福岡イチのプランナーが、あなたのお悩みをズバッと解決! #027

「日本ヤバい」と言うけれど。

福岡でいちばん企画書を書いてきたプランナー・中村修治さんが読者のお悩みにオモシロオカシク答えてくれます。「あー、あるある」「そっか、もうそんな感じでいっか」などなど、生きにくい日々をライトに潜り抜けるためのヒントになったりならなかったり!?ぜひ肩の力を抜いてお楽しみください!

相談者>>>>>>>>

先日のフクリパの記事でも「日本ヤバい」っていうのがありましたが、私も日本はヤバイと感じています。


▶日本はヤバい?人口減・2025年問題・円安…3つの課題を前に個人ができること

ただ、じゃあヤバくなかった時代ってあったのかなとも思うんです。
コロナ前が天国だったわけでもないですし、バブル後に生まれたのでバブルも知りません。

このまま破滅に向かうのに頑張る意味ってあるんだろうか?でもそう言いながら簡単には死ねないからみんな踏ん張ってるのかなと思うと、何のために生まれてきたんだろう?と虚しくなるときがあります。
考えすぎでしょうか?

<<<<<<<<ワタシの回答

まだまだ、考え過ぎましょう!!

60年も生きてみるとね、いろいろと気づくことがあるのよ。その大きなひとつが、100年なんて、そんなに長いものじゃないなぁということです。21世紀になって22年。いま常識とされるすべてことは、50年そこそこの間に、すべて生まれたことなのよ
 
専業主婦が一般的だったのは、ほんの数十年前。
みんながクルマを持つようになって1世代。
自由恋愛も、ここ1~2世代。
ブラジャーをつけるようになって1.5世代。
毎日、髪を洗うようになったのは、ついこの間です。
 
たったの1世代。実は、1世代にも満たないモノや慣習に、我々は毎日縛られているという事実にビックリする。あと1世代で・・・クルマの運転は、きっと大きく変わる。葬式や結婚式のスタイルも、様変わりする。添い遂げるなんてコトバもそのうちに死語になるはずです。きっと親の経験なんて、次の世代には、何の役にも立たないじゃないかと思っています。
 

こんなに安心して暮らせるようになったのも、1世代。
地球って、実は、ずっとヤバいんですよ
ナニも今更なハナシじゃありません。
 
ご先祖様たちは、ずっとヤバかったのですよ。
その中で、何で生まれて来たのかなぁ!?と考え続けて・・・
この社会を残してくれたのです。
 
大きな岩に46億年の間、光を当てて回転させ続けたら、人間とか、原子力爆弾とか、インターネットとかできちゃって、、、宗教で救われるとか、戦争は儲かるとか、民主主義への冒涜とか、みんなが好きなこと言い出しているのに、、、

我が家の朝は、
随分と悠長で、
46億年分のたったの1日でしかないことに、
改めてゾッとしています。
 
まだまだ、考え過ぎてください。
それが、ワタシたちの役目です。


地球の何処かは
まだ、
バブってますよ!?

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https://fukuoka-leapup.jp/serial/202208.780


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プランナー
中村修治
1986年に立命館大学を卒業。1989年にバブルの泡に乗って来福。1994年に㈲ペーパーカンパニーを設立し独立。福岡に企画会社など存在もしなかったころから30年も最前線で生きているプランナー。企画書を書いた量とプレゼン回数は、九州No.1だと言われている。JR博多シティのネーミングやテレQのCIなどが代表的なお仕事。コラムニストとしても多誌で執筆。

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