽で溢れる空間になる一大イベントです。

 

■日時:2024年9月28日(土)、29(日)12:00~20:00予定 

■会場:福岡市役所西側ふれあい広場(福岡市中央区天神1-8-1)、他天神各所の特設会場

■主催:ミュージックシティ天神運営委員会

■公式サイト:https://www.musiccitytenjin.com/

 

 

なお、西鉄では、今回の「ミュージックトレイン」の運行や「ときめき広場ミニクラシックコンサート」の開催を通じて、今後も地域の皆さまに末永く愛される西鉄電車を目指すとともに、「音楽のまち・天神」の認知度向上、まちのにぎわい創出に努めていくとのことでした!

 

参考サイト

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000649.000017692.html

 

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ライター
久原茂保
2001年より福岡発のカフェ情報サイト「CAFE@TRIBE(カフェ・トライブ)」を開設。以来、20年以上に渡り福岡県を中心に数多くのカフェを訪れ、日々取材活動に励んでいる。近年はカフェアドバイザー業やカフェのリブランディング、カフェプロモーションなどカフェ業界の知見とネットワークを活かしたオンリーワンな事業を展開中。グラフィックデザインやWEBデザイン、広告コンサルも。

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