福岡市博多区堅粕校区をデータで読む

福岡市の魅力をデータでひも解く「福岡エリアファイル」

九州の陸の玄関口、博多駅を擁する福岡市博多区「堅粕校区」をデータで読む

福岡市は人口増加傾向にある街です。引っ越しで住まいの場所を探している方も多いはず。あなたの住みたい街、住んでいる街はどんなところなのか、データをもとに福岡市の街の魅力や特徴を掘っていきます。

福岡市は人口増加傾向にある街です。引っ越しで住まいの場所を探している方も多いはず。あなたの住みたい街、住んでいる街はどんなところなのか、データをもとに福岡市の街の魅力や特徴を掘っていきます。

 

今回ご紹介する堅粕校区は、JR博多駅の北東部を中心とした御笠川周辺のエリアです。

 

データをもとに編集部が住んでいる人の声などを集約してみたところ、交通の利便性が圧倒的に良い割に、リーズナブルな家賃&分譲相場あることがわかりました。

 

町名でいくと、堅粕1丁目~3丁目、4丁目の一部、比恵町全域、博多駅東1丁目~3丁目、博多駅中央街全域、博多駅前1丁目の一部、2丁目、がアドレスです。

 

 

それではさっそく掘っていきましょう!

 

 

  

交通、商業施設、公共施設。なんでも揃っている「堅粕校区」

校区の概要

堅粕校区は、九州の陸の玄関口であるJR博多駅を中心に発展した校区です。

JR博多駅・福岡市営地下鉄博多駅や博多バスターミナルの周辺には、交通の利便性がとても高いため、様々な企業や商業施設が立地しています。

また、国の福岡合同庁舎や県の総合庁舎、博多区役所、博多警察署等の公共施設も多く立地しています。校区内では単身向け住宅が増加し、単身世帯が多く、20歳代人口が多くなっています。

 

九州一の乗降客数を誇る博多駅周辺は、「JR博多シティ」や「JRJP博多ビル」「KITTE博多」などが開業し、さらに駅周辺のビルの再開発計画が進行中で、ビル街の密度がさらに増すことが予想されます。また、福岡市営地下鉄3号線の博多駅までの延伸工事も進行中で、より一層賑わいを増していくことになります。

 

 

堅粕校区の位置

 

 

 

人口・世帯数

人口・世帯数:人口微減、世帯数微増エリア

この20年で人口は130%に増加、世帯数は160%に増加しています

 

 

博多区平均と比較すると、堅粕校区の人口、世帯数の増加率は同水準であると言えます。

 

 

人口構成:現役世代が圧倒的に多い人口構成

人口構成は、15歳以上64歳未満が福岡市、博多区の平均よりかなり多いようです

 

 

 

 

堅粕校区の交通アクセス

地下鉄で天神南駅まで3分という好立地

堅粕校区は福岡市地下鉄博多駅が最寄りですので、博多駅はJRももちろん徒歩圏内。

そして天神エリアへは、福岡市地下鉄七隈線の延伸で、天神南駅まで3分と圧倒的に便利になりました。

 

>>日本で交通アクセスが良いのは、どの都市? ~地下鉄七隈線の博多駅乗り入れでさらに便利になる福岡市の交通を考える~

 

また、博多バスターミナルもあるので、高速バスで九州一円はもちろん、西日本エリアまでも便利に移動できます。おでかけ手段は迷うほどありますね。

 

 

 

圧倒的に集合住宅の賃貸が多い、堅粕校区の住宅事情

持ち家比率は福岡市、博多区の平均よりもかなり低め。

九州最大のJRの駅がありますし、商業施設やオフィスビルも多く地価も高いため、賃貸が圧倒的に多いのは納得です。

 

 

建て方では、共同住宅が圧倒的に多いです。賃貸かつ集合住宅の世帯が大半のエリアと言えます。

 

 

利便性は九州一と言っても過言ではない校区。この立地に住む生活コスト、非常に気になります。

 

 

 

周辺の一人暮らし向け/ファミリー向け賃貸や分譲の家賃相場はどのくらい?

周辺の賃貸マンション家賃相場:一人暮らし向け賃貸マンションの家賃相場は7.73万円

一人暮らし向けの専有面積25㎡、築年10年、15階建ての賃貸マンションの5階の相場です。

周辺の物件数10件の平均情報 *賃料は管理費・共益費を込みで表示しています。
賃料* 7.73 万円
単価* 0.26 万円/㎡( 0.86 万円/坪)

【賃料帯】*
最低賃料 5.90 万円 ~ 最高賃料 8.70 万円
最低単価 0.23 万円/㎡( 0.77 万円/坪) ~ 最高単価 0.30 万円/㎡( 1.00 万円/坪)

フクリパ調べ

 

堅粕小学校中心に、半径1km内に上記条件の物件10件の平均値です。

平均賃料は7.73万円。福岡市博多区の同条件の家賃平均が5.39万円ですのでかなり高めですが、立地から考えると、むしろ10万円以下の物件があることに編集部内では驚きの声が出ました。

 

周辺の分譲マンション相場:一人暮らし向け分譲マンションの相場は1,329万円

専有面積25㎡、築年10年、15階建ての5階の売マンションの相場です。

周辺の物件数10件の平均情報
価格 1,329 万円
単価 53.9 万円/㎡( 178.3 万円/坪)

【価格帯】
最低価格 840 万円 ~ 最高価格 1,750 万円
最低単価 39.92 万円/㎡( 131.98 万円/坪) ~ 最高単価 61.64 万円/㎡( 203.77 万円/坪)

フクリパ調べ

 

1,000万円の前半台が結構あるのは印象的。さらには3ケタ台の物件も現存するのは予想外でした。20代の人口が増加傾向にあるので、今から資産価値が上がっていくのではないかと予想されます。

 

周辺の賃貸マンション家賃相場:ファミリー向け賃貸マンションの家賃相場は21.48万円

専有面積90㎡、築年10年、15階建ての5階の賃貸マンションの相場です。

周辺の物件数10件の平均情報 *賃料は管理費・共益費を込みで表示しています。
賃料* 21.48 万円
単価* 0.27 万円/㎡( 0.91 万円/坪)

【賃料帯】*
最低賃料 14.80 万円 ~ 最高賃料 43.00 万円
最低単価 0.21 万円/㎡( 0.68 万円/坪) ~ 最高単価 0.44 万円/㎡( 1.45 万円/坪)

フクリパ調べ

 

単身物件とは打って変わり、これまでのエリアファイルのなかでも群を抜いた賃料に。通勤に大変便利なので、ファミリー層の競争率は高いのかもしれません。

 

周辺の分譲マンション相場:ファミリー向け分譲マンションの相場は4,220万円

専有面積90㎡、築年10年、15階建ての5階の売マンションの相場です。

周辺の物件数10件の平均情報
価格 4,220万円
単価 45.8 万円/㎡( 151.4 万円/坪)

【価格帯】
最低価格 2,480.00 万円 ~ 最高価格 6,350.00 万円
最低単価 26.03 万円/㎡( 86.04 万円/坪) ~ 最高単価 81.25 万円/㎡( 268.60 万円/坪)

フクリパ調べ

 

2,000万円台から6,000万円台まで、バリエーションが豊富にありました。さすがは圧倒的に集合住宅の多いエリア。

博多駅まで徒歩圏内という立地の良さは資産価値としてもとても高いので、このエリアで物件を見つけたら即決してもいいのかもしれません。

 

分譲マンションの福岡市平均との比較

堅粕校区は単身者向け物件は立地からすると現在はリーズナブルな傾向にある一方で、ファミリー向けの物件はグラデーションがあると言えます

コスパの良い物件を購入してリノベーションするもよし、資産価値を考えてよりハイグレードな物件を持つもよし、と、ライフスタイルを選べるエリアです。

 

 出典:アットホーム

 

 

 

生活情報

グルメ・カフェ・ショッピング

堅粕校区は商業施設や専門店の多いエリアですので、全国的にも知名度のある店舗や施設でのお買い物、食事がしやすいのは言うまでもありません。

一方で、古くから続く老舗が点在するのも特徴のひとつ。お休みの日に、喫茶店やうどん屋さん、カレー屋さんなど、お気に入りの店舗を探して散策するのもまた楽しいのではないでしょうか。

 

スーパー・コンビニ

堅粕小学校から半径1km内にスーパーが2つ(にしてつストアレガネットキュート博多バスターミナル店/にしてつストアレガネットキュートテラソ店)、コンビ二が2つ(ファミリーマート博多駅東一丁目店/セブンイレブン博多駅東店)あります。

 

公園

堅粕校区には、公園が11軒あります。御笠川が近くを通っているので、水や緑を感じる暮らしができそうです。

 

 

史跡・文化財

福岡県立福岡高等学校校舎(県指定有形文化財・建造物)

昭和4年、旧制福岡中学校の校舎として完成し、県内で唯一現存する旧制中学の本校舎です。

鉄筋コンクリート造、建築面積2,230㎡、地上三階一部地下一階建で、建築当時の機能や構造がほぼ受け継がれ、現在も教室などとして使われています。

 

* * *

 

圧倒的な賃貸&集合住宅率を誇る堅粕校区。20代の人口の増加傾向が、このエリアのますますの成長に寄与するのではないかと思います。

 

※本記事内でご紹介する数字は公開時のものです。(福岡市の校区データ集は令和2年3月のものです)

 

参考:福岡市の校区データ集

https://www.city.fukuoka.lg.jp/shimin/community/life/blog_2.html

 

 

不動産投資の魅力

資産形成の新たな選択肢に加えたい、20代から始める不動産投資の魅力とは。

Sponsored

ブランドマンション投資

不動産投資をするなら「福岡のブランドマンション」が狙い目といわれる理由

Sponsored

★福岡の観光・グルメ・ビジネスなど、最新記事の更新情報はこちらから

記事更新情報は、下記のフクリパ公式アカウントからも配信しています。
ぜひご登録ください。

「X(旧Twitter)」で受け取りたい方はコチラ

「LINE」で受け取りたい方はコチラ

LINE登録用

 

「メール」で受け取りたい方はコチラ

天神ビッグバン マップ

 

 

【PR】2040年まで人口増が予測される成長都市「福岡」!投資するならマンションがおすすめ。

次々と新たな商業施設、オフィスビルがオープンしている昨今。
福岡都心部の再開発プロジェクトである天神ビッグバン、博多コネクティッドによる変化も大きく、開発が終了して完成する物件も増えてきて、福岡市内中心部の景色は変わり始めています。

 

さらに、人口増加率では東京23区を超え、2040年までの人口増が予測され、日本全体が人口減少となる中でも引き続き成長を続ける都市「福岡」。

その福岡における最新の投資用マンション情報や将来への対策として必要な投資の中でも特にサラリーマンの方におすすめの「不動産投資」が学べるマンガなどの特典を無料プレゼントしています。

 

資料請求バナー

 

資料送付はえんホールディングスグループの一員である株式会社えんより行われます。
えんホールディングスグループはWEBメディア「フクリパ」の運営母体です。

 

▼以下に入力して「不動産投資」が学べるマンガと福岡における最新の投資用マンション情報をもらおう▼

関連タグ:
#校区でみる福岡
#都市開発
この記事をシェア
LINE
福岡を今よりもっと良い街に!
フクリパ編集部
フクリパ・デスク(中の人)です。飛躍する街・福岡の 過去を知り、現在を理解し、未来を想像する、様々な情報をいち早くお届けします。「こんな記事が読みたい!」というリクエストは、各種SNSのメッセージにて承ります!

フクリパデザイン1

フクリパデザイン2

フクリパデザイン3

フクリパデザイン4

TOP