完全キャッシュレスバス実証運行について
博多駅~福岡空港国際線
「完全キャッシュレスバス」とは、運賃の支払いを現金ではなく「キャッシュレス決済に限定したバス」のことを指します。
対象路線は、福岡市都心部を循環する「BRT(連結バス)路線」と、福岡空港国際線ターミナルとJR博多駅を結ぶ路線の2路線で行われます。
Fukuoka BRT(連節バス)
この完全キャッシュレス化の取り組みは、前回行われたタッチ決済の取り組みからの進化といえます。
2023年7月10日(月)~2024年3月31日(日)に同じ博多駅~福岡空港国際線において、クレジットカードによるタッチ決済の実証実験が行われています。通常の現金支払いと交通系ICカードに加えて、クレジットカードによるタッチ決済が加わったものでした。
今回の実証運行を通じて、バス降車時の両替をはじめとした現金取扱に伴うバス停車時間の削減による定時性確保のほか、キャッシュレス決済比率の向上などが期待できます。
西日本鉄道株式会社では、完全キャッシュレスバスの需要状況を見極めるとともに、「持続可能な公共交通の実現」を目指していくそうですよ。
完全キャッシュレスバス実証運行の概要
■運行期間:2024年12月3日(火)〜2025年2月28日(金)(予定)
■対象路線:
①博多駅 ~ 福岡空港国際線
区間:博多バスターミナル ⇔ 福岡空港国際線ターミナル
<便数>平日:74便、土曜:74便、日・祝:74便
②Fukuoka BRT(連節バス)
区間:天神・博多駅・ウォーターフロント地区
<便数>平日:83便、土曜:83便、日・祝:83便
■決済手段:交通系ICカード、クレジットカードタッチ決済、各種乗車券(SUNQパスなど)
西鉄バスと言えばやっぱりこの方!バス路線探検家・沖浜貴彦さんからコメントをいただきました!
沖浜貴彦さん
しかしキャッシュレス決済であれば事前準備が不必要で、ストレスなく支払うことができます。降りる段になってから、運賃表と整理券を見て現金を準備したり、両替をはじめたりすることでバスが遅れるシーンを見るので、スムーズな決済が順調な運行の助けになることを期待します。
完全キャッシュレスということは、車内でのICカードチャージもできないのですかね?「現金だけしか持ってない!!」というような乗客がどの程度の割合で現れるのか、そういう場面ではどう対処するのか、問題点を詳らかにするのが実証実験なので、経過を楽しみに見守りたいです。
広がる西鉄バスのサービス
今回の完全キャッシュレスバス実証運行をはじめ、様々なサービスを広げている西鉄バス。
今年の4月からは長期休暇期間限定で実施されていた小学生を対象とした「こども50円バス」が全ての土日祝に拡大されました。
★過去のフクリパ記事はこちら
西鉄バスグループで好評の「こども50円バス」が2024年4月13日(土)より全ての土日祝に拡大されます!
https://fukuoka-leapup.jp/city/202403.26503
キャッシュレス決済の導入が様々なシーンで進む中、今回の完全キャッシュレスバスの運行が実現すると、西鉄バスの利便性がさらに高まりそうですね!
参考サイト
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000646.000017692.html
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