1バス停単位で福岡を切り取る「バス停から愛」

バス停のすぐそばに愛がある「能古渡船場(のことせんば)」

バス大国福岡でバスに乗ることは、「移動の一手段」であることにとどまらず、住む人にとって究極のマイクロツーリズムであり、日常旅でありローカル旅。知らない駅で降りるとワクワクするのと同じように、一見なんてことないバス停とそのまわりも、視点を変えれば観光資源。そんな思いから、バス路線探検家 沖浜貴彦が1バス停単位で福岡を切り取る新企画「バス停から愛」。新たに始まった企画の第1弾は、「能古渡船場」から出発です。

福岡市西区の埋め立て地に、市営渡船が発着する「能古渡船場」があります。ここからは能古島と小呂島へ船が出ていて、能古島までの所要時間は10分ほど。気軽に船旅へ出かけられる場所です。能古島は、アイランドパークの菜の花やコスモスが有名ですね。
 

渡船場付近は「愛宕浜地区」と呼ばれているので、後ろにある西鉄バスの営業所は「愛宕浜営業所」です。バス停の名前には"愛"が含まれていませんが、バス停のすぐそばに"愛"があります。愛宕浜営業所は、都市高速を経由して天神や博多駅へ向かう「シーサイド線」や、姪浜駅と都心部を繋ぐ「昭代線」「昭代天神線」などの運行を担当しています。

愛宕浜営業所のバスを見分ける簡単な方法が、バス車両の前や後ろに書かれている「○愛」のマークです。西鉄バスには福岡都市圏に10以上の営業所があり、営業所ごとに一文字または二文字の略称が決まっています。そして西鉄バスのすべての車両には、どこかに必ず所属営業所が記載されています。つまり、愛宕浜営業所に所属するバスすべてに「愛」があるのです(初回から苦しい?)。


というような感じで、福岡都市圏のバス停や路線などの中から、ちょっと気になることを愛をこめて紹介していきます。「バス停から、愛。」よろしくお願いします。

>>新連載「バス停から愛」とライター沖浜さんの紹介記事はこちら
>>合わせて読みたい「移動手段は電車よりもバス!福岡の交通あるある3選」

【基本情報】
・バス停名:能古渡船場(のことせんば)
・住所:〒819-0013 福岡県福岡市西区愛宕浜3丁目1 map
・天神からの行き方例:
 「天神北(3:フタタ前) (那の津方面)」から302番に乗車、約26分、380円
・博多からの行き方例:
 「博多駅前A (渡辺通一丁目・天神方面)」から301番に乗車、約45分、440円

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バス路線探検家
沖浜貴彦
1972年生まれ・福岡在住。路線図に描かれた終点を想い、途中の狭い区間を苦心して走るバスに愛を注ぐ変態。ブログ「ほぼ西鉄バスの旅」を2008年に開設、日々愛を持ってバスを追いかけ続ける。毎月第二金曜・第四土曜日はバス趣味の現況を共有するサロン「バス路線探検家の会」を運営。

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