福岡県大牟田市の世界文化遺産「三池港」から見える絶景「光の航路」。普段立ち入れない撮影スポットが特別開放!【11月15日〜25日までの期間限定!】

毎年1月と11月、夕陽が三池港の航路先端から閘門を抜けて一直線となる現象「光の航路」。より美しい写真を撮ることができる撮影ポイントである内港からの撮影を望む声に応え、今年も普段は立ち入れない「三池港1番岸壁」を撮影ポイントとして期間限定で開放されます。

世界文化遺産の「三池港」とは?

「三池港」とは、1908(明治41)年に開港し、三池炭鉱躍進の一翼を担った日本で唯一の閘門(こうもん)式ドックを持つ港です。

大牟田川河川口は有明海の干満の差により、大型船の来航が難しい場所でした。
そのため、三池港築港以前は、三池炭鉱で採掘した石炭を大牟田川河口から小型船で口之津港(長崎県南島原市)や三角西港(熊本県宇城市)まで移送し、そこで大型船に積み替え海外に輸出していました。

この課題を解決するために構築された三池港により、三池港から直接海外へ石炭の輸出が可能となり、三池港の築港は三池炭鉱躍進の一翼を担いました。
遠浅で干満の差が大きい(最大6m)有明海で、渠内(ドック)の水位を一定に保つための閘門は現在も稼働しています。

三池港は、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産として2015年7月に登録されました。

参考:大牟田市ホームページ
https://www.city.omuta.lg.jp/hpKiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=5805&class_set_id=7&class_id=640

110年続く絶景、「光の航路」とは?

毎年1月と11月に、夕陽が三池港の航路先端から閘門を抜けて一直線となる110年前から続く現象のこと。
より美しい写真を撮ることができる撮影ポイントである内港からの撮影を望む声に応え、毎年「三池港1番岸壁」を撮影ポイントとして期間限定で開放されます。

11月19日(土)は無料シャトルバスも運行!

2022年の開放日は11月19日(土)のみです。
当日は、大牟田駅西口から三池港展望所まで臨時無料シャトルバスが運行されます。

11月19日臨時シャトルバス運行について

(ゆき)大牟田駅西口 ⇒ 三池港展望所
15:50 ⇒ 16:00
16:05 ⇒ 16:15
16:20 ⇒ 16:30
16:35 ⇒ 16:45

(かえり)三池港展望所 ⇒ 大牟田駅西口
17:20 ⇒ 17:32
17:30 ⇒ 17:42
17:45 ⇒ 17:57
17:55 ⇒ 18:07

岸壁開放の概要

開催期間/2022年11月15日(火)~25日(金)
時間/16:15~17:30(日の入りの時刻は17:15頃です。余裕をもってお越しください。)
開催場所/三池港1番岸壁
駐車場/三池港展望所(大牟田市新港町1)
注意事項/新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスク着用、手指消毒、ならびに他の見学者と一定の距離を保ち、見学、撮影をお願いします。
車輌等は、必ず三池港展望所に駐車してください。
なお、駐車台数に限りがございます。
なるべく乗り合わせにてお越しいただくか、レンタサイクルやタクシー等をご利用ください。
安全対策のため、入場制限をすることがあります。
期間中の日没時刻は17:13~17頃です。

問い合わせ先

大牟田市産業経済部観光おもてなし課
TEL:0944-41-2750

様々な気象条件が重なった時にだけ現れる奇跡的な光景を、ぜひ見に行ってみてくださいね!

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