福岡イチのプランナーが、あなたのお悩みをズバッと解決! #015

子どもにスマホを持たせる/持たせない問題に終止符を!

福岡でいちばん企画書を書いてきたプランナー・中村修治さんが読者のお悩みにオモシロオカシク答えてくれます。「あー、あるある」「そっか、もうそんな感じでいっか」などなど、生きにくい日々をライトに潜り抜けるためのヒントになったりならなかったり!?ぜひ肩の力を抜いてお楽しみください!

相談者>>>>>>>>

子どもにスマホを持たせる/持たせないで嫁と衝突します。
私は持たせていいやんと思ってるのですが、この話になるとそれ以上議論が深まらず…どうしたらいいでしょうか…

<<<<<<<<ワタシの回答

とっくに自分の知らない時代は始まっているのです。
 
「真実」や「想い」より「事実」の方が、先に動き出すのですよ。個人の“こうあるべき”は、いつも先に動き出した事実に歪められていきます

ワタシが新社会人になったのは1986年。その時に、スマホを持つなどとは考えもしませんでした。ケータイ電話すらない時代に、この情報社会は想像できませんでした。

それがどうでしょ!?還暦になってスマホを抱えて毎晩寝落ちしていますよ。怪しい不動産会社の社長さんたちが肩がけパックのような重いケータイ電話を持ち始めた頃には、心の底からバカにしてたワタシがですよ。

いまから思うとアホみたいな抵抗です。スマホを子どもに持たせるか!?持たせないか!?という議論も、その内に、きっとなくなります。みんながテクノロジーの進化に飲み込まれて、個人の“こうあるべき”は、いつのまにか霧と消えます。

いつも、とっくに自分の知らない時代は始まっているのですよ。
“べき論”やルール”は、いつのまにか“事実”が書き換えていくのですよ。

だからね、なるようになるのです。
奥さんの“持たせない論”は、そのうちに書き換えられます。
少々のタイムラグあるだけです。
だから、こんなもの静観しておけばいいのですよ。
絶対に変わるであろう“事実”があるのに、仲違いするだけ無駄です。


世界が
脳をつくったのだよ!?
わかってる!?

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プランナー
中村修治
1986年に立命館大学を卒業。1989年にバブルの泡に乗って来福。1994年に㈲ペーパーカンパニーを設立し独立。福岡に企画会社など存在もしなかったころから30年も最前線で生きているプランナー。企画書を書いた量とプレゼン回数は、九州No.1だと言われている。JR博多シティのネーミングやテレQのCIなどが代表的なお仕事。コラムニストとしても多誌で執筆。

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