地域の魅力が集った1階の物産展

「OHASHI HILL」は2025年4月、大橋駅東口側に誕生した地上6階建ての複合商業施設です。「みんなの居場所」をコンセプトに、飲食店やクリニック、レンタルスペースなど、多彩な店舗や施設が集まっています。
イベント当日、到着してまず来場者の目を引いたのが、1階で展開されていた物産展・観光PRブースです。


西鉄沿線の自治体を中心に、総勢17団体のブースが勢揃い
ブースのスタッフが来場者へ積極的に声をかける姿も見られ、会場は終始にぎやかな雰囲気に。来場者は普段なかなか出会えない地域の特産品やグルメに興味を持って、会話を楽しみながら商品を手に取っていました。
6階・屋上広場の多彩なプログラムとワクワク体験

6階の屋上広場では、1日を通して18ものステージプログラムが実施されました。ダンスや和太鼓演奏、書道パフォーマンスなどジャンルも幅広く、訪れる人を飽きさせない内容です。
出演者は近隣エリアのスクールや団体が中心で、SNSでの募集には40〜50件もの応募があったそうです。「せっかくなら多くの人に披露してほしい」という主催者側の想いから、可能な限りプログラムを詰め込んだ結果、この充実した構成になりました。


大橋エリアのダンススクール「BRIDGE」によるK-POPダンスステージでは、未就学児から中高生までの子どもたちがキレのあるダンスを披露
芝生エリアではお子さんが参加できるワークショップが充実し、多くの親子連れでにぎわっていました。

「南区薬剤師会」による「こども薬剤師体験」では、子どもたちが白衣を着てお薬に見立てたお菓子を折り紙の袋に詰めていました

「ABURAYAMA FUKUOKA」のブースでは、福岡市の油山で採れた木材を使ったカトラリーづくり体験を実施。親子で協力しながらカンナ削りに挑戦
西川館長インタビュー・地域とともに広がる場所へ
ここで、イベント主催者である「OHASHI HILL」の館長・西川辰之介さんに、この1年の振り返りと今回のイベントについてお話を伺いました。
開業後の1年を振り返って、「駅前での過ごし方が少し変わってきた」と感じていると言います。
「これまでは通過する場所という印象が強かった大橋駅東口周辺ですが、最近ではOHASHI HILLのベンチで一息ついたり、お子さま連れでゆったり過ごされたりする姿を目にする機会が増えてきました。施設を目的に訪れるだけでなく、ふらっと立ち寄るという流れも少しずつ生まれているように感じています。テナントが増えたことによって利用の幅が広がり、施設内での回遊も生まれています」。

今回の周年イベントは、この1年でつながってきた地域の方々と一緒に準備をして当日を迎えられたことが大きなポイントだと話します。
「南区に拠点のある企業や行政、学校など、60を超える団体にご参加いただき、単なるイベントではなく、この場所で生まれたつながりが形になったと感じています。特に物産展については、地域同士のつながりを広げたいという個人的な想いがあり、力を入れました」。
電話での交渉や、場合によっては直接足を運んで説明するなど、西川さんをはじめ、運営スタッフによる地道なコミュニケーションの積み重ねが、今回の規模拡大につながったようです。
イベント当日は、開始前から入場を待つお客さまが列をなすなど、来場者数は当初の想定を大きく上回る結果に。西川さんも成功の手応えを感じていらっしゃいました。

前が見えないほどの来場者にあふれていた6階の屋上広場

「自分の故郷ともつながりたい」という思いで、西川さん自らが直接声をかけた大分県佐伯市からの特産品の販売ブースも登場
また、昨年の7月に行われたオープニングフェスタは6階のみでの実施でしたが、今回は1階・2階・6階と、施設全体を活用して開催されました。これには、より広いエリアを使うことで、「OHASHI HILL」の多様な使い方を体験してもらいたいという西川さんの思いがあったといいます。
「レンタルスペースはこんな使い方ができる、ステージはこう活用できる」、といった、OHASHI HILLの新しい使い方の発見につながる機会となり、来場者にとっても印象的な一日になったようです。

2階のデッキ広場では、サックスアンサンブルなどの音楽演奏パフォーマンスや、人気キャラクターが大集合!音楽と笑顔にあふれる空間となっていました。
新しい日常やつながりが生まれる場所へ
今後については、子ども食堂や出前講座、大学・企業・行政と連携した取り組みを行いながら、地域とより深く関わる活動を進めていきたいと意気込む西川さん。調剤薬局やクリニックの開業も控えており、食事や買い物だけでなく、日常生活に必要な用事を一か所で済ませられる環境も整ってきています。
「これからもさまざまな人や時間が交わる場所として、地域の皆さまとともに、この丘を育てていきたいと思っています」と、これからの展望を語ってくれました。
今回の1周年イベントを通して感じたのは、「OHASHI HILL」が単なる商業施設ではなく、「地域の人が集い、関わりながら育っていく場所」であるということです。子どもからシニアまで幅広い世代が訪れ、それぞれの楽しみ方で時間を過ごしている姿が、その価値を物語っていました。多様な使い方ができる場所として、この街に少しずつ馴染んできた「OHASHI HILL」。これからもこの場所を起点に、新しい日常やつながりが広がっていく。そんな未来を感じさせる1日となりました。

『OHASHI HILL』施設概要
名称:OHASHI HILL
住所:福岡市南区大橋1丁目3番3号
アクセス:西鉄天神大牟田線「大橋駅」東口 徒歩1分
屋上広場開放時間:8:00〜23:00
※今後、変更となる可能性がございます
※駐車場24時間利用可
公式Instagram:@ohashi_hill
公式LINE:https://line.me/R/ti/p/@ohashi_hill?from=page&accountId=ohashi_hill
これまでに紹介したOHASHI HILL関連記事
大橋駅前に複合商業施設『OHASHI HILL』ついに開業!コンセプトは「居場所感」。施設に込められた思いとは?
ドンキにカフェもオープン!OHASHI HILLの「今」をレポート!
『OHASHI HILL』初となる主催イベント「おおはしヒル オープニングフェスタ〜はじまりの丘〜」参加レポート









